阿波池田「禿頭」の酔っ払って候(元福寿司2代目)

ブログ開始9年目、75歳になった。家族、師、友にブログ通じ少しでも恩返しが出来れば幸いなり。

ちょっとおかしくて、すこしかなしいおはなし 4

2014年05月23日 00時04分17秒 | 雑学
青山先生のご本(禅のまなざし)より

”頼まれて、ある婦人会へ話に行った。話を終えて控室に入ったわたしに

おしぼりを持ってきながら、婦人会の会長でもあるK家のおばあちゃんが

ささやいた。

「先生、まことにけっこうなお話をありがとうございました。さぞかし

嫁が、耳が痛かったろうと思います」

おばあちゃんが立ち去っあと、入れ替わりにお茶と菓子を持って入って

きた同家のお嫁さんがいった。

「先生、すばらしいお話をありがとうございました。さぞかしお姑さんが

耳が痛かったろうと思います」

ああ、なんたることか! どんなにすばらしい話を聞いても、他人事として

しか聞けなかったら、むしろ聞かないほうがよいということにさえなる。

小言をいう材料を仕入れたに過ぎないということになりかねないから。

 それ以後わたしは、講演でわらいこげている人々に、

「あなた方自身のことですよ。『わたしはどうか』と、どんな話も自分の

こととして『わたしが耳が痛いと』と聞いていただかないと、意味があり

ません」と付け加えることにしている。

ーーーーー

禿頭は青山先生フリークであります。ですからある意味では極端なところが
ありますので、その分差し引いてお読みいただければと思いますが、人に
惚れるということは、異常な状態に陥っているといってもいいと思います、

道元様は自我と自己と区別されていると思います、自我がフリーク状態の
自分、それに気づくのが自己です、フリーク状態の自分を見つめる自分が
ないとオーム真理教の信者のかたのようになる気がします。

頭の上のほうから眺める自分が必要です、と言いながら、すぐ家族を
怒鳴り散らす自分がいます。

青山先生フリークですのでちょっとひとこと?

実はご本では、ご本人が講演者となっていますが CDでは

澤木興道老師のお話と言われています。

ご本は平成8年、CDは平成15年に発売されています。新しいほうが正と

するなら、澤木興道老師の講演が正しいということになりますが。

本当はどっちゃでもええのやけども(饅頭がうまけりゃ、作り手は問題ないということでんなぁ)

、フリークの一端を述べましたとさ!ビール、酒、富乃宝山のロックと進んおります、

松原泰道先生はING現在進行形じゃとおしゃていた、のはなんでしたっけ? 

 よぱっら候でんな! 次は、黒角のロックです・・・獺祭が飲みたいけど

手に入らない、この2,3日獺祭2割3分のおきゃくさまがご来店で在庫僅少、

岩国の娘婿のご両親に

お願いしなければ、でも地元でも Difficult NYに1年すんでたけど

英語ぜんぜんあかんな、NYで禿頭より英語出来ない人は、会社でいなかったなぁ

なにしろ周りは東大、一ツ橋、中央法科の人ばかりだった、そんな時代でしたね。

でも楽しかった、若さが楽しくさせていたのですね。諸行無常 諸法無我 一切皆苦

涅槃寂静 まだまだですね


See you tomorrow!
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ちょとおかしくて、すこしかなしいはなし 4 塙保己一 2

2014年05月16日 23時59分12秒 | 雑学
つづきです。

困って印刷屋の店員にたのむと、店員は盲目の少年であることを承知の上で
緒を放り投げて与えた。

少年保己一は道を這いまわり、手探りでその緒を見つけた。その姿がおかしいと
いって、店員tがちは手をたたいて嘲笑った。

怒りとくやしさにたえながら家に帰った少年は、発奮して勉強し、ついに著名な
大学者となった。

大部の『群書類従』の印刷を、ためらわずにこの小さな印刷所へ依頼した。

何も知らない店主は非常に驚き、「塙保己一先生とあろう方の、そんな大それた
出版物を印刷するのに、どうして自分のところのような小さな印刷所を選んだか」
を尋ねた。

保己一は少年時代の顛末を語り、「そのとき恥をかかされたお陰で、今日の私が
ある。そのお礼の気持でここを選んだ」と答えられたという。

 英訳、ヒンズウ訳と三段構えのお話であったが、子供たちは目を輝かせて、
遠い日本の話をきいてくれた。

 第二次大戦の後、極東軍事裁判で、「真の平和は怨みに報いるに怨みをもって
するのではない」と、日本人戦犯の無罪を毅然として説いたのは、インド代表の
パール判事であった。

「怨みに報いるに怨みなさによりて」というお釈迦様のお心が、三〇〇〇年後の
今日までも、インド人の血となり肉となって生き続けていることを、またしても
気づかせていただき、尊く思ったことである。

おわり。
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ちょとおかしくて、すこしかなしいはなし 4 塙保己一

2014年05月15日 23時12分21秒 | 雑学
(青山先生の御本からです。)

先年、マザー・テレサを訪ねてインドを訪問したついで、ブッダ・ガヤに詣で、
日本寺の経営する菩提樹学園の子供たちに何かお話をとたのまれ、貧しきインドの
子らへの話として、塙保己一の話をした。

 塙保己一といえば誰も知る、あの膨大な「群書類従」の編纂をやってのけた、
盲目の大学者である。少年期、浅草の観音様へ御参りに行き、帰りがけ、印刷屋の
前でたまたま履いていた下駄の鼻緒がきれた。




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ちょとおかしくて、すこしかなしいはなし 3 石川五右衛門

2014年05月14日 23時57分56秒 | 雑学


昨晩のつづきです、なにしろ休みの日は、PM8時ごろには
しあわせの水をいただいていますので、23時ごろには
かなり酔っ払って候ですので、ブログのほうもまーいいか
で切り上げるしまつです、ごめんなして。今晩もその口です。

石川五右衛門の両親は草履をいいのに取り替えてきた
五右衛門になんといったか、

「お前なかなか見どころがあるぞ」
と言ってほめたという。そういう両親の血をもらって生まれて
来たという点で十分の素質(因)を持っているうえに、育つ段階に
おいてこの環境(縁)。この両者があいまってついに今日まで
名を残す大泥棒、石川五右衛門となったのである。

もし草履を履き替えてきたとき、両親が、叱り嘆き悲しんだら
大泥棒、石川五右衛門は生まれなかったであろう。

ーーー

石川五右衛門が処刑されるときに、家族10人がおなじように
処刑、そのなかには、母親が熱湯を浴びせられ阿鼻叫喚の中で
死んでいったといわれています。

下に恐ろしきは、親の生き方ありかたでございます!

次回は塙保己一さまです、こうご期待・・・
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ちょとおかしくて、すこしかなしいはなし 2 石川五右衛門

2014年05月13日 23時37分07秒 | 雑学
石川や 浜の真砂は 尽くるとも 世に盗人の 種は尽くまじ

石川五右衛門の辞世の句だそうですが
青山先生の御本には

「天下の大泥棒となった石川五右衛門の少年期の話を聞いたことがある。
いかに石川五右衛門といえども子供のころから大泥棒だったわけではない。
少年時代、お寺へお説教を聞きに行った。行く時はボロの草履をはいて行き
帰りにはいい草履をはいて帰ってきた。それを目ざとくみつけた両親は
何といったか。」
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ちょっとおかしくて、すこしかなしいおはなし 1

2014年05月12日 23時52分48秒 | 雑学
山で炭を焼いているじいさんと

海で漁をしているじいさんが

浅草浅草寺の近くの旅館で同じ部屋に

泊まったとさぁ。

お日さまがどこから出て、どこに入るということで

口論になっちまったそうな!

山のじいさんは

「山から出て、山に入るべな」

海のじいさんは

「うんにゃ、海から出て、海に入るちゃ」

いくら言い合ってもけりがつかないので

旅館の番頭さんに聞いてみることにした。

番頭さんいわく

「屋根から出て、屋根に入る」

チャンチャン

ーーーーーー

人は皆、自分の物差しでしか、物事を見れないという

たとえ話で、青山先生CDより引用しました、 次回は

石川の五右衛門さんです。

See you tomorrow!

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IPS細胞 1´´

2014年04月30日 23時24分28秒 | 雑学
すんません、これを続けようとすると、寝てしまうようです。

山中伸弥教授にいとおしい細胞はどれですか?との問いに

心臓の細胞とおっしゃいました。ご存知のごとく、心筋細胞と脳の神経細胞は
生まれ変わりしないで、おぎゃーの時から、ご臨終まで働き続けているそうです。
凄いことですね、つまり 阿吽なんですね。細胞の働きは仏性ということですが
これは、道元様シリーズになりますから、でもいつUPできるやらですね。

赤血球は血液細胞ですが、通常の細胞は中に遺伝情報を持つ核があるのですが、
赤血球は核がなくほとんどがヘモグロビンです、何もかも捨てて、ただ全身の細胞に
酸素を運ぶことに徹しています。寿命は120日程度で最後は免疫細胞の
マクロファージに食べられるそうです。これもけなげな細胞とおっしゃていました。

人間は一個の卵細胞が一個の精子と結合することによって60兆の細胞に分裂します。
そのうちの20兆が赤血球だそうですが、この一個が60兆になるという働きは
どう説明するのでしょうか?お釈迦様は縁起とおっしゃています、無常、無我、空
同じことだと思います。

山中先生は、細胞の研究をしていると、神様の手の中で動かされているようと
おっしゃっていたように思うのですが、西遊記で孫悟空が暴れまわってもう大丈夫だと
雲の中の柱に落書きをしたら、それがお釈迦様の指だったのお話がありますね。

まさしく科学と仏法の邂逅です、キリスト教学は学んでいませんので、
分かりませんが、天動説地動説の問題があったように、キリスト教と科学は
どうなんでしょうか、世界宗教のイスラム教もユダヤ、キリスト教の流れのなかで
成立していますから・・・


「弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、ひとえに親鸞一人が為なりけり、
されば若干(そくばく)の業(ごう)を もちける身にてありけるを、 助けんと
思し召したちける本願のかたじけなさよ」

日本人に生まれたお蔭で、仏法に出会う事が出来、本山和尚様に出会うことで
青山先生のお話が聴けることになりました、この不思議さに感謝します。

吉川英治様の言葉に(正確ではありませんが)
「何億年という間に、同じ時、同じ土地に生まれ、親となり、夫婦となり、
兄弟となっていく不思議な因縁なのに、憎しみあったり、なんと情けないことだろう」
と言われています、禿頭は吉川英治様の作品も全集で読んだと思うのですが、
海音寺潮五郎様や司馬様が史実に基づいていないといわれたと思うのでちょっと
がっかりしたんですが禿頭の記憶が間違っているのでしょうか、どうでしょう?

続きますが、いつになるやら

see you tomorrow(前回スペルまちがったみたい)
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IPS細胞 1´

2014年04月28日 21時52分23秒 | 雑学
昨晩はまたまた酔っ払って候で、尻切れトンボでしたが

今日のニュースで山中教授が深刻な表情で謝罪会見をなさっているので
IPS細胞になにか?と驚いたのですが、30代の実験データーが残って
いなかった、ご本人のではなく、共同研究者のものだったんですが、
科学者としては大いなるミスだそうです。理研のSTAP細胞の問題とは
次元の違うことでした。

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IPS細胞

2014年04月27日 23時47分55秒 | 雑学
NHKの番組で山中教授のお話では、心筋細胞と脳の神経細胞は
生まれてから死ぬまで変わらないそうです、他の細胞は寿命があり
死んでは新しいのが生まれるという新陳代謝を繰り返すそうですが
心筋細胞は生まれてから死ぬまで働き続け、脳の神経細胞も同じだ
そうです。

青山先生のCDの中で
「世の中の人間が私をうらぎった、」
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