思い出のノーサイド

カメラがつなぐパス ラグビーを撮り続けて

花園

2006-12-18 21:08:56 | ラグビー・思い出話

全国高校大会が近づいてきました。12月27日から東大阪・花園ラグビー場に

おそろいのウインドブレーカー姿、エナメルバッグを持った選手が集結します。

年末からお正月にかけ休日をとり同行するご家族の方も多く、

選手の情熱と同じくらいサポートに一生懸命になっている姿には心打たれます。

開幕まであとわずか。皆さん体調万全に整え開会式にのぞんで下さいね。

 

私が最初に花園に行ったのは8年前。全国社会人大会の決勝でした。

(東芝府中VSサントリー戦)

二度目は南北海道初出場となった札幌山の手高校の団体に加えさせていただきました。

(もちろん自費)6年が過ぎようとしています。

働いて資金をためる・機材を揃え、一人で飛行機に乗り、競技場に行って撮影・・・。

そして誰と話す事もなく帰ってくる。そんなパターンを繰り返していたので

二度目の花園は楽しい思い出が多いです。試合撮影はもちろん、父母の方達と一緒に

おみやげを選んだり、記念撮影をしたり。

富士フィルム札幌営業所HPに私が書いた記事がありますが、

そこに出てくる着ぐるみのキャラクター「トライ君」とツーショットの写真は

山の手高校の父母の方に撮っていただいたものです。

時代遅れのヘッドキャップとジャージにも文句を言わず

笑顔をたやさないフレンドリーキャラのトライ君。

まだ花園のキャラクターなのでしょうか。気になります。

 

街全体がラグビーの香りの東大阪。道路のタイルも人間も。

「ラグビー好きやねん」の刺繍入帽子をかぶったおじ様に

ラグビー場までの道のり、励まされたこともありました。「北海道から来た?頑張るね~。」

映画「男はつらいよ」のストーリーになりそうな暖かい東大阪。

初めての時は、吹雪で飛行機が欠航になったら困るので

前日に行き高校受験の生徒のよう電車に乗って道順を確認して

慎重に迷わないよう行動していました。

えびす祭り(えべっさん)で飾りをつけた笹を持った方が多くて、にぎやかだった気がします。

 

北海道では笹は七夕のイメージ。

こちらではお正月のお祭りに使うものでもあると感心しました。

家の仕事をするようになってからは、花園は遠きにありて思うものになっています。

またいつか訪れてみたいものです。

今回は話が長くなったので、アマチュア・ガイドはお休みします。