オカンのハハは「捨て生え(ステバエ)」と呼んでいた。
ここらでは「己生え(オノレバエ)」と聞く。
捨てられても、己の力で咲くのか。
「置かれた場所で咲きなさい」と説いた人が居ましたね。

庭にもそんな花たちがおりましてね。
お使いの帰りに写してみた。
スマホカメラは便利だけど、老眼には難しいわ。
何処にピントが合ってるか分からんものな〜。

玄関までの飛び石に沿って、毎年オジジがビオラを植えている。
そこから種が落ちて落ち着いて、ちっこい花を咲かせている。

飛び石の間の隙間や物干し台の側の、
どうかすると踏まれちゃうような場所なのにね。
養分もなく踏み固められた硬い土に根を張ってさ。
エライねえ、自力で立って花を咲かせてさ。

オジジに抜かれてしまわぬように。
オババを楽しませておくんなさいね。

ミカンの木にも蕾がつきました。
花が咲いたら辺りに良い香りがしてくるよ♪