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「大学の会議」 吉田孝 

2014年07月01日 01時03分06秒 | 雑学知識
 「大学の会議」 ひねくれ教育日誌(第2部)  吉田孝 

 大学の会議が長いことが、大学の教員のFBでよく話題になる。
会議が長引く理由はいくつかある(思いつくままに)。

(1)会議の終了時間が決まっていない。
終了時間を決め、みんながその時間に終了するよう心がければよいのに。
会議の時間はせいぜいどんなに議題があっても2時間まで。
議題が一つなら30分でよい。それ以上は無効。

(2)事実関係についての共通理解ができていない。
事実確認すればすむことを「ああだった」「こうだった」と議論をする。

(3)原案がない。
「この件についてどうしましょうか」とか・・・・・

(4)文書を読めばわかることを長々と説明する人がいる。
一番ひどい例は、文書をだしておいて、「読むと長くなるのでかいつまんで説明します」
と言いながら、文書を読むより長い時間をかけて説明する人。

(5)一度決まったことを何度もむしかえす人がいる。
どこにでもある一般的な現象。

(6)時間をかけるのが民主主義だと誤解している人がいる。
これもよくあること。

(7)発言して目立とうとする人がいる。
選挙などが近くなるとそういう人がいる。

(8)多数決ではなく、全員一致を原則にしている。
なぜか大学の会議では多数決を避けようとする。
私は多数決をして「少数だが反対意見が存在した」ということを事実として残すことのほうが
重要だと思う。

(9)声の大きな少数派が存在する。
どの社会にも存在する現象。

(10)議長が無能または議長をしている快感に浸っている。
たぶん、これが一番大きな理由。

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