風とカモメの街に暮らして

海外生活、20年、シニアの生活を綴っています。                   

インフルエンザの洗礼

2016-03-17 00:49:24 | 日本からイギリスに帰る
日本に帰ってきた途端、不調になり、滅多に出たことのない高熱に見舞われた。
38度2分の熱、これが、3日間、続いた。
家には、誰もいない。
食料品もない。
どうしたものかと思った。
食欲はないものの、せめて、ヨーグルトとか、りんごとか、食べたかった。
でも、あまりにも、しんどくて動けない。
近くにはお店がない。

つくづく、年取ったら、私、野垂れ死に?と思ってしまった。
親しい友人も近くにいない。

そのうえ、悪いことは重なるもので、洗濯機が壊れてしまった。
母の代から使ってる洗濯機、18年にもなるものだから、仕方ないのかも?

しかし、これが、また不便で、洗濯も遠くのコインランドリーまで、自転車を走らせなければならなかった。。

幸い、徒歩1分のところに、回転すし屋が出来ていた。
そこで、持ち帰りの寿司を頼んで持った帰ってきた。

熱が出て、3日目、友人が心配して電話してくれた。
冷たい雨の降る日だったが、もったいないけど、タクシーで、医者まで行った。
インフルエンザとのことで、イナビルという吸い込むタイプの薬を処方された。
この薬を飲んだ途端、熱は下がった。
しかし、咳は、ずっと続いてる。
気のせいか、心臓も、ぱくぱくするし、息苦しい。

確定申告にも行かなくてはと、無理をして、冷たい雨の中、高いタクシー代を使って
申告会場にまで出かけた。
帰りはタクシーがなくて、冷たい雨の中、2時間に1本しか来ないバスを待ち続けた。

確定申告、1日遅れただけでも、5%の延滞金が、かかるとのこと。
でも、1か月遅れても、1年遅れても、2年遅れても、5%だけだとのことが判明。

なんだ!そんなことなら、無理して3月15日に間に合わせて帰ってくる必要ないじゃない!
と思った。
どうせなら、もう少し、季節の良い時に帰って来た方がいいに決まってる。

なにしろ、両親の残してくれたこのぼろ家、外と家の中の気温が、同じなのだ。
おまけに古い家でガスの工事もできないから、ガスストーブもファンヒーターも使えない。
でも、帰ってきたときに、雨風がしのげる家があるだけでも、有り難いと思わないといけないのかもしれない。
何しろ、家賃が要らないのだから。

しかし、イギリスにいたときのように、のんびりした時間が全くない。
休む暇が全くない。

洗濯機が壊れて、電気屋で買ったのだが、古いものを持って帰ってもらう予定だったが
家から、出せなかった。

洗濯機が大きすぎて、出せなかったのだ。
電機屋は、なんと家を壊して自分で出してくれというのだ。

頭に来た。何とか、友達に電話して、解体してもらった。

まったくひどい話だ。今日は、一日、そんなことで時間がつぶれてしまった。


日本に帰ってくると、何やら、問題が次々と出てくる。
来年は、どこが故障するやら?
自分自身の体が故障しそうなのが、一番心配だ。
もう若くはないのだから。やれやれ。。。。

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日本にたどり着くまでの道中

2016-03-10 22:52:33 | 日本からイギリスに帰る
ヒースロー空港には、夫に送って行ってもらった。
彼は、仕事を早退して、帰ってきてくれた。

夜8時15分の便だけど、どれくらい時間がかかるか、読めなくて困る。
いつものことだけど、空港には、3時間前に着くようにしているのだけど、この日は
金曜日とあって、理由はわからないが、交通渋滞が、ロンドン方面に近づくにつれ、ひどく
なってきた。

日本のように、宅急便などないため、荷物は自分でもっていかねばならないので、電車でヒースロー空港まで行くのは、大変なのだ。

ヒースロー空港は、ターミナル5まであって、私が今回、利用するのはターミナル2だ。
リニューアルして、巨大な空港になった。
それに、搭乗手続きも、ややこしい。

というより、目的のエアラインのカウンターを見つけるのでさえ、容易でない。
セキュリティチェックも長蛇の列だ。
おまけに、搭乗ゲートまで、速足で歩いて25分くらいかかった。
年取って、足腰が悪くなったら、とてもじゃないけど、こんな旅はできないなあと、つくづく
思ってしまう。

大阪への直行便がないため、お隣の国のAirlineを利用してるが、次回は、JALにしようかなと考えている。

機内は、満席で、空いてる席などひとつもなかった。
となりの二人の若者の男たち。イギリス人とノルウェー人だと話の内容から、知った。

かれらは、食事になると、次々とワインをお代わりし始めた。
図々しいにもほどがあると思うくらい。
でも、以前もイギリス人男性のグループがJALで、ワインのミニボトルを何本もお代わりして、空にして行ってたのを思い出す。

ついに、酔っぱらった、イギリス人の若い男が、赤ワインを、こぼして座席を汚してしまった。それから、やっと、おとなしくなったようだ。
それまで、横の二人は、大声で盛り上がり、人が寝ていようが、お構いなしに、酒を注文し続けていたのだ。

それでも、今回の旅では、睡眠が4時間くらいとれたので、楽な方だった。
食事が出された後、すぐに睡眠薬を飲んで、眠るのが、ベストだ。



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