あべのハルカス美術館開館10周年記念『広重―摺の極(すりのきわみ)―』 ※9月1日(日)まで サイト
前回、あべのハルカス美術館を訪れたのはもう7年前のこと。→こちら
北斎展でしたねぇ。
奇しくも(?)同じ時代を生きた歌川広重の浮世絵を無性に観たくなって前売り券をネット購入した。
この春、広重のドラマを視て今回の展覧会を知った。
活躍した時期が重なっていることが象徴するように、広重もベロ藍を好んで使った。
「広重ブルー」というらしい。
そして、その藍色は主に空の色を表現に使われたのかなぁ。
もちろん海の色にも。
モトは旗本で火消しの役を担っていたから、物見櫓に登って江戸の街を眺めることが多かったから、
描く風景画の構図も俯瞰的な視点が生かされている、とか。
東海道五十三次の作品群も御役目の道中に同行する機会があったから~とかと
正直なところ、ドラマを視て初めてのその人生を知ることになった。
東海道は年に何度も往復しているし、元宿場だった街も馴染み深い場所が多いことから
機会があれば鑑賞するようにしている。
へぇ~。そういう背景があるのか。
ふだん気が付かないけど、そういえば青色が心地よく美しいわ~
と、これまで何気なく見ていたことを反省しつつ、でもやっぱり純粋に鑑賞していた。
人物を描く視点もユーモアがあって優しいなぁ。
とにかく点数が多くて。
それだけでもうお腹いっぱい。
特別に印象に残った~というものがなく、クリアファイルは買わなかった。(^^;
]
広重作品はこれから先も折に触れて鑑賞することがあると思う。
今までは違う視点で鑑賞できそうなのがウレシイ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます