6月8日に第2定例会において一般質問をいたしました。
項目は
・発達障害について
・小規模多機能型居宅介護について
です。
発達障害はその言葉が一般に知られるようになってから約10年が経ちました。
乳幼児の頃から発見されるものや青年期になってから発見されるものと
人それぞれですが、一般には知的障害を伴わないとはいえ、
障害をお持ちの方々の表にはわかりづらい生活の困難さは
段々と世の中に知られるところとなりました。
これに伴い、平成23年には「障害者基本法の一部を改正する法律」により、
発達障害が障害者基本法の対象になることが明文化されました。
これまでの身体障害、知的障害に加え、精神障害に付記する形で
発達障害も含むとあり、障害及び社会的障壁により継続的に日常生活または
社会生活に相当な制限を受ける状態にあるものという定義がされ、
障害者支援のたいへん大きな進捗となりました。
早期発見と早期の療育開始が最善の策といわれますが、
これまでは乳幼児期や学童期にのみ対策がされ、
その後の高校や大学、就学時を含め成人期においての支援体制は未だ
整っていません。
人の一生を通して、ライフステージごとに支援の体制を整え、
たとえ発達障害があったとしても明るい将来を思い描くことができるよう、
杉並区において切れ目のない支援体制の整備を強く要望いたしました。
一般質問の様子(動画)をご覧ください。
http://www.gikai.city.suginami.tokyo.jp/vod/24-02/240608.htm
6月8日の2番目です。