![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/d3/d023f35a489aebd18f972b7f98977344.jpg)
関東地方は気象庁の梅雨明け宣言はまだ出ていませんが
実質的に梅雨は明けたようですね。
ただ、日本は3日に1度は雨が降るくらい
雨が多いので傘は重要な紳士のアイテムだと思います。
ということで
まず第一弾は(というところが怖いですが)
スウェイン アドニー ブリッグの傘です。
馬具メーカーをスタートに鞄などの革製品を製造していたスウェイン アドニー社と
傘を製造していたトーマス・ブリッグ・アンド・サンが合併して
現在の名前になっていますので
ブリッグの傘という言い方が正しいかもしれません。
現にスウェイン アドニー ブリッグの鞄は
中を開けると SWAINE ADENEY のロゴしか入っていません。
さてこのブリッグの傘
これは六本木ヒルズにあるハンウェイという
傘のショップで購入しました。
これはムーンバッドがオーダー傘やアンテナショップ的な位置づけとして
経営しているようです。
ハンウェイ、これは英国の哲学者で旅行家でもあった
ジョナス ハンウェイから名前を取っているとの事。
それまで傘と言えば日傘のことを指していましたが
初めて雨用の傘を発明したのがハンウェイです。
布に油をしみ込ませて作った傘をさし
ロンドンを歩き回ったハンウェイは当時の人から
変人扱いされていたようです。
傘が普及しはじめたのはハンウェイの没後のようです。
さて、傘の話に戻しましょう。
まずは冒頭の写真の傘全体のシルエットですが
非常に美しい曲線を描きながらも
とても力強いラインだと思います。
この傘はムーンバッドが2005年位から
ブリッグに別注している傘です。
日本の雨滴にも耐えるよう
素材はポリエステルツイル強化撥水生地を
日本からイギリス本国に送り製造しています。
又、日本独特の傘の縫い方である
「環縫い」を行っています。
生地と生地を縫い合わせた後
その先をさらに縫い合わせ雨が漏らないようにする
縫い方です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/9c/58cf0e75ccc25f025a030b2e09263fc0.jpg)
これを行うのは「環縫いミシン」が必要で
わざわざ日本から導入しています。
しかし、よくイギリスの職人さんが言う事を
聞きましたね~。
当初、ムーンバッドだけの仕様だった、この「環縫い」
先日イギリス本国のブリッグに直接問い合わせたところ
ブリッグもその有用性を確認したのか
今は、すべての傘が「環縫い」仕様に
なっているとのことでした。
さて、傘の張地ですが黒をベースに
白とブルーのストライプになっています。
ビジネスにもカジュアルにも使える便利な柄ですね。
ネイビーやグレー、茶系のスーツにも使えます。
又、ジャケットやブルゾンなどのカジュアルな
スタイルでもOKですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/fc/154b4bb12ab28a4e7994536ab06fc684.jpg)
そして傘の雰囲気を決めるもっとも重要なハンドル。
こちらの素材はヒッコリー(クルミ)です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/7c/71960f52b06af9d84743ce94f18b9705.jpg)
とても趣がありますね~。
この焼きの入り方がまた何とも言えません。
そしてこの傘はハンドルから石突きまで
一本の木で出来ている所謂ソリッドというものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/bf/9eebb7febd3b739223f8e685bc5b0eb0.jpg)
ヒッコリーは固く丈夫な木ですので
非常にしっかりしていますね。
そしてスウェイン アドニー ブリッグの名を冠した
ゴールドのプレート。
とても良いのですが、盗難のリスクも高まります(汗)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/82/06410a0cc82176c994b7539fe3f01465.jpg)
そして最後に説明書。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/c5/473980feb11a77b7b029dadc648d6bd1.jpg)
これはブリッグの歴史から
傘の巻き方や日頃のお手入れ方法などが
英文で書いてあります。
流石、ブリッグです。
こういった傘があると
雨の日も愉しみになりますね。
実質的に梅雨は明けたようですね。
ただ、日本は3日に1度は雨が降るくらい
雨が多いので傘は重要な紳士のアイテムだと思います。
ということで
まず第一弾は(というところが怖いですが)
スウェイン アドニー ブリッグの傘です。
馬具メーカーをスタートに鞄などの革製品を製造していたスウェイン アドニー社と
傘を製造していたトーマス・ブリッグ・アンド・サンが合併して
現在の名前になっていますので
ブリッグの傘という言い方が正しいかもしれません。
現にスウェイン アドニー ブリッグの鞄は
中を開けると SWAINE ADENEY のロゴしか入っていません。
さてこのブリッグの傘
これは六本木ヒルズにあるハンウェイという
傘のショップで購入しました。
これはムーンバッドがオーダー傘やアンテナショップ的な位置づけとして
経営しているようです。
ハンウェイ、これは英国の哲学者で旅行家でもあった
ジョナス ハンウェイから名前を取っているとの事。
それまで傘と言えば日傘のことを指していましたが
初めて雨用の傘を発明したのがハンウェイです。
布に油をしみ込ませて作った傘をさし
ロンドンを歩き回ったハンウェイは当時の人から
変人扱いされていたようです。
傘が普及しはじめたのはハンウェイの没後のようです。
さて、傘の話に戻しましょう。
まずは冒頭の写真の傘全体のシルエットですが
非常に美しい曲線を描きながらも
とても力強いラインだと思います。
この傘はムーンバッドが2005年位から
ブリッグに別注している傘です。
日本の雨滴にも耐えるよう
素材はポリエステルツイル強化撥水生地を
日本からイギリス本国に送り製造しています。
又、日本独特の傘の縫い方である
「環縫い」を行っています。
生地と生地を縫い合わせた後
その先をさらに縫い合わせ雨が漏らないようにする
縫い方です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/9c/58cf0e75ccc25f025a030b2e09263fc0.jpg)
これを行うのは「環縫いミシン」が必要で
わざわざ日本から導入しています。
しかし、よくイギリスの職人さんが言う事を
聞きましたね~。
当初、ムーンバッドだけの仕様だった、この「環縫い」
先日イギリス本国のブリッグに直接問い合わせたところ
ブリッグもその有用性を確認したのか
今は、すべての傘が「環縫い」仕様に
なっているとのことでした。
さて、傘の張地ですが黒をベースに
白とブルーのストライプになっています。
ビジネスにもカジュアルにも使える便利な柄ですね。
ネイビーやグレー、茶系のスーツにも使えます。
又、ジャケットやブルゾンなどのカジュアルな
スタイルでもOKですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/fc/154b4bb12ab28a4e7994536ab06fc684.jpg)
そして傘の雰囲気を決めるもっとも重要なハンドル。
こちらの素材はヒッコリー(クルミ)です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/7c/71960f52b06af9d84743ce94f18b9705.jpg)
とても趣がありますね~。
この焼きの入り方がまた何とも言えません。
そしてこの傘はハンドルから石突きまで
一本の木で出来ている所謂ソリッドというものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/bf/9eebb7febd3b739223f8e685bc5b0eb0.jpg)
ヒッコリーは固く丈夫な木ですので
非常にしっかりしていますね。
そしてスウェイン アドニー ブリッグの名を冠した
ゴールドのプレート。
とても良いのですが、盗難のリスクも高まります(汗)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/82/06410a0cc82176c994b7539fe3f01465.jpg)
そして最後に説明書。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/c5/473980feb11a77b7b029dadc648d6bd1.jpg)
これはブリッグの歴史から
傘の巻き方や日頃のお手入れ方法などが
英文で書いてあります。
流石、ブリッグです。
こういった傘があると
雨の日も愉しみになりますね。