狩江のお祭りと文化論

~愛媛県西予市明浜町狩江地区のお祭りや、四季折々の風景、暮らしを独自の観点からお伝えいたします~

牛鬼 頭(かしら)付け

2009-10-24 23:32:29 | お祭り
お舟がお宮に上がっているころ、公民館では牛鬼の胴のシュロ、及び
頭をつけています。今日の頭担当の若者が念入りに首部分と胴を結んで
できあがり。彼は頭をきれいに磨き、祭りに備えてきました。

そのあと中浜を一周し、お宮の杜へと上がっていきます。

お舟巡行

2009-10-24 23:23:26 | お祭り
祭りのトップをきって、あじろスタートのお舟。
朝も早く、5時の出発。
今でこそ船の底には車が付いて、巡行も楽になりましたが、昔は4人が
担いでお宮まで行っていました。それも1時間かけて練るので
かなりの重さに耐え切れなかったと聞きます(談話)。

宵祭り

2009-10-23 22:27:20 | お祭り
とうとう宵祭りの日になってしまいました。なんと今週の日の経つのが
早いこと!
午後7時。春日神社社殿では、巫女の舞いが奉納され、その後
境内中庭にて、再びみんなの前で、巫女の舞と宮司さんによるお神楽の披露。
熱心な地元ファンと、帰省された人たち、町外からのお客さんで
境内はいっぱい。夜の幽玄な世界と舞いの神秘的陶酔感が混ざり合い
ギャラリーからは盛んな声援、囃し・・・・・。
いよいよ明日は御幸祭、牛鬼の「ホンホンエ~!」がキューンと脳幹に
響いてくるのです。血が騒ぎ、きっと浦人は今晩興奮で祭りの話に深夜まで、
いや、夜通し起きて明日を待ちます。

オハケオロシの日③

2009-10-22 23:12:24 | お祭り
そして夜。
練習の成果をリハーサルとして、地区の住民に披露します。
お舟組のみなさん、こどもたち、みんなじょうずでした~!
本番がんばってね~。ちらほらと帰省された方も見にこられていました。
遠くで牛鬼の「ほんほんえ~」が聞こえてきます。ああ、この祭り前夜の
盛り上がり。いくつになってもいいものです。