ペリカンの万年筆のケースです。
昨年、丸の内の丸善で購入しました。
以前は2本ケースの物を持っていましたが
3本持ち歩くようになり
ケースを買い替えました。
素材はレザーで
牛革ですが羊革のような柔らかい素材です。
ベルト部分がグリーンというのが
何か雰囲気がありますね。
さて、中身はちゃんと仕切られています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/6e/190491674991342a08ead3fe09918953.jpg)
一番太いモンテグラッパのMIYAを中央に
それぞれ両サイドにペリカンのヴィンーテージM400
ボールペンのモンブランの1441を収納すると
納まりがいいようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/e9/0f59c3b75ff5a5f6822151ab26d3fe99.jpg)
長さも問題ありませんね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/57/c708d3fa4e2020524ec5d58a45206469.jpg)
これをいつも鞄に収納して
持ち歩いています。
ペン同士が接触し傷がついてしまうことも
ありません。
とても機能的ですね。
さて、現在仕事では主に
万年筆を使っています。
ボールペンを使うのは稀です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/00/6cda6671392f4731a1756afa0cc97231.jpg)
使い慣れると万年筆の書き味は
何物にも代え難いですね~。
そして書き残したノートの文字も
ボールペンで書いた物より趣があります。
たとえビジネスでも。
当初は万年筆はデザインの違いだけで
性能はあまり変わらないだろうと思っていましたが
それは全く違いました。
一番上の万年筆がペリカンですが
実際に使ってみて
あまりに性能が安定しているので
驚きました。
一番は液漏れがまったくない。
どんな時でもさっと出して
直ぐに使える。
これは本当に司法試験とか
ここぞ!という時には安心して使えますね。
聞いた話では気圧の変化が激しい
機上でも問題ないとの事です。
それに対して、真ん中のモンテグラッパですが
これは手がかかりますよ~。
このペンはインクを補充した後は
液漏れすることも多々。
良くあるのはペンキャプをした状態で
インクが少し漏れ、気付かずに
ペンのお尻にさして使っていると
いつの間にか手が汚れている。
ということが多々ありました。
当初、万年筆はこういった
手がかかる物と思っていました。
ところがペリカンを使ってみて
そうではない事を知りました。
ペリカンはその手の心配は無用です。
書き味は両方のペンともニブは調整していませんが
ペリカンはヌラヌラとした書き味。
これに対してモンテグラッパは非常に繊細な
書き味です。
どちらが好きかと聞かれれば
やはりモンテグラッパでしょうか。
正にドイツとイタリアの物作りの特徴が
表れていると思います。
私は今はドイツの乗用車に乗っていますが
昔、クルマが何よりも大好きという時代がありました。
寝ても覚めてもクルマの事ばかりを考えていました。
その時、あらゆる物を切り詰め貯金をして
やっとポルシェの911を手に入れました。
しかし、ある時、浮気心をおこし
フェラーリを購入しようと思い
まる2日間試乗したことがありました。
クルマは328GTSというV8エンジン3.2リッターで
屋根が外せるタイプです。
当時のフェラーリのボディは
ハンドメイド部分が沢山あり
深紅のフェラーリロッソに塗られたそのボディは
とても美しい芸術品のようなデザインでした。
そして、乗り込むと地面に腰掛けているような
低い着座位置、目の前のメータパネルには
中央にオレンジ色のタコメーター。
いやが上にも、どきどきさせる演出です。
そして、イグニッションを回すと何かが後方で
爆発したかのような爆音。
そのエンジンのアイドリング音は
まさしくレーシングカーのそれでした。
しかし、いざ走り始めれば
まったく質量を感じさせないような
軽快な走行感です。
そして、楽器を奏でるかのようなエンジン音。
もちろんオーディオは不要です。
アクセルをわずか1mmで開けただけでも
ファンファーレの様な音でエンジンが反応し
こんな官能的なクルマがこの世にあるのかと思いました。
このクルマに乗っていたら
ひょっとして、事故を起こして死んでしまうかもしれない
でも、それでもいいかもしれない
と思わせるような
魔力的なクルマでした。
ポルシェのどこまでも冷静な速さとは
全く異質の物です。
思わず買い替えを真剣に考えましたが
しかし、わずか2日間の間でも
色々なトラブルが次々発生。
しかも真夏の炎天下
エアコンもまったく効きません。
何とか無事クルマを返却し
自分のポルシェに乗り換えた時
一切の不安を感じさせないポルシェに
思わずホッとしたのでした。
このクルマはとっても魅力的ですが
一筋縄ではいかないし
恐ろしくメンテナンスフィーが
かかりそうです。
しかも、旅先で突然走行不能になることも
充分考えられたので
結局、購入を断念しました。
話が長くなりましたが
正にペリカンとモンテグラッパは
それを連想させる特徴があります。
モンテグラッパは
実用品とは思えないような
美しい色とデザイン。
とても手がかかるけど
素晴らしく官能的な書き味。
一方、ペリカンは茶縞の
美しいボディをまとっているが
デザインはあくまでビジネスライク。
そして、いつでも
最高のパフォーマンスを発揮してくれる。
万年筆はクルマと違い
幸福な事に両方所有することが
可能ですので2本持って使うのも
良いと思います。
万年筆、この世界も奥が深そうですね~。
私はこれ以上深入りしないよう
気をつけたいと思います、、、
昨年、丸の内の丸善で購入しました。
以前は2本ケースの物を持っていましたが
3本持ち歩くようになり
ケースを買い替えました。
素材はレザーで
牛革ですが羊革のような柔らかい素材です。
ベルト部分がグリーンというのが
何か雰囲気がありますね。
さて、中身はちゃんと仕切られています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/6e/190491674991342a08ead3fe09918953.jpg)
一番太いモンテグラッパのMIYAを中央に
それぞれ両サイドにペリカンのヴィンーテージM400
ボールペンのモンブランの1441を収納すると
納まりがいいようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/e9/0f59c3b75ff5a5f6822151ab26d3fe99.jpg)
長さも問題ありませんね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/57/c708d3fa4e2020524ec5d58a45206469.jpg)
これをいつも鞄に収納して
持ち歩いています。
ペン同士が接触し傷がついてしまうことも
ありません。
とても機能的ですね。
さて、現在仕事では主に
万年筆を使っています。
ボールペンを使うのは稀です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/00/6cda6671392f4731a1756afa0cc97231.jpg)
使い慣れると万年筆の書き味は
何物にも代え難いですね~。
そして書き残したノートの文字も
ボールペンで書いた物より趣があります。
たとえビジネスでも。
当初は万年筆はデザインの違いだけで
性能はあまり変わらないだろうと思っていましたが
それは全く違いました。
一番上の万年筆がペリカンですが
実際に使ってみて
あまりに性能が安定しているので
驚きました。
一番は液漏れがまったくない。
どんな時でもさっと出して
直ぐに使える。
これは本当に司法試験とか
ここぞ!という時には安心して使えますね。
聞いた話では気圧の変化が激しい
機上でも問題ないとの事です。
それに対して、真ん中のモンテグラッパですが
これは手がかかりますよ~。
このペンはインクを補充した後は
液漏れすることも多々。
良くあるのはペンキャプをした状態で
インクが少し漏れ、気付かずに
ペンのお尻にさして使っていると
いつの間にか手が汚れている。
ということが多々ありました。
当初、万年筆はこういった
手がかかる物と思っていました。
ところがペリカンを使ってみて
そうではない事を知りました。
ペリカンはその手の心配は無用です。
書き味は両方のペンともニブは調整していませんが
ペリカンはヌラヌラとした書き味。
これに対してモンテグラッパは非常に繊細な
書き味です。
どちらが好きかと聞かれれば
やはりモンテグラッパでしょうか。
正にドイツとイタリアの物作りの特徴が
表れていると思います。
私は今はドイツの乗用車に乗っていますが
昔、クルマが何よりも大好きという時代がありました。
寝ても覚めてもクルマの事ばかりを考えていました。
その時、あらゆる物を切り詰め貯金をして
やっとポルシェの911を手に入れました。
しかし、ある時、浮気心をおこし
フェラーリを購入しようと思い
まる2日間試乗したことがありました。
クルマは328GTSというV8エンジン3.2リッターで
屋根が外せるタイプです。
当時のフェラーリのボディは
ハンドメイド部分が沢山あり
深紅のフェラーリロッソに塗られたそのボディは
とても美しい芸術品のようなデザインでした。
そして、乗り込むと地面に腰掛けているような
低い着座位置、目の前のメータパネルには
中央にオレンジ色のタコメーター。
いやが上にも、どきどきさせる演出です。
そして、イグニッションを回すと何かが後方で
爆発したかのような爆音。
そのエンジンのアイドリング音は
まさしくレーシングカーのそれでした。
しかし、いざ走り始めれば
まったく質量を感じさせないような
軽快な走行感です。
そして、楽器を奏でるかのようなエンジン音。
もちろんオーディオは不要です。
アクセルをわずか1mmで開けただけでも
ファンファーレの様な音でエンジンが反応し
こんな官能的なクルマがこの世にあるのかと思いました。
このクルマに乗っていたら
ひょっとして、事故を起こして死んでしまうかもしれない
でも、それでもいいかもしれない
と思わせるような
魔力的なクルマでした。
ポルシェのどこまでも冷静な速さとは
全く異質の物です。
思わず買い替えを真剣に考えましたが
しかし、わずか2日間の間でも
色々なトラブルが次々発生。
しかも真夏の炎天下
エアコンもまったく効きません。
何とか無事クルマを返却し
自分のポルシェに乗り換えた時
一切の不安を感じさせないポルシェに
思わずホッとしたのでした。
このクルマはとっても魅力的ですが
一筋縄ではいかないし
恐ろしくメンテナンスフィーが
かかりそうです。
しかも、旅先で突然走行不能になることも
充分考えられたので
結局、購入を断念しました。
話が長くなりましたが
正にペリカンとモンテグラッパは
それを連想させる特徴があります。
モンテグラッパは
実用品とは思えないような
美しい色とデザイン。
とても手がかかるけど
素晴らしく官能的な書き味。
一方、ペリカンは茶縞の
美しいボディをまとっているが
デザインはあくまでビジネスライク。
そして、いつでも
最高のパフォーマンスを発揮してくれる。
万年筆はクルマと違い
幸福な事に両方所有することが
可能ですので2本持って使うのも
良いと思います。
万年筆、この世界も奥が深そうですね~。
私はこれ以上深入りしないよう
気をつけたいと思います、、、