Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

ポンペイ展

2022年03月31日 05時45分43秒 | 茶道具以外の展覧会

特別展『ポンペイ』 東京国立博物館 ※4月3日(日)まで

3月も今日でおしまい。
今年はブログ更新を休んだせいか、2月も3月もとても長く感じた。

さて、実は今月初めに訪れていたのだが、更新する機会を逸していたポンペイ展。

 3月3日、桜の蕾はまだ固い。

ポンペイ遺跡の展覧会は以前から機会あるごとに足を運んでいる。

2001年に江戸博で開催されたもの、2006年に渋谷のBunkamuraで開催されたもの、
あと1回どこかで観た?ような?

なので、今回はもういっかなぁ。チケット高いし、予約取るのもプレッシャーだし~。
と当初は思っていたのだけど、「いやいや。いかん」と予約して行ってきた。

よかった。
ポンペイ遺跡って、発掘されたのはまだ一部のみで、現在まで粛々と発掘作業は進行中で新しい発見も次々と出ているらしい。

さすが。。奥深し。

確かに、2001年の江戸博とは出ているものが全然違うし、「えーっ。めちゃ文化的に進んでる!」とビックリするものの多くて。
純粋に感動。

しかも、館内ほとんど撮影OKというのもオドロキ。

 アポロン像だったっけ? なんて精巧なの!

銅?鉄?とにかく金属系の機械。

 炭化したパン。

下宿人募集の広告。

そして、タイル画の数々。

なんといっても極めつけはアレクサンダー大王。

 ←復元なんだけど、床にバーン。

え? 教科書で見たヨ。→

教科書でお馴染みのあの肖像画がポンペイからの出土品だったとは!

2006年に渋谷で観た時はテーマが「ポンペイ 最後の一日」で
被災された人々の痕跡(灰を被って、中が時間を経て空洞になったもの)が幾体も展示されていて。
衝撃が大きかった。(最後を迎えたそのままの姿が残っているから)

なので、文化水準や埋まったからこそ遺った芸術のことをすっかり忘れてしまった。

ポンペイ遺跡は本当に光を影がある。
その両方に目を向けてこそ、その奥深さがより理解できると今回すごく感じた。

あれからの15年間で例えばコミック&映画『テルマエ・ロマエ』でローマ人の生活を知ったり、
生きているこちらも大震災などを経験して、いかに生活が自然災害と供にあるかを身を以て知ったしね。

そして、感動とともに財布の紐も緩む~

 今回買ったグッズ。

お気に入りはハーフのマルチフォルダー。

 

西洋美術館で買ったマルチフォルダーはデザインが怖すぎて、使いづらい。
2014年10月に東京都美術館で開催された「ウフィツィ美術館」展で買った
A5版のマルチフォルダは重宝しているけど、チケットのみ時にはそぐわないし。

というわけで美術館巡りを再開したら重宝しそう。

あと、珍しくお菓子も買った。

 ビスコッティ。

イタリアの伝統菓子なんだけど、職場のローソンでよく買っていた。
小腹を満たすのと眠気覚ましにこの固さと控えめの甘さが最適で。
(ところがある時から店頭で見かけなくなってしまった)

懐かしさと本場の味かしら?と興味津々で買ってみた。

 ミルクティーと供に。

美味しかった~。

★東京国立博物館のバックナンバーリストはこちら


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ソメイヨシノ | トップ | 2022春の茶道具展 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

茶道具以外の展覧会」カテゴリの最新記事