狩江のお祭りと文化論

~愛媛県西予市明浜町狩江地区のお祭りや、四季折々の風景、暮らしを独自の観点からお伝えいたします~

”お祭り帰らんかな”絵はがきが刷り上りました

2006-10-09 21:02:11 | お祭り
皆さんに手分けして作成しておりました絵はがきがほぼ出来上がりました。約1000
枚以上。ふるさとを離れていらっしゃる方々にどうぞ、ということで去年から我がプロジェクトチームが始めております。やがてそちらに届くかもしれませんよ。ご希望があればいつでも作成、お届け致します。
さて、明浜のお祭りは、狩江地区が10月28日(土)、俵津地区は10月22日(日)との事です。約1週間、祭り気分に浸れそうです。 by めろんぱん

子供達の練りの練習始まる

2006-10-07 22:34:20 | お祭り
今週からいよいよ練りの練習が本格的に始まっております。そのなかのすもう練りの練習風景。以前は子供が多かったので主に高学年でしたが、現在では小学校1年生から6年生まで幅広くメンバーがいます。ちょうど陸上大会の前とあって、子供達は遅くまで学校で学んだあと、帰宅してから夜8時頃まで練習を行います。かなりハードではありますが、地区の若者が中心となって教えています。まだ練習なので正式衣装は身につけておりませんが、これに下駄をはいて携帯用の折りたたみ椅子でばっちり!歩くたびに衣装の鈴がチャリンチャリンと鳴ります。本番に向かって子供達ももうひとがんばりです。  by めろんぱん

春日神社について

2006-10-03 19:15:52 | お祭り
正式には太元山春日神社(おおもとやまかすがじんじゃ)と呼ぶ。狩江の中央に小高い山があり、これが太元山である。3つの石段を登れば神殿に行き着く。写真のように中庭の境内には苔むした空間があって、ここは祭り最大の見せ所となる神輿の走りこみ(お帰りと言う)の舞台。また、ここでお神楽なども奉納される。
春日神社は7,8百年前の創設と伝えられる。境内からは約1200年以前の土器も見つかり、この地に古くから神社があったらしい。神様は14柱のご祭神を祭る。ある時、そのご神体が盗難に遭い、海中に落ちたところ、大ダコがそれを海の上に持って上がったという言い伝えがある。それ以来、タコは住民の厄落としなどの祈願の象徴となるのである。春日神社の境内は、毎月老人会の人たちの手によってきれいに清掃され、お祭りの本番を迎える。