Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

黒革の手帳ならぬ、花の手帳見て「困ったなぁ」

2011年09月20日 00時00分43秒 | 閑話休題
本音はとても書きたくない話題。

そもそも、3日前にネタにしちゃったのがミスったなぁ
さらには最初に満員電車の中からヨソサマのblogのコメントするんじゃなかった。
と反省しきり

この3日間、世間はハッピーマンデー(←既に古いナ、このコトバ)の三連休だったようだが、
ワタシ自身は灰の教室以外は出勤だった。
もっとも、好きなことを生業とした“強み”で、そのこと自体は嫌いではない。
(茶道稽古とバッティングさえしなければ、むしろ好きな方かもしれない)

ただ、疲れてたのかなぁ。
ちょっと記憶を誤認してコメントしちゃったせいか、読者の方にも誤解を与えてしまったかもしれない。
と心配になってきて。

なので、書きたくないけど、書く。
3日前、日常生活の中での優先順位について、またそこにおける“趣味”の位置づけの所感を綴った。
だけど、それはあくまで一般的な“趣味”について。
書くキッカケになったblogについては、タイトルは「おっ」と思ったけれど、
内容に関しては「それを“趣味”と捉えるのは、ちょっと」と感じた。

確かに、ワタシも似たような立場にあった時期もあった。
その関係での外出も確かに多かった。だけど、それを重荷に感じたことはなかった。
むしろ、自ら進んで、喜んで、かつ楽しんで参加していた。

その辺の記憶が曖昧で、帰宅して手帳を全部出して当時のスケジュールを確認したんだけど、
集中したのはほんの一時期だったし、見返しても楽しかった思い出ばかりが出てくる。

結果としては「やめた」わけだし、それは人間として、とても悲しくてつらい事があったから。
少なくとも、それは参加した時間とも、行動とも無関係なことだ。

だから、「動員」とか「タダ働きさせられている」と感じたことは、ワタシ自身は一度もない。
「集まり」に関しても、批判的な感情はない。
なので、こちら側へいただいたコメントに対して、「それは“趣味”とは言えないのでは?」と返した。

だって、よその流派はともかく、ワタシが習っている流派は「社団法人」だから。
京都で研修を受講した時も「社団法人とはなんぞや?」というところから学んだ。
故に、「会」としての活動について、正しく理解し、納得の上で参加していた。

まぁ、お役目が会計だったからねぇ。
会費を預かり、運用していることは、とてもではないけれど“趣味”ではないわけで
“公私”に分けると、仕事ではないけれど“私”では決してもない、“公”だった。
茶道は“趣味”として習っていたけど、たぶん“お役”を果たす時は“趣味”と区別して、
割り切るというか、それなりの覚悟と使命感で臨んでいた。
と、振り返ると思う。

翻って言うと、参加することに対して「イヤだなぁ」と思ったら、もうダメなんですよねぇ。
我慢してして、誰かと付き合ったり、いやいや参加するといったことが出来ないんで

好き嫌い、出る出ないの意思表示はハッキリしていて、「嫌いっ」って思うと、
それが血縁だろうが、義理だろうが、立場の強い相手であろうが、口もきかないからねぇ。

それと同じで仕事にしろ、お茶の活動にしろ、「イヤだ」と思うともう嫌~っなので。
だから、耐える前にやめたわけ

もっとも、“お役”と声かかる前年まで、土日祝祭日含む夜勤やってて、そんな時間はなかったし
やめて「こから暇ができるかなぁ」と思っていたら、最初の年に土日祝祭日も出勤になったから
「ホント、人生って、上手く出来てるなぁ」って、思ってる。

やめるのも、ある日突然に「嫌っ」と短気を起こしたのではなく、3年前からそういう雲行きは感じていて、
少しずつ、自分の茶道についての興味を他へとシフトしていた。
いわば、このblogはその“副産物”。

そのプロセスは花の手帳を見れば一目瞭然
ファンケルの年末のプレゼントの手帳が気に入っていて、1997年以来ずっと愛用している。
もう15冊かぁ。
中段の5冊がちょうど“お役”を務めていた時代。
ボロボロですねぇ

下段、つまり直近5年の手帳はまぁ、キレイなこと。
基本、マイペースで無理しないでやってるから、他者たの日程調整の必要がなくて
だから、手帳はいつも鞄の底に収まったまんまのことが多くて

でも、暇を持て余していることは全くないし、茶の湯を楽しんでいることは、
このblogを読んでいただければそれは明白におわかりいただけると思う

まぁ、最初は「社中稽古はあるけど、基本的に一人で何ができるんだろー」と不安だった。
でも、気持ちと意思さえしっかりしていれば、道は先へと続いているもんです。

と、いうことをこの3年間は教えてくれたと思うし、
そう思えるようになったのは、その前の5年間、一生懸命“お役”をやったからだと思う。

だからね、私は決して組織的な活動に対して、反対する気持ちは持っておりません。
どうか誤解しないでおくんなまし。

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2 コメント

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失礼いたしました (ensyuu)
2011-09-20 23:46:32
 先日は、気持ちばかり先走ったコメントをいたしまして、申し訳有りませんでした。
 まぁ、今が非常に良い状態なので、それに満足して、これから楽しみたいと思います。
返信する
blogのこわいところ (Akatsuki)
2011-09-25 07:17:47
ensyuuさん
コメント返しが遅くなって、失礼しました。
blogを書き続ける際に気をつけなければならないポイントは「時間の経過」です。
紙に書く場合は紙質やペンの劣化で書いてから現在に至る時間の経過がわかります。
ですが、デジタルはそうはいきません。
10年前に書いたものですら、それを検索がヒットして初めて読む人にとっては「現在」として印象が残ります。
(たとえ、日付が10年前だったとしても、気がつかないと「現在」と錯覚しがちです)
そして、自分にとっては“過去”の話でも、書き方がリアルだと、読み手はあたかも現在進行形である事象のように受け取る場合があります。
だから、書く側はそのことを念頭に入れて、過去のことを書く場合を文章中にくどいくらいに過去だよ!と認識させる表現を織り込みつつ、
読み手が誤解しないように配慮する必要があると思うのです。
たとえ、個人でやってるブログであっても、社会に向けて発信している点は同じなので。
返信する

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