山本あけみ「緑ゆたかな環境を子どもたちへ」

建築士や生活者として、都市計画・公共施設マネジメント・地球温暖化対策・SDGsなど、独自の視点で日々発信

保育の待機児童対策に関する緊急要望書について

2013-02-22 | 活動日誌

杉並区の認可保育園の第一次選考の結果が入園希望者宛に送付され、残念ながら選に漏れた方々からの陳情が会派宛に続いていました。

区としては認可保育園の増設に積極的に取り組み、来年度も4園の新規開設を予定していますが、需要に追いついていない状況です。入園希望者が昨年比で400名の増加となり、予想を遥かに超える応募であったと思います。

入園をご希望の方々の事情は切実で、フルタイムの仕事に戻れない、一人親家庭なのに入れないなど様々です。私も保育園に子どもを預けながら仕事を続けて来たので、共感しながらお話を聞いていました。

これらの陳情を真摯に受け止め、何とか思いに応えることは出来ないかと担当部署と討議を重ねてまいりました。

先日、自公民3会派共同で「保育園の増設による待機児童対策」を田中良杉並区長宛に緊急要望書を提出し、区長からは前向きな回答を得ました。

自公民3会派の要望内容

1、二次選考枠を40名から100名程に増やす。

2、既存の施設に緊急、臨時的に保育施設をつくる(遅くても第一四半期までに)。

というものです。

個別具体対策は、予算特別委員会初日までに決定するとのことですが、今回の一般質問でわたくしから提言をさせていただいたように、

・私立認可保育園の積極的な増設

・私立幼稚園の預かり保育の実施

など緊急対策と平行して子どもの保育環境を第一に考えた増設にもじっくりと取り組みを進めていって貰いたいとして、今後ともこの問題に取り組んでいく予定です。

子どもは地域の宝物です。お一人おひとりの声を大事にして、区政へと提言を続けてまいります。