標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

秋の風景:稲干しと稲わら干し。小海線沿いのわら干しと列車を捉えた。

2018-10-19 20:14:13 | 日記
昨日小海線沿いの国道141号線を佐久市に向かって走っていた。途中でわき道の入り、国道254号線に抜けた。ナビが案内する道は田んぼの中の直線道路だった。懐かしい風景を見たのでさらに農道に入り車を止めた。


整然と並んだわら干し。

稲の借り入れが終わり、脱穀が済んだと思われるわら干しの光景だ。私が育った大井町でもこの時期稲わら干しが見られた。わら干しは地域によって干し方が異なるようだ。わが故郷では、円形の家のように高く積んで、てっぺんはまるで家の屋根のように見え、確か「稲むら」と呼んでいた。
その脇で、ゴムまりひとつで、バットもグラブも使わない、三角ベースの草野球を行った。田んぼを走るのは走りにくかった。しかし、田んぼの刈り取った後に残った「わらの切株」(というのかどうかは分からないが?)を底の薄い運動靴で踏む足の裏の心地よい触感は、今でも忘れない。


わらと列車。小海線は電化されていないので、電車ではなかった。

佐久穂町で見かけたのはわら干しだ。わらを円錐状に立て先の方を結んで、干してある。整然と並んだ風景は、芸術的な作品だった。この光景を写真に撮ろうとしたとき、踏切の警報機の音が微かに聞こえた。すぐ小海線の2両編成が通った。「てつたび」家ではないが、列車とわら干しの光景を意識してシャッターを押した。鉄道写真の仲間入りは遠いかもしれない!?


今日みられた稲穂干しの光景。

今日、買い物に出かけた途中で見かけた稲穂干し。脱穀する前の稲わら干しの風景を見た。このあとのわら干しはどのように行うのだろうか? 結果を楽しみにしている。
そして、この時期から本格的な秋がやってくる。今年は9月いっぱいと、10月に入ってから今日まで、あまり晴れの日は見ていない。ようやく、週末から秋晴れの日が見られそうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする