オカンとワンコ

過去と他人は変えられない 自分と未来は変えられる

研修会は岡山で

2024年06月15日 18時02分40秒 | オカンのつぶやき
昨日は「かんてんパパ」の商品で知られる伊那食品工業岡山営業所へ行ってきました。
所属する会の研修会の名目です。
心太と寒天の違いや、原材料のこと、生産地がなぜ海の無い長野県か?
など、寒天のことを色々勉強してきましたよ。
海育ちのオカンですので、心太はオカン母の手作りを食べておりましてね、
匂いの記憶も懐かしいですわ。

そして工場を見学。
ショップでは試飲したお酒「極聖(きわみひじり)」に心奪われて、迷いなく購入してきました。
当然、オカン用です。
オットにはもっと辛口のを買いました。

おしゃべりもお食事も満足の一日でした。

余談ですが高田郁の「銀二貫」は寒天が大事な役目をはたしておりました。









「マスカレード・イブ」東野圭吾著

2024年06月15日 09時17分40秒 | 読書
「マスカレード・イブ」東野圭吾著



前作「マスカレード・ホテル」で出会った二人の前段階をえがいている。

「それぞれの仮面」
「ルーキー登場」
「仮面と覆面」
「マスカレード・イブ」
以上四つの短編でなる一冊。

ホテル・コルテシア大阪で働 く山岸尚美は、ある客たちの 仮面に気づく。
一方、東京で発生した殺人事件の捜査にあたる新田浩介は、一人の男に目をつけた。
事件の夜、男は大阪にいたと主張するが、なぜかホテル名をいわない。
殺人の疑いをかけられてでも守りたい秘密とは何なのか。
お客さまの仮面を守り抜くのが彼女の仕事なら、犯人の仮面を暴くのが彼の職務。
二人が出会う前の、それぞれの物語。
(裏表紙の紹介文)



「マスカレード・ホテル」東野圭吾著

2024年06月12日 09時48分06秒 | 読書
「マスカレード・ホテル」東野圭吾著



裏表紙の紹介文
都内で起きた不可解な連続殺 人事件。
容疑者もターゲットも不明。
残された暗号から判 明したのは、次の犯行場所が 一流ホテル・コルテシア東京 ということのみ。
若き刑事・ 新田浩介は、ホテルマンに化 けて潜入捜査に就くことを命 じられる。
彼を教育するのは、女性フロントクラークの山岸尚美。
次から次へと怪しげな客たちが訪れる中、二人は真相に辿り着けるのか!?
いま幕が開く傑作新シリーズ。



「江の島ねこもり食堂」名取佐和子著

2024年06月10日 09時18分36秒 | 読書
「江の島ねこもり食堂」名取佐和子著
タイトルに「ねこ」が付いていたので借りてきた本。
名取佐和子さんの本は「金曜日の本屋さん」を読んでいるようだ。



母から娘、そしてその娘へと百年を短編でめぐるお話。
物語は江の島にある半分亭という名の、
時代とともに商売の形態を変えてきた店を中心にすすむ。
「ねこと常連さんのおかげで続いてきた」という女系の店主は、
代々が江の島の野良猫を世話してきた「ねこもり」さん。
節目節目に姿を現すのは背中に太い茶の縞をもつトラ猫のトラ。

2002年 麻布(まゆ)
1915年 すみゑ
1963年 筆
1988年 溶子
2017年 麻布
佐宗(さそう)家代々の4人の女性が主人公。

借金のため夜逃げする家族と少女。

成金が連れてきた吉原の遊女見習いと子守の少女との出会い。
身体が弱く半ば結婚を諦めている女性と駐在さんの恋。
早くに母親を亡くし、複雑な思いを抱え、家を島を出たいと願う娘。
夜逃げして松島に住み着き、紆余曲折して一児の母となったかつての少女。
それぞれの顛末と最後に繋がる物語、良かったな。

麻布をあざぶと読んでしまって、最後までまゆと読めなかった…。


お話の進み方が似ていて思い返したのが、
昨年四月に読んだ「あわのまにまに」(吉川トリコ著)だ。
このお話も主人公を替えて過去へ遡りながら、
何故この家族が出来上がったのかを明かしていくのだったわ。
なんとなく予想していた関係性は最後にというか、
始まりそのものが複雑で「だから、そうだったのね!」と心に残る話だった。