あかねの出来事

毎日いろいろな出来事、出会いがあります。
今日はどういう一日だったでしょう?

戦後70年

2015-08-15 21:09:50 | Weblog

     




8月15日。
終戦記念日です。

第2次大戦の生き残りの母は
胃カメラ検査であたふたしつつも
「あれから70年・・・」とつぶやきつつ病院。

私は羽村市平和啓発事業へ。
戦後70周年の記念誌には母も寄稿させていただきました。
111ページ目に記載されています。

東京大空襲のことが書かれていますので、是非とも
お読みいただきたいです。
というのも、母が、自分の体験を第3者に語りだした、書き出したのは
ここ数年のこと。

「思い出したくない」という気持ちで一杯だったそう。
自分が生き残ってしまった「悔い」もあったようです。
女学校の友人、そして、親戚もあの大戦で命を落としています。

私は検査終了後の母を迎えにいき、
二人でゆとろぎに戻り、「一枚のはがき」を見てから
私は「ピースフォーラム」に参加しました。

津屋崎ブランチ代表の山口覚さんがファシリテーターを務め
(とっても上手、パフォーマンスも計算つくされていて)
広島平和事業に派遣された中学生と、
「平和」「戦争」について、話しました。




私のテーブルは青梅市の子が多かったのですが、
とっても「賢く」「聡明」で「純粋」な子ども達でした。

「平和について、しっかり知る、深める、伝えることが大事です。
私たちは広島に行くことができ、戦争の恐ろしさ、平和の大事を学ぶ
ことができたけれど、知らない人に、伝えていく、つないでいくことが
大事です。授業でやっていくべきです」

せつせつと訴えるその姿勢に、感動しました。

おそらく、彼ら、彼女たちのご両親は「戦争を知らない」
であって、戦争体験した「おじいちゃん、おばあちゃん」達からも
ちょっと距離があるのかもしれません。

だからこそ、広島に行き、驚いたのだと思います。

そういった声をききつつ、
ではいま、日本が進んでいる「方向性」について
どう思っているのだろう・・・・・と思っていました。

「憲法9条。
しっかりと守っていかねばならないです。」

その声を大事にしていかねばなりません。