昨日、政府により大飯原子力発電所の再稼動が決定されました。
消費税増税議論や、また、避けられないとはいえオウム真理教の元信者の逮捕と重なり、
ニュースでの取り上げられ方もトップではないところに作為的なものを感じます。
これだけ国民の脱原発を望む声がありながら、
無視をし続ける政府には大変反発を感じます。
国策としての電力事業のあり方に疑問を持ちながらも
再生可能エネルギーの発展にはまだ時間を必要としていることも否めませんが、
原発の一時的な再稼動を決めるのなら、同時に万全の安全策と再生可能エネルギーに国として
舵を切るという判断を示すべきでしょう。
ただ、今回の事例を通して少なからず良かったことは、
国民は選挙を通してしか国政を変える事が出来ないということを
多くの人が痛感したことだと思います。
いたずらに放棄され続けてきた選挙権を、
未だ民主化もなされず、苦しみながらも訴え続けている他国にならい、
もっとも重要な権利として認識しなおす機会になることを祈ります。
もっと厳しい目で議員を選び、もっと厳しい目で議員を見て、
その仕事ぶりに関心を持ってもらいたいと、
一地方議員としてお願いしたいと考えています。
一国民として山口県知事選挙の応援に行く予定です。
チラシ配りをしながら、脱原発を目指して力強く、
前に進む政治を目指すために。