![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/84/e789d2aa801009b483582bcd091eddcf.jpg)
梅雨が明けましたね。
空はいかにも夏空、これから
本格的な夏が始まります。
さて、昨日に続き傘、第2弾です。
やはり傘はスーツにコーディネイトして
複数本、必要だと思います。
そして今回、久々に日本橋三越のインポートセレクトでの
買い物となりました。
一言にFOXの傘と言っても、1本、1本手作りの上
天然素材であるハンドル部分は同じ物がふたつとありません。
何店舗かFOXの傘を見て、上記のお店で購入した次第です。
FOX UMBRELLASはブリッグと並んで英国を代表する傘のひとつかと思います。
創業は1868年、ロンドンのシティです。
何と言ってもステッキを連想させる、その細巻きのスタイルが
カッコいいですね~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/7d/fd57822736429dba2d7d91a249f43d5c.jpg)
英国では、雨が降らずともステッキ代わりにFOXの傘を持つ
という話を聞いた事もあります。
ステッキと言っても、体重を支える杖ではなく
あくまで、アクセサリーとしてのステッキという意味ですね。
今の日本でステッキを持つのは流石に勇気がいりますが
FOXの傘であれば自然に持てると思います。
ステッキは例えば地面に対して垂直に立ててはいけない等
色々なルールがありますが、それは又、改めて。
まずは、冒頭の写真の全体のシルエットですが
とてもエレガントなラインだと思います。
ブリッグの力強さに対して
FOXのそれは柔かさと精細さを感じます。
そして、もうひとつ特徴的なのは
張地であるナイロンです。
室内で照明にかざしてみると、とても美しい感じで
透けて見えます。
これもエレガントですね。
但し、雨の強い日では、雨が漏る可能性があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/8c/fe419df13de8970e6eb212f40096f23b.jpg)
最近、軽量化や錆びないという理由で
高級傘ではカーボン製の骨が増えていますが
FOXのこのテンションを持ちながら、美しく開く様を見ると
「やはり傘骨は金属製でないと」と思います。
傘を開いていく時のテンションと
上ハジキにカチッととまった時の音
FOXの傘は、傘を開く事自体が、気持ちいいですね。
さて、細かいディティールですが、まずは石突き。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/5a/7919ffbbf7fd5d99348aca342adc7bc8.jpg)
本体はスチール製ですが
この部分は木製になります。
そしてもっとも重要なハンドル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/4f/f69f348d18fda40d925fba7e84db7a01.jpg)
このハンドルの素材はマラッカ(籐)ですが
実はこのマラッカ、明るい色の物もあれば暗い色もあります。
無地っぽいかんじで、明るくマットな物が多いのですが
今回、何店舗か廻ってみて
一番良かったのが、このハンドルでした。
木の模様が美しく、尚かつ、ビンテージのように
光沢があります。
手に吸い付くようなハンドルです。
次に中棒ですが
防錆の塗装が施してあるスチール製になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/18/2529834a215547ce9c7fa7390b3ce962.jpg)
ブランド名と英国製の表記があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/d0/fbe861cb139fd4eae01d54ccf9fc95a4.jpg)
受け骨の部分にもブランド名が。
そして露先をまとめる部分
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/75/20b7b9983e5657d318826bae1dcd3677.jpg)
露先の色に合わせゴールドの色になっています。
FOXのこの細身の傘
雨でなくても持ちたくなる
傘ですね。
そして、そして、実は、、、、
傘シリーズはまだまだ先があります。
ここまでは既製品でしたが
やはりシルクを使った傘、その独特な質感
そして、雨音がききたくて
スペシャルな仕様で傘を2本ほど
ビスポークしています。
これは、出来上がりましたら
又、ご紹介したいと思います。
空はいかにも夏空、これから
本格的な夏が始まります。
さて、昨日に続き傘、第2弾です。
やはり傘はスーツにコーディネイトして
複数本、必要だと思います。
そして今回、久々に日本橋三越のインポートセレクトでの
買い物となりました。
一言にFOXの傘と言っても、1本、1本手作りの上
天然素材であるハンドル部分は同じ物がふたつとありません。
何店舗かFOXの傘を見て、上記のお店で購入した次第です。
FOX UMBRELLASはブリッグと並んで英国を代表する傘のひとつかと思います。
創業は1868年、ロンドンのシティです。
何と言ってもステッキを連想させる、その細巻きのスタイルが
カッコいいですね~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/7d/fd57822736429dba2d7d91a249f43d5c.jpg)
英国では、雨が降らずともステッキ代わりにFOXの傘を持つ
という話を聞いた事もあります。
ステッキと言っても、体重を支える杖ではなく
あくまで、アクセサリーとしてのステッキという意味ですね。
今の日本でステッキを持つのは流石に勇気がいりますが
FOXの傘であれば自然に持てると思います。
ステッキは例えば地面に対して垂直に立ててはいけない等
色々なルールがありますが、それは又、改めて。
まずは、冒頭の写真の全体のシルエットですが
とてもエレガントなラインだと思います。
ブリッグの力強さに対して
FOXのそれは柔かさと精細さを感じます。
そして、もうひとつ特徴的なのは
張地であるナイロンです。
室内で照明にかざしてみると、とても美しい感じで
透けて見えます。
これもエレガントですね。
但し、雨の強い日では、雨が漏る可能性があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/8c/fe419df13de8970e6eb212f40096f23b.jpg)
最近、軽量化や錆びないという理由で
高級傘ではカーボン製の骨が増えていますが
FOXのこのテンションを持ちながら、美しく開く様を見ると
「やはり傘骨は金属製でないと」と思います。
傘を開いていく時のテンションと
上ハジキにカチッととまった時の音
FOXの傘は、傘を開く事自体が、気持ちいいですね。
さて、細かいディティールですが、まずは石突き。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/5a/7919ffbbf7fd5d99348aca342adc7bc8.jpg)
本体はスチール製ですが
この部分は木製になります。
そしてもっとも重要なハンドル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/4f/f69f348d18fda40d925fba7e84db7a01.jpg)
このハンドルの素材はマラッカ(籐)ですが
実はこのマラッカ、明るい色の物もあれば暗い色もあります。
無地っぽいかんじで、明るくマットな物が多いのですが
今回、何店舗か廻ってみて
一番良かったのが、このハンドルでした。
木の模様が美しく、尚かつ、ビンテージのように
光沢があります。
手に吸い付くようなハンドルです。
次に中棒ですが
防錆の塗装が施してあるスチール製になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/18/2529834a215547ce9c7fa7390b3ce962.jpg)
ブランド名と英国製の表記があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/d0/fbe861cb139fd4eae01d54ccf9fc95a4.jpg)
受け骨の部分にもブランド名が。
そして露先をまとめる部分
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/75/20b7b9983e5657d318826bae1dcd3677.jpg)
露先の色に合わせゴールドの色になっています。
FOXのこの細身の傘
雨でなくても持ちたくなる
傘ですね。
そして、そして、実は、、、、
傘シリーズはまだまだ先があります。
ここまでは既製品でしたが
やはりシルクを使った傘、その独特な質感
そして、雨音がききたくて
スペシャルな仕様で傘を2本ほど
ビスポークしています。
これは、出来上がりましたら
又、ご紹介したいと思います。
傘のビスポークとはついに来るところまで来てしまった感じですね。
シルク地を使った傘を持っている人に聞きましたが、日本のようなしっかり降る雨(?)の場合は、ポタポタと秋芳洞の鍾乳洞のように水滴が落ちて来るそうです。
実用性は低いですが趣味の1本としてはいいのではないでしょうか。
また、ブリッグのソリッドの傘もお持ちのようですが、ソリッドは中棒が反りやすいので注意が必要だそうです。
蛇足ですが、寒竹の持ち手は放っておくと曲げの部分がだんだんまっすぐに戻っていってしまうそうです。使わないときは、ヒモでくくっておかないといけないそうです。
傘も靴もスーツも鞄も・・・メンテ地獄に陥りそうですね(笑)
アドバイスありがとうございます。
仰る通りに、シルクの傘は強い雨には向きませんが
今回、ビスポークで使用する
シルクコットンは
テストした限りでは完璧な防水性を
保持しています。
1960年代のバーバリーの生地ですが
レインウェアとして織られたもののようです。
表面を加工するのではなく
緻密な織によって
防水性を保持しているようです。
後は縫製の問題ですが
本体や生地の素材は英国製ですが
傘自体の仕立ては
国内で行なうので
あまり心配していません。
こちらは改めて
レポートしますね。
そして、ソリッドの傘の中棒の反りですが
防止策としては必ず、使用後は陰干しをして
しまうようにするのと
極端に湿度の高い場所や
直射日光が当たる様な場所をさければ、
結構防げるようです。
そして最後に
ハンドルの戻りについては
戻った物をみた事がありますが
それはそれで、趣きがありますよね~。
よって、自然の摂理にまかせ、
今のところ、縛る予定はありません(笑。
メンテ地獄、それはそれで
その事を愉しむ気持ちになれば
それも又、良しですね(笑。