風とカモメの街に暮らして

海外生活、20年、シニアの生活を綴っています。                   

今日は息子の誕生日だけど(~_~;)

2017-06-08 08:32:58 | 日記
39年前の今日、6月8日に、私は、実家の山口産婦人科で、息子を、この世に誕生させた。
ビッグイベントだった。

私は、23歳、その時の夫は、22歳、仕事もおぼつかない、不安定な生活での結婚生活のスタートだった。
それまでの、私の生活は、ちゃらんぽらん。
何をしても、長続きしない。

父と母は喧嘩ばかり。
こんな家は、嫌だと短大に行くと決めた時は、京都に下宿することにした。

そんな生活にも終止符を打つときが来た。
息子が誕生したからだ。

それまでは、死ぬことばかり考えている私だった。
自殺に憧れ、実際に、何度か自殺未遂までした。

でも、息子が生まれてからは、この子の為に、何としてでも生きなければ、と思った。

そんな息子が、結婚してからは、殆んど連絡しても、電話にも出ないし、忙しいという、メールも殆ど見ないようで、連絡が付くのが難しい。

誕生日のプレゼントとして何か送っても、お祝いの言葉を書いた手作りのカードを送っても、お礼も言って来ない。
夫は、「なんで、それがわかってるのに、送るんだ?」と言う。
本当に、ばかげてると思うけど、そうせずには、おられない。

今年は、息子の家族に、ビワを送った。

私が好物だったビワ。この時期にしか売ってない。
子供の頃、よく食べた。でも近頃では高くて買えなかった。
イギリスには、勿論、ビワなどない。日本独特のフルーツなのだ。

息子に送るというより、孫たちに食べてもらおうと思って送った。

山口産婦人科に入院しているとき、母が、毎日のように、私の好物のビワを持ってきてくれたのを、忘れない。
その母もいなくなって、5年になる。

会いたいな、母に。そう思うことが、何度も何度もある。

そして、自分も、どんどん年老いて行く。

いつか、息子が、私のことを、思いやってくれる日が来るだろうか?

それとも、一人孤独に朽ち果てるのだろうか?
それも良いかもしれない。いろんな人の手を煩わさずに済むのなら、むしろその方が良いのかもしれない。
コメント
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