風とカモメの街に暮らして

海外生活、20年、シニアの生活を綴っています。                   

老いては子に従えというけれど。自分の身体だからね。

2019-10-25 23:48:51 | 日記

親しい友人に、悩みを相談されて、私も、どうしてあげることができなくて困ってる。
彼女は、手術をしないといけない。
椎間板ヘルニアのような病気だけど、もっと難しい病気だそうだ。

手術は簡単なものと、難しいものと、両方あって、簡単な方の手術だと、痛みはとれても、
歩行器を使って歩くようになるらしい。

一方、難しい手術は、1週間の間に、2回も、大がかりな手術をしないといけないそうだ。
聞いただけで、卒倒しそうな難解な手術だ。
それも、若い時なら、体力、気力ともに、持ちこたえられるだろうけど。

彼女は、簡単な方の手術を希望してるけど、子供たちは、反対してるらしい。
難しい手術は、恐ろしいから、嫌だと言っても、子供たちが怒りまくってるようだ。
「そんな勝手なこと言うな!」と。
手術したくないのに、子供に強制されて、恐怖を感じてる彼女。

自分の身体だから、自分で決めるべきじゃないのかと思うが、彼女は、子供たちの反対に
あって、悩んでる。子供たちに、「私たちの時間を無駄にした」、とか、「謝れ」とか言われてるそうだ。
手術前なのに、こんな状態では、手術なんて受ける気力がなくなると言ってる。
私は、どうしてあげることもできないし、お医者さんに相談すべきだと助言したが、まだお医者さんには相談していないようだ。
お医者さんなら、家族を説得してくれるはずだと思う。

でも、自分の身体のことだから、手術する、しないは、自分で決めてもいいんじゃないの?
骨髄にする注射だけでも恐怖だと言ってた彼女。

母も悪性リンパ腫の検査の時、骨髄に注射をされ、骨髄液を取られた時、「あんな痛い注射するくらいなら、死んだ方がまし!二度としたくない」と言ってたのを思い出す。
痛さのあまり、叫び狂ったそうだ。

親子の関係って、難しいね。彼女の家族は、仲睦まじくて、羨ましいなと思っていたけど、
予想外だった。
彼女には、内縁の夫がいるのだが、その人も、子供たちに説得できないようだ。

何とか、彼女が簡単な手術で済むように祈ってる。






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