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チラシの裏

少年探偵 春田龍介 その2

2018年10月03日 | 雑日
表紙絵がイカすので、可能ならば、
続刊には各事件の頭に扉絵を挿れてくださらんかのう。
春田式CCD潜水艦の雄姿が見たいので。

展開が速いなんてものじゃなく超速展開なので、
平気で少年探偵が帝国海軍の駆逐艦を徴用してしまうところなど、
ツッこむ暇も隙もなく終わってしまいます。

乱歩の少年探偵団は個人同士の対決に終始していたと思うのですが、
春田少年探偵は軍事探偵の色が濃いので、
国威発揚と組織(軍)の優位性をアピールするプロパガンダ、
そのための探偵活動といえるのでは。

はっと気づけば、これはほとんど「読むアニメ」ですね。
駆逐艦の船首にたって、艦長とともに双眼鏡で敵を追う場面は、
いまでもけっこうイケます。
当時の少年たちは自分がそこに立っているような妄想をしたでしょうなあ。
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