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こそこそ?青春18旅~その2 ブレイブ?な一日

2021年03月26日 04時21分00秒 | 泊りがけの旅行

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前回からの続き

青春18きっぷ2日目の旅。

ヒヤッとするけど、とてもいい天気。

真ん中の日はどうにでもできるように予定は何も決めていなかった。
初日に大阪まで行ったら、2日目に京都を巡るもよし。

大阪まで行かず、初日に京都の美術館へ行けたら、
2日へはお伊勢さんに行くのもいいかなぁ。

とか、考えていた。

ただ、やはりこの御時勢だからね、いかにも観光地!ってところに行く気分になれず。

で、結局のところ、『あるくと』にのってみることにした。

ちょうど映画『ブレイブ 群青戦記』とコラボ中で。

てなことで、始発の5時半の米原行きに乗って、安土駅で途中下車。

アプリのウォーキングマップを頼りにポイント制覇に挑んだ、

 早朝の観音正寺の山が眩しいぜ。

田んぼの中にも信長時代の遺構があるのかなぁ。 

 突然にここだけ不思議な感じ。

ちなみに、安土城へは1年前に観光に来ているから、今回は素通り。(早朝すぎてどこも閉まっているし)

1年前の旅 →その1 その2

7時半すぎに安土駅に戻ってきて、再び米原行きに乗って彦根で途中下車。

改札を出て、「はて、駅構内って?」と思いながら階段を下りて、階段の下?あたりで発見。

 珈琲専門店。マイクロレディーコーヒースタンド 

他にお客はおらず、じっくりストロングな珈琲を飲みつつ、こっそり朝ごはん。

窓越しに井伊直政の銅像が見えた。 

のんびりしすぎて、1台電車を乗り過ごしてしまったが、約1時間後に旅を再開。

米原で乗り換え、大垣で乗り換え、そして名古屋駅で乗り換え(ホームが替わると知り、慌てたけど間に合った)
そうして、降りたのは大高駅。

「あるくと」のウォーキングコース(桶狭間コース)に挑戦してみた。

知らなかった。駅の目の前の小山が鷲津砦跡だったとは。

 

公園の散策道を上がって、それから住宅街を歩き、坂を下りて、また坂を上る。

次は丸根砦跡。

 

桶狭間の戦い前夜、今川勢によって織田方の鷲津砦と丸根砦が落とされたそうで。
近くには今川勢の大高城があったという。

今はただただ広い大高緑地。このどこかにお城があったのかしらん。

と思いながら、緑地公園の北東の出口を目指して、丘陵地を上った。
直線でないし、土地勘ないし、方向感覚が狂いまくり。
スマホの電池が50%割れしていたので、ケチりながら地点をチェックしながら進む。

しかし、ケチった時に限って、道に迷って方向違いの場所へどんどん進んで、また戻る~みたいな?
かなりの彷徨を繰り返し、やっと緑地公園を抜けた。

坂を下り、また桶狭間公園がある丘陵地を登る~
2年前に有松の方から訪れた場所だけど、方向が違うし、まぁ、ここも道に迷って
やっとのことで、到着。

カメラ撮影する電池はもう残っていない。「前回、撮影したもんね」→こちら

 ←2019年5月に撮影した写真。

スマホの電池はかなりギリギリ。
そして、ウォーキングコースのゴールは坂の下、豊明市の桶狭間古戦場伝説地だ。
そこまでスマホは保さないとならぬ。

そこからは念のため印刷して持参したグーグルマップと2年前の記憶が頼り。
「前回は古戦場伝説地から桶狭間古戦場公園までの来る際に道に迷ったんだよなぁ」
と不安に思いながらも、地図と勘をもとに道に導かれるように坂を下る。

そしたら、見覚えのあるレトロな建物が見えてきた。

←これも2年前に撮影したもの。

伝説地で最後の電池を振り絞るようにしてアプリを立ち上げ、ゴールさせたら、スマホは力尽きてしまった。

ここでちょっと考えた。

「このまま少し進めば、名鉄の中京競馬場前駅がある。ここから電車に乗ってしまおうか」。
時計を見たら正午過ぎ。

しかし、交通費節約と決めていたので、スマホに頼らす、印刷の地図を見ながらJRの駅へ戻ることを決めた。

そしたら、行きで散々迷ったおかげで、土地勘ができて帰りは迷うことなく、進むことができた。
1か所やむを得ず迂回したポイントがあったのだけど、結果的には目的の交差点に到達できたし、
後でパソコンで地図を拡大してみて、そこで迂回しなかったら、また迷路に入ることになっていたがわかり、
「あそこで勇気をもって迂回してよかった」と思った。

13時すぎに南大高駅に到着。(桶狭間古戦場伝説地からコースタイムきっかりの45分で移動することができた)
往路のあの彷徨、とんでもなく時間をロスして、安土があっさり歩けて稼げた時間を丸々使い果たしてしまったけど、
けっして無駄ではなかった。
結局、予定していた13:22の岐阜行の普通列車で名古屋へ移動した。

が、ここでまたもやアクシデントが。
なんと、ここで腹痛。

予定では名古屋駅で立ち食いのきしめんで昼食を済ませる予定だったのだが、
とても食事できる状態ではない。

名古屋駅でお手洗いに行き、腹痛は治まったものの食欲なし。

とりあえず映画館へ。って、道路を渡ったものの、目的のビルへの横断歩道がなく、地下へ潜る。
ビルへの地下入口を探しているうちに、ふと見れば名駅地下街サンロードへの入り口も。

「そういえば、この中にディスカウントチケット屋があった」と地下街マップを見て場所をチェックして、
地下街を歩く。
思えば、名古屋駅前の地下街を歩くのは初めて。大阪とも神戸とも、そして東京や横浜とも雰囲気が違う~
めざすチケット屋で自分が行きたい映画館の優待券を1,500円で購入。

それを握りしめ、そこから徒歩5分のミッドランドスクエアシネマへ。
16:25の回の『-ブレイブ- 群青戦記』の鑑賞券に交換。

そこから、地下街の迷路をくねくね進んで、出口1番へ向かう。

時計は2時を過ぎた。よっしゃーとナインアワーズ名古屋駅にチェックイン。
「荷物を置いたらすぐに取りに来るから」とカフェオレをテイクアウト注文。
宿泊特典のチラシをもらったので200円引き。

10階に上がって、やっと一息。スマホも充電~ 

驚いたことに、他にも宿泊客がけっこーいたこと。
おひとりさまも2人、2人連れも2組。

共有スペース内で適当に間隔を開けて、それぞれに時間を過ごしていた。
(女性2人連れのおしゃべりがちょっとうるさかったけど)

私は充電しながら読書。
移動中やこうした待ち時間にスマホを使って電池を消費しないよう、薄めの文庫本1冊持ち歩くことにしたのだ。
数年前に買って、途中まで読んで放置してしまった藤沢周平作品、読み返してもうろ覚えな分、興味を持って読むことができた。

そうして2時間ばかり過ごし、4時過ぎにスマホの電源を引っこ抜き、そのまま外出。
(すぐ出られるようにしておいたので、ロッカーには寄らず)

16:25の回で映画鑑賞。

びっくりしたのは、ほぼ満席だったこと。公開直後の週末とはいえ、そんな大人気の俳優が出演しているわけじゃないのに~
関東だったら、座席は1つおきなんだけど、それもなし。
「名古屋は緊急事態宣言の対象じゃないもんねぇ」と改めて思った。

映画の内容は。。。
週始めに公開記念キャンペーンで電子書籍で原作コミックが1巻~5巻まで無料公開されていたので、読んだんだけど。
個人的にはあんまり好きな内容じゃないかなぁ。
(バトルものというか、ゲーム感覚でどんどん人が殺されていく内容がね、ちょっと)

ある高校が校舎ごと戦国時代にタイムスリップという設定は原作通りなんだけど、
原作が安土城があった「1575-1582の間のどこか」に対して、映画では「桶狭間の戦い前日」というのはよかった。

捕らわれた生徒が丸根砦に監禁され、それを救出しに行く運動部の精鋭たち~という展開に、「おぉ!」
なんてタイムリー。だって、ほんの数時間前に丸根砦に行ってきたばかりだし。

と、そういうところで妙に親近感を持った。

 ※今夜9時から桶狭間の戦いに絞った織田信長ドラマ(主演は市川海老蔵)が放送されるらしい。→ドラマサイト

映画が終わって退出する際、改めて観客の多さとその年齢層の広さに驚く。
そして、はっと気がついた。「そうだ、ここは名古屋だ。ご当地が舞台の映画を観たい心理だ」
名古屋人の名古屋愛はこんなところにも現れている。

時計をみたら18:30。

なんとなく空腹ではあるけど、食欲はあまりない。

そこで、JR名古屋駅の改札を通り、ホーム上の立ち食いきしめん屋へ。

岐阜寄りのお店で食べたんだけど、以前の金山寄りのお店の方が美味しかったかなぁ。

9hに戻り途中にスギ薬局があったので、翌日の水と朝食を調達してから帰った。

次回に続く~
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