前回で、本山和尚様は
しあわせは感謝(ありがたい)ということだと、
そしてその感謝(ありがたい)を他の人にお裾分け
お裾わけがお裾わけを生み、そしてお裾わけの輪が
出来あがってまいります。
そしてしあわせは無限に続くこととなります。
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私の檀家さんであの介護の仕事している人がいます。
その人がね、自分のお母さんによく言う言葉があります。
”おかあさんなぁー、ありがとうという言葉はとにかく
くせになって、寝ても覚めてもありがとうと言っとかなきゃいかんよ
そうせんとなぁ、寝たきりになった時に言葉がでんよ。
介護してるとな、ありがとうと言われて手をあわせてもらうのが
一番うれしいねん! あーせい、こーせいとどんなにむたいなことを
言われても、最後にな、ありがとうと言われると、腹立たなくなるよ。
だから元気なうちから、ありがとうという言葉いうのを忘れたらいかんよ!”
ありがとうというのはそいう言葉なんですね。
私にあたりながら、あーせい、こーせいと言われても
でも最後にありがとうーのその一言で、あーまたやってあげようという
気になるっていううんですね。魔法のことばです、ありがとう。
わたしはしあわせじゃないわ、決してそんなことはないです。
自分がありがとうとだれかにありがとうと言いながら、恩を
送っていっているかぎり、必ずそれはしあわせのもとになるんじゃないかなぁ、
私はそういう風に信じていきたいと思います。
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これにてきらら大正でのお話は終わります。See you tomorrtow!
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