ブラックホールに関して「情報損失問題」というのがあります。
ブラックホールからホーキング放射が出ることに関係しています。
量子のエネルギーやその他の物理量はすべて離散的なものなので、それをビット表示したものを情報と呼んでいます。
ですから、一般の人が考える情報概念とは全く異質なものです。
更に、物理学者に不可欠な測定器が創発する情報概念とも無関係です。
奇妙なことに物理学者は測定値が情報の一種であることに無関心なのです。
物理学者の頭の中にある情報概念は、エントロピーか量子ビットだけです。
量子ビットで表示される量子情報は、量子コンピューターや量子通信などにおいて重要な役割を果たしています。
最近の宇宙論では量子宇宙というものが話題になっています。
これは、一般相対論と量子論を組み合わせた量子重力という概念で宇宙の仕組みを解明しようというものです。
最近の宇宙論は話題満載でとても面白いです。
銀河同士の衝突をスパコンでシミュレートする実験も報告されています。
一体どれくらい多くの連立方程式を立てているのでしょうか。
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