山本あけみ「緑ゆたかな環境を子どもたちへ」

建築士や生活者として、都市計画・公共施設マネジメント・地球温暖化対策・SDGsなど、独自の視点で日々発信

「森の墓地」スウェーデンの世界遺産のご紹介です。

2010-06-26 | 「あれこれ」のこと
皆さんは エーリック・グンナール・アスプルンド(1885-1940)という
北欧の建築家をご存知でしょうか?

この人の代表作であるスウェーデンのストックホルムにある
「森の墓地」は森林の木立に囲まれた静謐とした空間で
見るものを魅了し続けています。
建築家といっても「森の墓地」は建築物のみの設計ではなくて、
その地の利を活かしたランドスケープ・アーキテクト
としての作品になります。
1994年にユネスコの世界遺産に登録をされました。

私は幸運にもその2年後にこの「森の墓地」を訪れることが出来ました。

北欧の冬の始まりのような寒さの中で、
ひっそりと外界の喧騒から解き放たれたような静けさ、
居心地のよさ、そして美しさは心に強く残っています。

ランドスケープデザインのすばらしさを体感した出来事でした。