皆さん今晩は。
久しぶりに映画「バタリアン」を観て、80年代という時代の「自由さ」を懐かしく思う今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、私は今週月曜日火曜日と東京に行っておりました。
26日は葛飾区立中央図書館を見学しました。
現在、勝浦中央図書館は近隣市町村の図書館に比べ、その開館時間や、蔵書、検索システム導入などにおいて、非常に不便で後進的な状態にあります。
勝浦中央図書館の改革は私の公約であり、議会でも度々取り上げさせて頂いておりますが、予算上の制約もあり改革はなかなか進んでいないのが現状です。
(勝浦市議会平成23年6月定例会会議録 私の図書館についての質問はP70からです)
http://www.city.katsuura.chiba.jp/gikai/pdf/kaigiroku/kaigiroku23-6-3.pdf
どうしたら図書館の重要性を行政や市民の皆さんにご理解頂けるのか、あるいは、予算をかけずに図書館の魅力を増大、有効活用する術は無いのか。
そうした話を、葛飾区立中央図書館職員である知人に相談していたところ、ご厚意により、急遽、葛飾区立中央図書館の内部を見学させて頂けることになったのです。
葛飾区は先進的な図書館運営を行っている事で有名ですし、中でも中央図書館は平成21年に開館したばかりの最新の図書館。
是非ともお願いします!という事で、じっくりと見学させて頂く事が出来ました。
「図書館の自由に関する宣言」の掲示。こうした掲示からも図書館の意識の高さを感じます。
図書館展示コーナー。葛飾区といえば寅さん!ということで「男はつらいよ」の展示コーナーが!
驚きました。ここまで先進的かつ素晴らしい図書館は初めてです。
その先進的な設備や、職員の方の丁寧かつ親切な接客、蔵書の充実などはもちろんの事ですが、なにより驚いたのは、図書館が主体となって様々なイベントを積極的に実施しているという事です。
例えば、ビジネス支援サービス。
これは、仕事のスキルアップや転職、起業などを考えている市民向けに、図書館がビジネス資料の提供や、中小企業診断士による相談会、セミナーなどを行うものです。
利用はだれでも無料。中小企業診断士等の講師料も基本的には無償でお願いしているという事で、かける予算も微々たるもの。区外からも利用者を受入れ、すでにこのサービスを利用して7~8名の方が起業に成功したとの事!
また、児童に対する「外国語絵本の読み聞かせ」も素晴らしい取り組みでした。
これは、外国語の絵本を外国人ボランティアに母国語で読んでもらい、同時に日本語版の絵本も読み聞かせるという取り組みで、自然に外国語に親しむ事が出来ると児童や保護者から人気があるようです。
これもやはり、外国人はボランティアの方に頼む訳ですから、さほど費用のかかる取り組みではありません。
他にも様々な取り組みを実践されていましたが、素晴らしいなと思ったのは、こちらでは図書館という場所がただ本を読む場を提供するという「受動的」な場所ではなく、
様々な情報を発信し、あるいは市民の活動の場として「能動的」に機能する場所であった事です。
図書館が、ただ知識を溜め込む場ではなく、情報を発信して、ビジネスを起こす為のインフラとして機能する、あるいは子ども達の外国への興味を促す場になっている。
これは、とっても素敵な事だと思います。
私が以前外国人実習生受入れ事業をしていた時、ある優秀なタイ人実習生が「日本の子ども達と触れ合ったり、タイ語を教えたい」と話してくれた事がありました。
結局彼女の夢は叶いませんでしたが、現在勝浦市には22ヶ国、約200名もの外国人の方々が居られますし、同じように考えている方もきっと多いんじゃないでしょうか。
もし図書館がそうした「場」と「機会」を提供する事が出来たら、外国人実習生・留学生にとっても、勝浦の子ども達にとっても、素敵なイベントになると思います。
葛飾区の取り組みを参考に、勝浦図書館でも同じ様な取り組みが出来ないものでしょうか・・・
この他にも、施設全般の見学や、図書館運営について詳細にご説明を頂き、改めて図書館という施設の存在意義や、その運営の在り方について、様々な事を学ぶ事が出来ました。
また、千葉県内でも、浦安市立図書館や横芝光町立図書館は全国的にもかなり先進的な図書館運営をしているという情報も教えて頂きました。近いうちに見学に行きたいものです。
今回学んだ事を、勝浦市の図書館改革にも活かして行きたいと思います。職員の皆さん、大変貴重な機会を頂き、本当に有り難うございました!
また、27日は、来日している中国の友人と色々意見交換をして来ました。
現地の情勢の話、日中関係、日本のアニメや映画についてなど、いろいろ情報交換をする事が出来ました。やっぱり中国人の生の意見はとても面白いし参考になります。
中国共産党の一党軍事独裁やその情報統制のやり方は大嫌いですが、真面目で情熱溢れる中国の友人たちは大好きです。いつの日か若い彼らが力を付け、中国を民主化してくれる事を願ってやみません。
AKB48には興味ないと言っていたくせに、「前田敦子がAKBから卒業する」と教えたら本気で悲しんでいました。なんじゃそりゃ。
久しぶりに映画「バタリアン」を観て、80年代という時代の「自由さ」を懐かしく思う今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、私は今週月曜日火曜日と東京に行っておりました。
26日は葛飾区立中央図書館を見学しました。
現在、勝浦中央図書館は近隣市町村の図書館に比べ、その開館時間や、蔵書、検索システム導入などにおいて、非常に不便で後進的な状態にあります。
勝浦中央図書館の改革は私の公約であり、議会でも度々取り上げさせて頂いておりますが、予算上の制約もあり改革はなかなか進んでいないのが現状です。
(勝浦市議会平成23年6月定例会会議録 私の図書館についての質問はP70からです)
http://www.city.katsuura.chiba.jp/gikai/pdf/kaigiroku/kaigiroku23-6-3.pdf
どうしたら図書館の重要性を行政や市民の皆さんにご理解頂けるのか、あるいは、予算をかけずに図書館の魅力を増大、有効活用する術は無いのか。
そうした話を、葛飾区立中央図書館職員である知人に相談していたところ、ご厚意により、急遽、葛飾区立中央図書館の内部を見学させて頂けることになったのです。
葛飾区は先進的な図書館運営を行っている事で有名ですし、中でも中央図書館は平成21年に開館したばかりの最新の図書館。
是非ともお願いします!という事で、じっくりと見学させて頂く事が出来ました。
「図書館の自由に関する宣言」の掲示。こうした掲示からも図書館の意識の高さを感じます。
図書館展示コーナー。葛飾区といえば寅さん!ということで「男はつらいよ」の展示コーナーが!
驚きました。ここまで先進的かつ素晴らしい図書館は初めてです。
その先進的な設備や、職員の方の丁寧かつ親切な接客、蔵書の充実などはもちろんの事ですが、なにより驚いたのは、図書館が主体となって様々なイベントを積極的に実施しているという事です。
例えば、ビジネス支援サービス。
これは、仕事のスキルアップや転職、起業などを考えている市民向けに、図書館がビジネス資料の提供や、中小企業診断士による相談会、セミナーなどを行うものです。
利用はだれでも無料。中小企業診断士等の講師料も基本的には無償でお願いしているという事で、かける予算も微々たるもの。区外からも利用者を受入れ、すでにこのサービスを利用して7~8名の方が起業に成功したとの事!
また、児童に対する「外国語絵本の読み聞かせ」も素晴らしい取り組みでした。
これは、外国語の絵本を外国人ボランティアに母国語で読んでもらい、同時に日本語版の絵本も読み聞かせるという取り組みで、自然に外国語に親しむ事が出来ると児童や保護者から人気があるようです。
これもやはり、外国人はボランティアの方に頼む訳ですから、さほど費用のかかる取り組みではありません。
他にも様々な取り組みを実践されていましたが、素晴らしいなと思ったのは、こちらでは図書館という場所がただ本を読む場を提供するという「受動的」な場所ではなく、
様々な情報を発信し、あるいは市民の活動の場として「能動的」に機能する場所であった事です。
図書館が、ただ知識を溜め込む場ではなく、情報を発信して、ビジネスを起こす為のインフラとして機能する、あるいは子ども達の外国への興味を促す場になっている。
これは、とっても素敵な事だと思います。
私が以前外国人実習生受入れ事業をしていた時、ある優秀なタイ人実習生が「日本の子ども達と触れ合ったり、タイ語を教えたい」と話してくれた事がありました。
結局彼女の夢は叶いませんでしたが、現在勝浦市には22ヶ国、約200名もの外国人の方々が居られますし、同じように考えている方もきっと多いんじゃないでしょうか。
もし図書館がそうした「場」と「機会」を提供する事が出来たら、外国人実習生・留学生にとっても、勝浦の子ども達にとっても、素敵なイベントになると思います。
葛飾区の取り組みを参考に、勝浦図書館でも同じ様な取り組みが出来ないものでしょうか・・・
この他にも、施設全般の見学や、図書館運営について詳細にご説明を頂き、改めて図書館という施設の存在意義や、その運営の在り方について、様々な事を学ぶ事が出来ました。
また、千葉県内でも、浦安市立図書館や横芝光町立図書館は全国的にもかなり先進的な図書館運営をしているという情報も教えて頂きました。近いうちに見学に行きたいものです。
今回学んだ事を、勝浦市の図書館改革にも活かして行きたいと思います。職員の皆さん、大変貴重な機会を頂き、本当に有り難うございました!
また、27日は、来日している中国の友人と色々意見交換をして来ました。
現地の情勢の話、日中関係、日本のアニメや映画についてなど、いろいろ情報交換をする事が出来ました。やっぱり中国人の生の意見はとても面白いし参考になります。
中国共産党の一党軍事独裁やその情報統制のやり方は大嫌いですが、真面目で情熱溢れる中国の友人たちは大好きです。いつの日か若い彼らが力を付け、中国を民主化してくれる事を願ってやみません。
AKB48には興味ないと言っていたくせに、「前田敦子がAKBから卒業する」と教えたら本気で悲しんでいました。なんじゃそりゃ。