おまけの人生・・・

無理なくボチボチやって行きます・・・(;^_^A

『あん』

2015-06-20 10:19:47 | 邦画
なかなかいい映画だった。
樹木希林はホントに演技派女優なんだなと改めて思いました。
全身ガンだと言っているけど、そんなの信じられないほどでした。

ハンセン病のことは、感染するからと隔離されていたと言うくらいしか知らずに見たけど、
病気のことが明らかになり、感染しないと言うことが分かって隔離を解かれた今でも
偏見や差別が根強く残っているんだと言う問題定義を投げかけているんだなと思いました。

尺の関係か?ところどころ話が飛んでいて、こうなったんだなと想像で話をつなげなくはならないところがあり、
原作はどうなっているのか読んでみたくなりました。


樹木希林ガンで検索したら全身ガンの治療は終了したと去年公表していた。
放射線治療で克服したらしい・・・
世界に1台しかないという4次元ピンポイント照射療法ができる放射線治療をやったらしい・・・
鹿児島県にしかなく、費用もかなりかかるらしいので一般庶民には無理な話だ、、、。

わかな役の内田伽羅が樹木希林の孫だと言うのも初めて知りビックリ!
ってことは、モックンの娘ってことで、こんなに大きな娘がいるんだ~って思いました。

『奇跡のひと マリーとマルグリット』

2015-06-20 00:58:25 | 外国映画
『奇跡のひと マリーとマルグリット』
『ヘレン・ケラー』の話は特別な話だと思っていたけど、同じような話が他にもあったんだ~・・・。
確かにそうだよな・・・
世界中には色んな障害を持っている人がいるんだから、ヘレン・ケラーだけが特別じゃないんだ、、、。
見えない・聴こえない、真っ暗闇で無音の中にいるって想像もつかないけど、触感と臭いだけが頼りの何も知らない子に
言葉を教えると言うのはホントに大変なことだろうなと思った。
言葉と言うものがあり、物にはそれぞれ名前があり、言葉と言葉をつなげて文章ができ、他の人とのコミュニケーションが取れる・・・
知ることにより世界が広がって行く・・・
それらを学んで人として成長して行く・・・
私達健常者が普通にできていることが普通にできない人にとって「何かができる」と言うことが
どんなに新鮮で素晴らしいことなのか!
当たり前のようにできていることがどんなにありがたいことなのかを考えさせられ、感動した作品でした。