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海の鎖 その1

2021年07月07日 | SF
未来の文学 最終配本「海の鎖」の途中。
冒頭の2作の名前だけ見ると(アラン・E・ナース、レイモンド・F・ジョーンズ)
なんだか久保書店QTブックス?みたいですが、
レイモンド・F・ジョーンズは「星雲から来た少年」の作者です。
じつは、自分のなかで「星雲から来た少年」はSF体験の原点で、
これ1作でSF的感覚を植え付けられた、と言ってもいいほど偏愛しています。

「海の鎖」には、ジョーンズ作「神々の贈り物」が収録されていますが、
翻訳者の伊藤典夫によると、ほとんど紹介する人がいなくて、
5つの短編が過去のSFマガジンに載っているだけ、だそうです。
「神々の贈り物」はそのうちの一つで、浅倉久志も傑作だと評価していたとか。
あとの4つのうち「子供の部屋」は、
5年前にハヤカワSF文庫で出た「ボロゴーヴはミムジイ」に収録されています。
ありゃ、読んだはずなのに記憶にないとは。

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