オカンとワンコ

過去と他人は変えられない 自分と未来は変えられる

懺悔

2006年05月23日 21時26分22秒 | オカンのつぶやき
昨日、間違い電話がありました。

「もしっ!」

「ハイ!」

「コクラさんですか?」

「いいえ・・・」

「まちがえました!」
(ガチャン)

うちはコクラではありませんから、
返事は当然「いいえ」でしょ?

でもなぁ~・・・

その電話の主は、義父さんだったのですよ。

我が家の電話機って、登録しておくと、

「●●さん」

とか

「△□ちゃん」

と、人工音声で呼ばわるのです。
で、電話に出る前から「義父さん」って分かるのねぇ。

しかも義父さんは、「もしもし」ではなく、

勢いよく、「もし!」

なので、それだけでも義父さんと分かる。

義父さんは、我が家にはまず電話してこない。
必ずオカンが電話をとるからである。
義父さんは四人の嫁、全てが苦手なのです。

オカンは、かけた相手の「コクラ」さんを知っているので、
あっさり「いいえ」と答えたのです。

ここで「オトーサン、私ですよ。」などと言えば、
義父さんは、したくもない時候の挨拶などせねばならず、
義父さんとコクラさんとの貴重な時間を潰すことになる。

そのうえ、
「間違い電話をかけたりして、オカンに呆けたと思われるかもしれない」などと思わせたりしては、
いちがいな義父さんのプライドを傷つけることにもなる。

やっぱりオカンは、適切な会話をしたのですよ。
(どこが、懺悔じゃ!)