おまけの人生・・・

無理なくボチボチやって行きます・・・(;^_^A

毎日かあさん

2011-02-28 23:34:33 | 邦画
『毎日かあさん』
監督: 小林聖太郎
キャスト: 小泉今日子/永瀬正敏/矢部光祐(子役)/小西舞優(子役)/正司照枝/古田新太/大森南朋/田畑智子/光石研

わんぱくな6歳の息子と4歳にして女の武器を使う娘の母にして、漫画家のサイバラ。
予想もつかない行動に出る子供たちに振り回されながらも、悲しいことや辛いことは笑いとばす、たくましい毎日を送っていた。
一方、元戦場カメラマンの夫・カモシダは、アルコール依存症と格闘中で、同じ失敗ばかりを繰り返す。
やがてふたりは離婚することに・・・。

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11/02/25 【 ◎ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ

先月観た同じ題材を使った元夫側から見た
『酔いがさめたら家に帰ろう』の原作

子育てをしながら、アルコール依存症の夫に悩まされながら、
漫画家としての仕事をやっていく主人公の姿を演じる小泉今日子が
バイタリティーがあってたくましさを感じた。

描かれている画を見て、テレビアニメでやっているのを思い出した!
たくましいお母さんを題材にしたアニメで楽しく見ていたのだけど、
映画のチラシの画を見てもそのアニメを気付かなかったなんて・・・
でも、面白かったです。


11-9(シネスイッチ銀座)

ハーモニー 心をつなぐ歌

2011-02-28 23:08:46 | 外国映画
『ハーモニー 心をつなぐ歌』
監督: カン・テギュ
キャスト: キム・ユンジン/ナ・ムニ/カン・イェウォン

18ヵ月間だけ、刑務所の中で子供と暮らすことが許されているジョンヘ。
家族に見捨てられた死刑囚ムノク。哀しい事件によって未来を閉ざされた娘ユミ。
世代も境遇も違う女性の在監者たちによって、「ハーモニー」合唱団が結成された。
歌を通じて生きる希望を見出した彼女たちは猛特訓によって合唱を成功させるが、
その時ジョンヘには最愛の子供との別れが待っていた・・・。

≫≫ 公式サイト

11/02/25 【 ◎ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ

すっごいよかったです。
コーラスシーンは感動ものでした。

しかし、同じ韓国の女子刑務所の作品の『親切なクムジャさん』の刑務所内部の生活と比べると、
ほんとなのかどうかは分からないけど、犯した罪の重さに対して刑務所の中での生活が
「こんななの?」って言うくらい緩い感じなのには驚いた。

そして、死刑執行日が確定してからの囚人に対しての対応も「そんななんだ~」って
なんだかあまりにも突然に訪れることにもちょっとびっくりだった。

しかも、死刑判決にいたった理由も、確かに殺人を犯して重罪ではあるけれども
そこに至るまでの背景など、ちゃんと裁判を受ければもう少し減刑されてもいいのではないかと
思われる理由が多々あり、国が違えば法の制度もかなり違うんだなと思った。

ラストシーンはちょっと悲しすぎて嗚咽をこらえるのが大変だった。

11-8(シネスイッチ銀座)

レオニー

2011-02-28 22:50:32 | 邦画
『レオニー』
監督: 松井久子
キャスト: エミリー・モーティマー/中村獅童/原田美枝子/竹下景子/クリスティーナ・ヘンドリックス/メアリー・ケイ・プレイス

世界的な天才彫刻家イサム・ノグチを育て、自らも激動の時代を
生き抜いた一人のアメリカ人女性レオニー・ギルモア。
彼女の波乱の生涯を「ユキエ」「折り梅」で日本中を感動で包み込んだ
松井久子が8年の歳月をかけて映画化した渾身の伝記ドラマ。

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11/02/25 【 ○ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ

面白かったです。
レオニーのことも聞いたこともなかったし、イサム・ノグチと言う彫刻家も知らないし、
何より父親のヨネ・ノグチと言う詩人も知らない・・・
登場人物で知っていたのは津田梅子とラフカディオ・ハーン(小泉八雲)とその家族の話、
それと、岩倉具視に関係があるんだろうと想像される人物(孫だったらしい・・・)

検索してみたらヨネ・ノグチはかなり有名な国際的詩人だったし、
イサム・ノグチも凄い経歴の持ち主・・・
李香蘭と結婚・離婚したとか、万博公園の噴水を設計したり、
映画の中でも紹介されていたけど、亡くなる年に札幌市のモレエ沼公園の計画をしたとか、
読んでるだけで凄い凄い!
また主人公のレオニーも映画では縮尺して紹介されていたが、
当時の女性としては津田梅子同様凄い人だった、、、。

津田梅子やラフカディオ・ハーンと同じ時代に生きた人なのに、
ヨネ・ノグチもレオニーも知らないなんて、無知すぎ・・・?

100年前の日本やアメリカにおける女性の立場や地位がどんなものかと言うのが
垣間見れたような気がした。

しかし、映画の中でアイリスが「私の父親は誰?」と聞くシーンがあり、
検索しても答えを見つけることが出来なかったのだが、
レオニーの第2子のアイリスの父親は誰だったのか・・・?
余計なお世話なんだけど、最後まで父親を知ることが出来なかったアイリスがかわいそうだった、、、。

あと、10年以上も日本で生活していて子ども達は日本語を喋れるのに、
津田梅子を訪ねたときに彼女からも指摘されていたことだけど、
日本語が喋れないと言うのもなんだかなぁ~って気がした。


11-7(シネスイッチ銀座)