標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

梅酒と梅ジュースを作ろう! 健康な生活のためのすばらしい梅の効能。

2018-06-09 20:24:22 | 日記


写真は昨日越生で買った梅だ。1kg入りの梅を2パック購入した。
1パックは梅ジュースにし、もう一パックは梅酒(ウイスキー)を作る予定だ。

その前にあらためて梅のことをしらべるたら、とても良い健康食品だということを知った。

効能の前に、よく使う「塩梅」という言葉について調べた。中国では古来から、塩とともに最古の調味料だとされている。我が国でもよい味加減や調整を意味する単語として「塩梅(あんばい)」を使う。ウメと塩による味付けがうまくいったことを表す言葉という。また、もともと「塩梅」の読み方は「えんばい」だったとのこと。

さて、梅の効能について、和歌山県の梅の産地「みなべ町」が、梅の医学的効能について、二つの特許を取得しているとのこと。

みなべ町のホームページによると、
一つ目は平成20年に取得していて、「胃に障害を及ぼす菌の運動能力を阻害する物質が含まれている」とのこと。
梅の中には、胃に障害を及ぼすヘリコバクターピロリ菌の運動能力を阻害または抑制する効果のある物質が含まれていることを見いだし、その物質の構造についても分析することに成功した。

二つ目は平成21年に取得し、「血糖値の上昇、肥満等に関連づけられる酵素の働きを阻害する物質が含まれている」とのこと。
梅の中には、血糖値の上昇、肥満等に関連づけられる酵素(α-グルコシダーゼ)の働きを効果的に阻害する成分が含まれていることを見いだした。

これ以外にも、
梅干しを食べた時に出る唾液にはアミラーゼという酵素が含まれていて、消化酵素の一種で、エネルギー源となるご飯やパンなどに含まれるでんぷんの消化を助ける重要な役目をする。つまり、唾液は食べ物の消化を助けるという。梅干しを食べた時の唾液の量はレモンの倍近くまであるとのこと。

また、梅干しに含まれているクエン酸やベンズアルデヒドに微生物の繁殖を抑える効果がある。お腹の中で胆汁の働きを活発にさせて、腸炎ビブリオ菌という食中毒の原因になる菌を殺してくれるとのこと。梅干しが酸っぱいのはクエン酸によるという。

体内でエネルギー源を燃やしてエネルギーにする回路をクエン酸サイクルとよび、クエン酸がこのサイクルの働きを活発にし、疲労の原因となる乳酸の蓄積を防ぐ。
さらに、疲労回復に効果的なクエン酸は、体内のカルシウムの吸収をよくする働きもある。骨の弱い子供や高齢者のカルシウム不足にも梅干しが良いということ。

唾液にはアミラーゼのほかにもカタラーゼという酵素が含まれている。
このカタラーゼが今最も注目されている梅干しパワーという。
怪我をした時、外傷にオキシフルをつけると泡がでるが、これがカタラーゼの作用だとのこと。
カタラーゼは過酸化水素を水と酸素に分解する触媒の酸素。体内で生じる活性酸素の毒素をおさえる働きをしてくれる。

越生で購入した際、「梅のしおり」という数種類の梅レシピが載っているシートを頂いた。その中に簡単な梅の処理の仕方が載っていた。「梅の実を一晩凍らせて漬け込めば、実に穴をあける手間も省け、砂糖がとけやすくなります」とある。

今年は早速この方法で、梅ジュースとウイスキー漬けの梅酒を作る予定。
「梅ジュース」は、梅1kg、氷砂糖700g。毎日瓶をゆすって、砂糖を溶けやすくする。1週間ほどで液が出てくるので、3~4倍いに薄めて飲めるとのこと。

「梅酒」は、梅1.5~2kg、氷砂糖700g~1kg。長く寝かしておくと、色も濃くなり、こくがでて美味しくなるとのこと。
ちなみに、わが家では、作った梅酒は余り味見をしないで、我慢してなるべく長く寝かすようにしている。

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「越生町あじさい街道」と「ときがわ花菖蒲園」の見学

2018-06-09 08:25:45 | 日記
今日も朝から暑かった。おまけに昨日より蒸し暑さが増したようだ。8日は、私の母の月命日なので、墓参りがてら、花菖蒲見学しようということになった。

霊園に行く途中に、越生町を通るので、あじさい街道の紫陽花もついでに見学することにした。

越生町にはあじさい山公園という名所があり、その山に至るまで3kmほどの沿道に紫陽花が観られるとのこと。越生町の「黒山三滝」に行く途中に、麦原入口というバス停がある。そこから側道に入り公園までの3kmがあじさい街道だ。車を走らせると、確かに沿道には紫陽花の株が道に沿って植えられいた。しかし、ほとんど咲いていない。もっと上に行けば、咲いているものもあるだろうと「あじさい山公園」まで行った。現在あじさい山公園は、紫陽花の病気のため、花が咲かなくなってしましい、平成21年から再生するための取り組みを行っているとのことだった。


現在は入園できない「あじさい山公園」


沿道に並ぶ紫陽花の株


咲き始めた紫陽花


やっと探し出した咲いている紫陽花の花


「うめその 梅の駅」。梅ジュースを作るための梅を買った。

あじさい街道に沿って川が流れており、せせらぎの音が心地よかった。次にここに来るときには、3kmの街道を歩いて見学するのがよいかもしれない。

さて、墓参を済ました後、ときがわ町まで行った。花菖蒲園はときがわ町役場など町の施設が立ち並ぶ西側の休耕田を活用して菖蒲園にしている。木道も整備され、のんびりと散策できる。10日の日曜日には花菖蒲まつりが行われるとのこと。


花菖蒲畑


木道が整備されていた。奥に見える建物は、ときがわ町玉川トレーニングセンター。建物の最下階は駐車場になっていた。

以下、花菖蒲を鑑賞ください。

















しかし、花の盛りは過ぎてしまったのかな?萎れている花が目立った。
今年は我々が行く花園は、どこも最盛期を過ぎているようだ。テレビ番組や新聞で紹介されたところに行くのだが、遅いようだ。放送などの記事にするにはタイムラグが生じ、最盛期を過ぎていることが多いのかもしれない。


これは畑の一角に咲いていた麦なでしこ
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