情報と物質の科学哲学 情報と物質の関係から見える世界像

情報と物質の関係を分析し、心身問題、クオリア、時間の謎に迫ります。情報と物質の科学哲学を提唱。

言葉・記号による科学的説明の限界

2019-05-04 13:44:45 | 情報と物質の科学哲学
説明という行為には固有の用語が必要です:
(1)物理的説明: 物理的用語
(2)情報的説明: 情報的用語
(3)心理的説明: 心理的用語
 
各分野の用語は、互いにカテゴリーが違うので他分野の用語に還元できません。
異分野の用語を混用している場面が多々あるので注意が必要です。
 
「1グラム」という言葉と1グラム相当の質量とはカテゴリーが違います。
「赤い」という言葉と○○オングストロームの波長を持つ光とはカテゴリーが違います。
この光を見たときの感覚(クオリア)と「赤い」という言葉とはカテゴリーが違います。
 
「1グラム」という言葉をどのように細工しても質量にはなりません。
「赤い」という言葉をどのように細工してもその感覚にはならなりません。
 
言葉あるいは記号で物理量や感覚そのものを説明することは本質的に不可能です。
ここに言葉あるいは記号による説明の原理的限界があるのです。

詳細は、パソコンサイト 情報とは何か 情報と物質の関係から見える世界像 を是非ご覧ください!


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