正式には太元山春日神社(おおもとやまかすがじんじゃ)と呼ぶ。狩江の中央に小高い山があり、これが太元山である。3つの石段を登れば神殿に行き着く。写真のように中庭の境内には苔むした空間があって、ここは祭り最大の見せ所となる神輿の走りこみ(お帰りと言う)の舞台。また、ここでお神楽なども奉納される。
春日神社は7,8百年前の創設と伝えられる。境内からは約1200年以前の土器も見つかり、この地に古くから神社があったらしい。神様は14柱のご祭神を祭る。ある時、そのご神体が盗難に遭い、海中に落ちたところ、大ダコがそれを海の上に持って上がったという言い伝えがある。それ以来、タコは住民の厄落としなどの祈願の象徴となるのである。春日神社の境内は、毎月老人会の人たちの手によってきれいに清掃され、お祭りの本番を迎える。
春日神社は7,8百年前の創設と伝えられる。境内からは約1200年以前の土器も見つかり、この地に古くから神社があったらしい。神様は14柱のご祭神を祭る。ある時、そのご神体が盗難に遭い、海中に落ちたところ、大ダコがそれを海の上に持って上がったという言い伝えがある。それ以来、タコは住民の厄落としなどの祈願の象徴となるのである。春日神社の境内は、毎月老人会の人たちの手によってきれいに清掃され、お祭りの本番を迎える。