赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

鳥越氏を推す野党四党の見識の低さ current topics(151)

2016-07-15 09:59:22 | 政治見解




current topics(151): 鳥越氏を推す野党四党の見識の低さ


野党四党は、元日弁連会長の宇都宮氏に出馬を取り下げさせ、鳥越氏を都知事候補に推しました。

野党四党は、安倍政権に対して「東京から痛打を与えることができる」と考え、鳥越氏を担いだようです。
政権打倒だけが目的で、都民の幸福と安心を与える意図は微塵も感じられません。

野党四党の最大の失敗は、鳥越氏を大物のジャーナリストと勘違いしたことです。
しかし、鳥越氏は薄っぺらで無責任な人物でした。

それを偉大な人物であると思い込んだ野党四党の幹部たちの見識は、鳥越氏以下のレベルであることは明白です。
鳥越氏を真ん中にして、誇らしげに野党4党の幹部が手を取り合って推薦していた映像は異常な光景でした。

しかし、その反動は告示日の選挙戦第一声にありました。

鳥越氏がマイクを握り演説を始めると、
それまで笑顔で応援していた野党の大物幹部たちの顔がいきなり曇ってきたのです。
演説を聞き終えるとすぐに「これじゃ無理だな」とつぶやく幹部もいました。

またこの日、鳥越氏は他の候補者が都内の複数の場所で演説を繰り広げる中、
わずか一回で初日の演説を終了したのです。
あまりの内容のお粗末さに野党幹部たちが演説中止を決めたのです。


都民はこうした姿をどう見たのでしょうか。



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鳥越氏に見るジャーナリストの実態 current topics(150)

2016-07-15 09:38:21 | 政治見解



current topics(150): 鳥越氏に見るジャーナリストの実態


都知事選挙に、なぜ鳥越氏は出馬したのでしょうか。
告示から一日たった今でも、その意味は曖昧のままです。

記者クラブで開かれた出馬会見では
「都政の問題点は時間がなかったので良く分からない」、
「政策はまだ考えてない、あとでペーパーにしてお渡しします」、
などの発言に終始し、会場の記者たちを始め、多くの視聴者をあきれさせていました。

また、新宿での第一声では
「都政を都民みんなに取り戻し、みんなで一緒に新しい東京を作ろう」
と訴えています。
今回の都知事選は、前任者の政治と金、政治家と道徳の問題が発端なのですが、それがどこかに飛んでいます。
改革の意味をわからずに、自分の人生の花道として都知事選に立候補してしまったのです。


結局、政権批判を売り物にするジャーナリストが自分で政治を担うとなると、
かつての民主党同様、何をどうしたらよいのかがわからないのではないでしょうか。
その結果、どの番組の出演風景を見ても、質問に対し的外れな答えばかりが返ってくるのです。


鳥越氏自身、
ジャーナリストとは、権力の監視であるから、権力の行うことは何でも批判すればそれでいいと考えています。
つまり、批判することが全てで、条件反射的に批判する。
しかも、無責任に批判するだけで、あとのことは考えもせず、対案を用意したこともありません。

このような薄っぺらな考え方の持ち主が「ジャーナリストの鏡」と言われている人物の正体なのです。

鳥越氏の出馬によって、図らずもテレビや新聞でもてはやされる政権批判を専らとするジャーナリストの実態が明らかになったと言えるのではないでしょうか。



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