言い伝えによると、狩浜の春日神社は、7~800年以前の創建で
奈良の春日大明神を勧請(かんじょう=神仏の分霊を願い求め、迎えること)したと
伝えられています。
社殿は永禄年間に再興との記録があり、
本殿は寛保3年(1743)立間八幡社の新築の折、吉田藩主4代村重のお声がかりで
譲り受けたものだそうです。中殿、拝殿は慶応元年(1865)新築。後に昭和5年の
大修理という歴史があります。
近年、シロアリの被害が著しく、さすがに中殿あたりの床はひどいらしいです。
(資料:「明浜こぼれ話」 著者 久保高一)