いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

三陽山長のスエードチャッカブーツ

2011-01-03 07:15:44 | 
遂に正月三が日も今日で最終日
明日から、仕事という方も多いと思います。

さて、昨年は特に欲しい物もなく
正月のsaleには参戦しませんでしたが
今年は欲しい物がありました。

そう以前ご紹介した下の写真の
プリンツィバリのジャケット
+コーデュロイトラウザースに合わせて



黒のスエードチャッカブーツ欲しくなり
2年ぶりに正月セールに行ってみました。

まずは伊勢丹ですが
福袋の列が既に5,000人を超えている模様、、、
いや~恐ろしいですね~。

メンズ館は建物をぐるっと1周囲んでいましたが
福袋の列に比べればかわいいものです。

ほどなく入館出来、最初に目的の靴売り場へ。
昔からお世話になっている
靴の師匠でもある山陽山長O原氏に
年始のご挨拶。

早速、黒のスエードチャッカブーツ&ラバーソールの物を
探してもらいます。
意外にないですね~。

山長の物も探してもらいましたが
サイズがありませんでした。

そのままグリーンのコーナーに行くと
それらしき物がありましたが
価格は12万越え。
しかもラストはスクエアトゥの888でしたので
これはちょっと違いますね~。

今回はクラシックなラウンドトゥの物が
欲しいのです。

ということで、銀座へ移動。
バーニーズやエストネーションも
寄ってみましたが、これといった物は
ありませんでした。

ということで、三陽山長銀座店へ。

このショップへは
移動の際、無駄足にならないよう
事前に在庫を確認していたので
早速黒スエードチャッカブーツを
フィッティングしてみました。

モデルは長太郎という物。
ラストはR305という
クラシックなラウンドトゥです。
ウィズはFに近いEとのこと。

6と6ハーフでフィッティングしましたが
6は小指が完全に当たっているのと
レングスもきつめに感じたので
6ハーフにしました。

初めて山長の靴を購入しましたが
日本人の足に非常に合っていると思いました。
履いた感じですが、ポールジョイント部分も
ピッタリで特に踵が小さく作ってあり
正に掴むような感じです。

これにエドワードグリーンの202ラストのような
土踏まずを押し上げる感覚があれば
完璧だと思いました。

ソールはビブラム社のソールです。



ダイナイト社のソールより
やや柔らかく、表面がざらざらした質感ですので
雨の日も安心して履けそうです。



今まで、サイドゴアの靴は持っていましたが
チャッカブーツは今回が初めて。
このフィッティングって
足首周りがピッタリして
とても気持ちがいいんですね~。
クセになりそうです。



この黒のスエードチャッカブーツですが
クラシックなデザイン、ラストなので
素材感の合う、フラノのチャコールグレースーツに
コーディネイトしても良さそうです。

今度、一度トライしてみようと
思います。

さて、三陽山長ですが
日本人の足にあったラスト
そして手作りの本格靴として
非常にコストパフォーマンスが高いと
感じました。

三陽山長のmovieもとても面白いので
是非見てみて下さい。