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早朝、サッカーW杯
(日本VS.デンマーク)を観戦しながら書いている
(だから、ちっとも進まない)
お空の雲がキレイだなぁ。
昨日、当ブログにちょっと変わった(?)コメントが入っていた。
↓
「教えてください」
グーグルのお気に入りに登録して読ませていただいております。
小生茶道には見識が有りませんが小生の所有する茶器について教えていただけませんか。
裏千家のお茶会で使われた茶碗「二尊院」の黒楽茶碗を所有しています。→こちら
どの様な物か?作者は?価値は?家宝として伝える価値は?解りません。
この茶碗は新潟県の佐渡で骨董収集していた曾爺さんが取得した物です。
写しかもしれませんが特徴が馬上杯、二尊院の文字、裏千家の茶席で使用された。
素人ですがご指導下さい。
ワタシは鑑定家ではないんだけどなぁ
と思いつつ、コメント返しを書いていたのだが、
推測ってのも、なかなか面白い。(サッカーの前半観ながらだし~。日本が2点先制したし)
長くなってしまったので、一記事立てることにした。
↓
初めまして。
よいお茶碗をお持ちなんですねぇ。
坐忘斎お家元が献茶式の席主として使われたのだから、ホンモノでしょうねぇ。
おそらく、楽家の歴代の誰かの作かと思われます。
それを所有されていることは、箱もお持ちなわけで、箱書があるハズ。
そして、楽家の誰かの作ならば、茶碗には「楽」印が押してあるバズ。
なので、箱書と「楽」印をご確認ください。
代ごとに印が違うので、そこからどの代の作かもわかります。
(印の写しは淡交社の『茶道美術手帳』や『楽って、なんだろう』に掲載されているので、
見比べて推察することは可能かと思います)
あくまでワタシの推測ですが、
主茶碗が長入(楽家7代)の光悦写し、ですよねぇ。
写しですから楽印は入ってないハズ。
なので、替茶碗とはいえ、その分、楽印が入った茶碗を取り合わせるハズと推測できるし、
黒楽ですから、長入以前の代の作だけど3代の道入より後?
つまり、4代一入か、5代宗入(尾形光琳・乾山の従兄弟)、6代左入かな?
いや、煙草盆があるから薄茶席?
ならば9代了入より後かな?
あ、そうか。
今日庵サイトを確認してみればいいのだった。
これですねぇ。
「本席」とあるなぁ。濃茶席?
ま、いずれにしろ、会記は『月刊・淡交』のバックナンバーをみればわかります。
(バックナンバーはお近くの公共図書館へどうぞ。所蔵していれば閲覧できます)
平成16年といえば西暦でいえば6年前、2004年ですかぁ。
10月30日だから、平成16年の12月号か17年の1月号あたりかな?
作者が判明したら、価値もわかるかと思います。
(このあたりの相場はよくわかりません)
参考にしていただければ幸いです。
******
とまぁ、回答はこんな感じ?
ほとんど、レファレンスですねぇ
個人的に暇ができたら図書館へ行って調べてみよう
ワタシ自身は献茶式にはめったに行かないからねぇ。
添釜に今日庵席が懸けられて、お家元が席主なんて、さすが京都だなぁ
今年、東大寺の献茶式で今日庵席に入った→こちら
濃茶席で主茶碗が長入の赤楽で替茶碗が一入の黒楽という取り合わせだった。
(この時の会記もそろそろ掲載されるはずだから、図書館でコピーとらなきゃね
)
ちなみに、質問にあったサイトには「長入写しの加賀光悦」とある。
去年、楽美術館の「触れる鑑賞会」で了入写しの加賀光悦を触ったっけ
→こちら
懐かしい。
サッカー
まだ勝ってるし、いい気分で更新しよう。
★今日もブログランキングへの御協力を
シマス。

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(だから、ちっとも進まない)
お空の雲がキレイだなぁ。
昨日、当ブログにちょっと変わった(?)コメントが入っていた。
↓
「教えてください」
グーグルのお気に入りに登録して読ませていただいております。
小生茶道には見識が有りませんが小生の所有する茶器について教えていただけませんか。
裏千家のお茶会で使われた茶碗「二尊院」の黒楽茶碗を所有しています。→こちら
どの様な物か?作者は?価値は?家宝として伝える価値は?解りません。
この茶碗は新潟県の佐渡で骨董収集していた曾爺さんが取得した物です。
写しかもしれませんが特徴が馬上杯、二尊院の文字、裏千家の茶席で使用された。
素人ですがご指導下さい。
ワタシは鑑定家ではないんだけどなぁ

推測ってのも、なかなか面白い。(サッカーの前半観ながらだし~。日本が2点先制したし)
長くなってしまったので、一記事立てることにした。
↓
初めまして。
よいお茶碗をお持ちなんですねぇ。
坐忘斎お家元が献茶式の席主として使われたのだから、ホンモノでしょうねぇ。
おそらく、楽家の歴代の誰かの作かと思われます。
それを所有されていることは、箱もお持ちなわけで、箱書があるハズ。
そして、楽家の誰かの作ならば、茶碗には「楽」印が押してあるバズ。
なので、箱書と「楽」印をご確認ください。
代ごとに印が違うので、そこからどの代の作かもわかります。
(印の写しは淡交社の『茶道美術手帳』や『楽って、なんだろう』に掲載されているので、
見比べて推察することは可能かと思います)
あくまでワタシの推測ですが、
主茶碗が長入(楽家7代)の光悦写し、ですよねぇ。
写しですから楽印は入ってないハズ。
なので、替茶碗とはいえ、その分、楽印が入った茶碗を取り合わせるハズと推測できるし、
黒楽ですから、長入以前の代の作だけど3代の道入より後?
つまり、4代一入か、5代宗入(尾形光琳・乾山の従兄弟)、6代左入かな?
いや、煙草盆があるから薄茶席?
ならば9代了入より後かな?
あ、そうか。
今日庵サイトを確認してみればいいのだった。
これですねぇ。
「本席」とあるなぁ。濃茶席?
ま、いずれにしろ、会記は『月刊・淡交』のバックナンバーをみればわかります。
(バックナンバーはお近くの公共図書館へどうぞ。所蔵していれば閲覧できます)
平成16年といえば西暦でいえば6年前、2004年ですかぁ。
10月30日だから、平成16年の12月号か17年の1月号あたりかな?
作者が判明したら、価値もわかるかと思います。
(このあたりの相場はよくわかりません)
参考にしていただければ幸いです。
******
とまぁ、回答はこんな感じ?
ほとんど、レファレンスですねぇ

個人的に暇ができたら図書館へ行って調べてみよう

ワタシ自身は献茶式にはめったに行かないからねぇ。
添釜に今日庵席が懸けられて、お家元が席主なんて、さすが京都だなぁ
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今年、東大寺の献茶式で今日庵席に入った→こちら
濃茶席で主茶碗が長入の赤楽で替茶碗が一入の黒楽という取り合わせだった。
(この時の会記もそろそろ掲載されるはずだから、図書館でコピーとらなきゃね

ちなみに、質問にあったサイトには「長入写しの加賀光悦」とある。
去年、楽美術館の「触れる鑑賞会」で了入写しの加賀光悦を触ったっけ

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サッカー
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銘「黒楽馬上杯二尊院」第42世住職 寂祐 そして落款。そして歴史にロマンを感じて時々使っております。色々調べて頂き有難う御座います
茶碗に楽の印はありません、今後も歴史のロマンを散策したいと思います。又、佐渡にも行って見たいと思っています。