国会は、与党が意図するIR(統合型リゾート)法案などの成立を目指し国会の会期を延長した。
政権は、海外の観光客が利用することによって、経済が活性化されるという。しかし、カジノがない現在でも海外からの旅行客は増えている。つまり海外観光客はカジノのために来ているのではない。日本の日本らしさを求めてやって来ている。それなのにわざわざ、日本文化でない、カジノを導入しようとしている。自ら日本らしさを捨てようとしている。そして、ギャンブル依存症の増加というリスクも含んでいる。
総理は20日夜、自民党幹部らとの会食で集中審議について「もう勘弁して」とぼやいたと元官房長官が暴露した。また、副総理も昨日の派閥の会合で、サッカーの日本代表がコロンビア戦に勝利したことに触れ、「...ロスタイムが5分。長く感じた。国会の延長も同じだ。ロスタイムの間に下手な失点が起きないようによろしくお願いします」と発言した。ご本人はユーモアのつもりだったろうが、サッカーを暴騰した、かつ、延長国会を軽んじた、軽率な発言だ。副総理らしい発言だと、流して(暗に容認して)はならない。翌日、元官房長官は「総理は『「もう勘弁して』ということは言っていない」と発言を訂正した。先日の加計学園と同じだ。とっさに嘘をついたということなのか? 都合の悪いことは、嘘だったという。国民の代表者たる国会議員の言動は、この程度なのだろうか?
審議を嫌う総理、会期延長はロスタイムという副総理。それほど審議が嫌なら、延長しなければいいと思う。
国会の予算は、年間1100億円ともいわれる。単純計算でも1日あたり3億円だ。これには給与なども入っている。国会が開かなくても毎日経費はかかっているわけだが、開かなければ控除される経費があるはずだ。十分審議が必要な、働き方改革法案やIR法案は、今国会は廃案にして、当面与野党とも全会一致で成立させられる、国民生活に直結する法案の審議だけに留めればよいのではないか。それならば、短期間の延長で済む。そして、ねん出される経費を、今回の震災復興予算に充当したらどうだろうか。
苦しい答弁に執着するより、直接国民に還元できる、答弁と行動を示してほしいものだ。
政権は、海外の観光客が利用することによって、経済が活性化されるという。しかし、カジノがない現在でも海外からの旅行客は増えている。つまり海外観光客はカジノのために来ているのではない。日本の日本らしさを求めてやって来ている。それなのにわざわざ、日本文化でない、カジノを導入しようとしている。自ら日本らしさを捨てようとしている。そして、ギャンブル依存症の増加というリスクも含んでいる。
総理は20日夜、自民党幹部らとの会食で集中審議について「もう勘弁して」とぼやいたと元官房長官が暴露した。また、副総理も昨日の派閥の会合で、サッカーの日本代表がコロンビア戦に勝利したことに触れ、「...ロスタイムが5分。長く感じた。国会の延長も同じだ。ロスタイムの間に下手な失点が起きないようによろしくお願いします」と発言した。ご本人はユーモアのつもりだったろうが、サッカーを暴騰した、かつ、延長国会を軽んじた、軽率な発言だ。副総理らしい発言だと、流して(暗に容認して)はならない。翌日、元官房長官は「総理は『「もう勘弁して』ということは言っていない」と発言を訂正した。先日の加計学園と同じだ。とっさに嘘をついたということなのか? 都合の悪いことは、嘘だったという。国民の代表者たる国会議員の言動は、この程度なのだろうか?
審議を嫌う総理、会期延長はロスタイムという副総理。それほど審議が嫌なら、延長しなければいいと思う。
国会の予算は、年間1100億円ともいわれる。単純計算でも1日あたり3億円だ。これには給与なども入っている。国会が開かなくても毎日経費はかかっているわけだが、開かなければ控除される経費があるはずだ。十分審議が必要な、働き方改革法案やIR法案は、今国会は廃案にして、当面与野党とも全会一致で成立させられる、国民生活に直結する法案の審議だけに留めればよいのではないか。それならば、短期間の延長で済む。そして、ねん出される経費を、今回の震災復興予算に充当したらどうだろうか。
苦しい答弁に執着するより、直接国民に還元できる、答弁と行動を示してほしいものだ。