午前3:00すぎ、鋭い揺れを感じて目を覚ましました。揺れはすぐに収まりましたが、部屋の電気とテレビが点きません。アパート階段の電灯は点いていたので、住居系統ブレーカが落ちたのだと思い、また眠りにつきました。
しかし、翌朝スマホで確認すると、北海道でM6.2の地震があったことを知ったのです。(階段の電灯は電池で灯っていたようです。)
北見は震度3だったんですが、札幌のかみさんに連絡したところ、自宅は震度5弱で、棚の上の物が落ちたくらい揺れ、電気は止まったまま、学校は休校とのこと。私の住居も含め勤務先の全ての電源が止まり、業務不可なのと、町中の信号が止まっているため、交通上危険と判断がなされ、自宅待機になりました。
夕陽ヶ丘通りはこのとおり停電のため信号がダウンしています。
これはえらいこっちゃ。。
会社、かみさんとの安否連絡や、情報収集手段として、スマホが生命線だと思い、車のシガーソケットにUSBアダプタをつなぎ、充電して待機。
この時は、100均で買っておいたアダプタが、非常に役立ちました。これを境にお店では品切れ状態になりましたからね。
この時水道はまだ大丈夫でしたが、停電が続くと浄水場も機能しなくなるとのことで、バスタブに水を張り、ペットボトルにありったけ飲料水を確保。
停電のまま、その日の夜を迎えました。ガスは使えたので、レトルトごはんとみそ汁にありつくことができました。おかずは納豆とソーセージ。初めて暗闇で食べる晩飯の、まあ寂しいこと。
翌日、会社の電気が復旧したと連絡があり、出社しました。お昼ごはんは、社内に備蓄していた非常食をいただきます。メニューは熱湯があれば食べれるおこわ2種類、
ビスケット、
フリーズドライのミックスベジタブルスープ。うまいとは言えませんが、空腹は満たせるのです。
街にも明かりが戻ってきています。
しかし、地域によっては復旧に差があります。
この夕陽ヶ丘通りの一部は大丈夫ですが、
途中から真っ暗に。
まだ9月で、気温が暖かいから良かった。これが冬だと、とんでもないことになっただろうな。かみさんのスマホ電池も切れかかっているらしく、買っておいたUSBケーブルで、車での充電を教えたが、うまくいかないそう。しかし、私のアパートよりも先に復旧したので、危機は脱出できたようです。
私のアパートも3日後に復旧。各地では食料や物資の確保、物流等、相当混乱が起きています。かみさんとこは牛乳が手に入らなくて参ってるとのこと。
札幌の清田区に住んでいる後輩は、FBでまだ復旧しないとぼやいている。停電はもうじき全面復旧になると思うけど、地震被害の出た地域は、相当な苦労を強いられることになりますし、混乱は当分続くと思います。
(記事:2018年9月 Update:2020年4月)