
「ケアホームかりん」へ伺いました。
何度か「一度、是非とも。いらしてください」と
お誘いされていて。
ようやく、伺うことができました。
もっともお昼間だったので、入居なさっている皆さんは
お仕事へ。。
「ケアホームかりん」は民間施設です。
NPO法人羽村市手をつなぐ親の会が運営しています。
18歳以上の知的障がい者を対象としていますが、
今日伺ったところ、身体の障がいをお持ちの方もいらっしゃるそうです。
ですから施設はバリアフリーとなっています。
車いす対応でした。

入居者の平均年齢は40歳。
定員13名。すでに定員一杯だそう。
ショートステイも行っているのですが、こちらも
「予約でいっぱいなんですよ」とのこと。
入居なさっている方は、ご実家は羽村市内の方がほとんど。。
なぜ、自宅が羽村市内にあるのに、ケアホームに入居しているのか・・・
「親なきあとの問題」に対応できるように・・・・ということで
ご両親の決断で入居なさっているのです。
「ずっとご両親、ご家族と暮らしていて、
ある日「なにか」あったときに、対応できるのか??
いきなり施設にいれられて、暮らしていくこと、
生きていくことができるのでしょうか??」
施設長の吉本さんに問いかけられ
「そうですよね・・・・無理かもしれませんね。。」
ぐっと胸をつかまれた感じでした。
まずはショートステイで「夕食体験」からご両親とスタートし、
何回か繰り返し、入所へ。。ということになるそうです。
昼間は働き、皆で楽しくご飯(スタッフのてづくり!冷凍食品や
出来合いのお惣菜は絶対につかわない!)を食し、

個室の部屋で就寝。。
そうとう、ご飯が美味しいのでしょうね、入所して
太るかたも多いとか・・・
こういう施設の需要はとても多いのでは・・・・とつくづく思いました。
「親なきあとの問題」
しっかりと、考えていかねばならないと、痛切に思います。
お忙しい中、対応してくださった吉本施設長、本当にありがとうございました。
爽やかな笑顔が素敵な施設長さんでした。