赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

鳥越陣営の本質的危機感 current topics(154)

2016-07-17 11:47:43 | 政治見解



current topics(154): 鳥越陣営の本質的危機感


鳥越氏は、テレビ局が要請した討論番組出演依頼を拒否した模様です。

ある都議は
「17日のフジテレビ『新報道2001』にて、主要3候補が出演しての政策論議が行われる予定で、
 緊張感を持ちつつ、準備を進めていました」
「遅い時間になってから番組スタッフより中止連絡が。
 鳥越俊太郎氏のキャンセルによるためと聞いています」
「ドタキャンに対してはいかなる理由であれ、とうてい納得できることではありません」
と怒りを隠せません。

ジャーナリストとして報道の第一線に立ってきた人の突然のキャンセルは、
敵前逃亡の謗りをまぬがれません。

出演のたびに、まとまりのない発言や、不健康さをさらけ出してしまう鳥越氏に対し、
野党四党関係者から出演中止の指令が出ています。

都民はもとより、他の候補者たちも討論会で自らの考えを述べることは当然と考えていたのですが、
鳥越氏だけは別だったようです。


また、街頭演説もご本人が出ることは少なく、ある民進党の代議士のツイッターに
「明日16日(土) 世田谷区内を 鳥越俊太郎東京都知事候補 の応援部隊が演説します!」
と、遊説日程を紹介していますが、最後に選挙常識を覆す言葉があります。
「鳥越候補本人はおりませんので、予めご了承ください」


都民に直接政策を訴えて共感を得ることを放棄する候補者は最初から選挙に出るべきではありません。
逆に考えれば、テレビ出演や街頭演説をするたびに票を激減させると野党幹部が判断したのだと思われます。

未だに都知事としての政策を自分の言葉で語れないのであれば、当然の措置なのかもしれません。


※情報筋から当ブログに寄せられたニュースの要点をお伝えしています。


  お問い合わせ先 akaminekaz@gmail.com 
  FBは https://www.facebook.com/akaminekaz です

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

増田氏に都知事の資質はない current topics(153)

2016-07-17 09:03:27 | 政治見解



current topics(153): 増田氏に都知事の資質はない



増田寛也氏は、都知事には不適格な人物です。

この方は自分から大きな方針や方向性を示すことはできません。
創造性がないと言ってもいいと思います。

まじめに仕事をするのですが、あくまでも決められた枠の中での仕事しかできません。

ですから、看板に在るように「混乱に終止符を打つ」ことはできるかもしれませんが、
「混乱を収めた後に何をするのですか?」と訊かれたら何も答えられないのです。
ビジョンを持っていないし、描くことができません。

前例に則って仕事する官僚出身者の限界がそのまま出てしまいそうです。

岩手県知事時代は予算が足りないにもかかわらず、建設省出身者らしく
大型開発をどんどん進め12年間で1.4兆円の赤字をつくりました。
そして、それを放置したまま岩手県を去りました。

第1次安倍改造内閣で、知事出身の民間閣僚として総務大臣に起用されましたが
特筆される実績はありません。

「実務に明るいから都知事にふさわしい」との声がありますが、
結果や成果が出せない実務は、市役所の役人と変わりません。

増田氏は都知事に立候補した理由は「市区町村長の有志から背中をおされたから」と述べていますが、
その段取りをした者こそ、自民党東京都連幹部だったのです。

最初から都連幹部は、増田氏を都知事候補にする腹積もりで、さまざまな画策をし、
同時に小池百合子氏つぶしをはかっていたわけです。

小池氏の都政改革により、都連幹部の利権はすべて失ってしまいます。
彼らは、自らの利権を守るために、増田氏を引っ張り出したのです。

それほど、増田氏は都連幹部にとって扱いやすい人であり、
都連幹部の利権活動に手を突っ込まない人と見られているのです。

増田氏が都知事では、舛添問題は追及だけに終わり、
本質的な問題である都議会の闇や腐った自民党の利権体質は何も解決できません。
これでは、都知事選をした意味がまったくなくなります。

増田氏には、几帳面なところがあるので、言われたことをきちんとやり終えることはできます。
都知事と言うよりも、良くて副知事、あるいは総務局長ぐらいが適任の人物です。




※情報筋から当ブログに寄せられたニュースの要点をお伝えしています。


  お問い合わせ先 akaminekaz@gmail.com 
  FBは https://www.facebook.com/akaminekaz です

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする