標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

夕日に照らされたコントレール(飛行機雲)

2017-11-05 19:30:30 | 日記


この景色も妙義山の帰り道で見た。車で山を下り平地を走っていた時、夕日に照らされた一筋の飛行機雲が見えた。意図したわけではないが、私はその雲を追いかけるように西に向かって走っていた。やがて日が山に入ったが、まだ空は青く、飛行機雲に当たった夕日が一層きれいになった。

昨年NHKで放送されたドラマ「コントレール~罪と恋~」を見てコントレール(contrail)が飛行機雲という意味だと知った。以降、ドラマの内容とは別に、コントレールという言葉の響きが好きになり、さらに飛行機雲を注視することが多くなった。


さて、この日の飛行機雲の行く先には、幅が広くなった二つのクロスする飛行機雲があった。少し前に飛行した奇跡なので、筋でなく白い反物のように横幅が広がっていた。私が追ってる飛行機雲がどのように二つの雲に突入していくのか見届けようと、車を止めた。


西に向かってまっすぐ進む飛行機と飛行機雲。


Xの字にクロスした古い二つの飛行機雲。新たな飛行機雲がXの交点に向かって進んでいる。辺りは暗くなりつつあるが、空のショーはきれいだ。


大分近づいてきた。


右後ろから別の飛行機も近づいてきた。


Xに迫る飛行機とその雲。




突入する寸前。


手前の雲の下に入ったようだ。


もう一つの幅広の雲に重なる。

妻とタロ(犬)が、エンジンが止まった車の中で待っている。外はもとより車内もだいぶ寒くなって来ているだろう。私は観察を終え車に戻った。

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◎以下は、帰宅後「飛行機雲」について調べた内容

contrailとは、condensation(凝結)とtrail(軌跡)の合成語のようだ。日本語の方が見た目の表現で分かりやすいが、英語は科学的な実態を表している。

飛行機雲を人が見られるようになったのは、今から60年ほど前からとのこと。それまでの飛行機は高い空を飛んでいなかった。飛行機雲ができるところは、6000m以上の上空だ。温度もマイナス40℃(上空6000m)ぐらい。ここでは、飛行機のエンジンから出る水蒸気などは、氷の粒になる。それが上空から見ると白い雲のように見える。
さらに、飛行機が空気が薄い高所を飛ぶと、翼の端やプロペラにできる渦の中の空気の膨張などによっても生じる。
飛行機雲ができる理由は、水蒸気と渦巻の二つが考えられるが、実際には、どちらか片方だけではなく両方の原因が重なってできる場合も多いとのこと。

アメリカは航空交通の需要が大きい。このような地域では飛行機雲が気象にも影響しているとの仮説があった。日中は太陽光を、夜は地表からの熱放射を遮るというもの。2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件後、3日間にわたりアメリカ全土における航空機の飛行が禁止された。この時、飛行機雲がない状態では昼夜の温度差が約1℃増加したとの観測結果が得られた。飛行機雲が気象に影響があるという仮説の実証の一つとのこと。
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パラグライダーの見学(傍観者だったが雄大さを味わった)

2017-11-04 19:38:01 | 日記
妙義山の帰り道、遠方の街並みが見下ろせる駐車スペースで車を止めた。別に駐車場として整備されていないので草地だった。すでに何台か止まっていた。降りて見晴らしのよさそうなところまで行った。そこは妙義スカイパークだった。パラグライディングをしようとしている人たちが7~8人いた。


山、遠方の街並みを眺めれる高台から滑空しているパラグライダー。

暫く、数組の見学者と一緒にパラグライディングをみた。目の前でパラグライダーが飛び立ち、何回も周回しながら着地点に降りていく機影を見ながら、我々も空を飛んでいるような気分になっていた。


飛びだつ丘。


上信越自動車道の巨大な陸橋を眺めながら飛行している。


左端の青い建物の手前の着陸地点に降下しているパラグライダー。


赤いパラグライダーが助走している。


もう少しで飛び立ちそう。


無事浮かび上がった。このパイロットは離陸するまで2度ほど、キャノピー(パラシュートの翼の部分)が風にのらずうまく浮かびがらなかった。凧あげが失敗した時のようだった。


もう1機飛びだった。


うまく風にのって大きく開いた瞬間。


いざ助走!


浮かんだ。


風にのってこの機種は上昇した。


我々の上空を飛んだ。


前後に飛んだ他のどの機種より高くそして長い時間空を舞っていた。


また、1機、オレンジと黄色のツートンカラーの機種が飛んだ。


周回しながら高度を下げ着地点に向かっていった。

パラグライダーの飛行を見ていて、妻は絶対乗りたくないと言っていたが、私は機会があれば乗ってみたいと思っている。タロ(犬)はといえば、絶対乗りたくないだろう。何故ならば、タロは家の2階に上がることはできるが、一人では降りることができない。トリミングのために机の上にのせると、ブルブルふるえる。高いところは嫌いなようだから。
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色づきはじめた妙義山(日本三大希景のひとつ)を仰ぎ見る

2017-11-03 19:12:50 | 日記
2日は、群馬県にある妙義山に行った。目的は紅葉を見に行くことであったが、色づき始めたころで、少し早かったようだ。しかし、日本三大奇景の一つとされる岩山は圧巻だった。



妙義山の起こりは、300万年前の火山活動で出来た溶岩体で、長い年月を経て、周囲の柔らかい堆積層が浸食されて溶岩が露出した急峻な絶壁となっている。従って登山は上級者でないと危険だ。上級者でも滑落事故があるとのこと。
我々は車で妙義山を巡った。

往路は富岡市側から入り、道の駅みょうぎの駐車場に止め、妙義山のうち表妙義の白雲山を仰ぐ妙義神社を参拝した。


道の駅みょうぎのある建物を裏から見たところ。おもしろい建造物だ。


樹齢200年余りの老樹。春が待ち遠しい。


参道の途中。しだれ桜越しに町を望む。



周囲を計るには後2~3人必要だ。


妙義山からの湧水を奉っているのか、水神社という立札がある。



妙義神社の本社は国の重要文化財に指定されている。


本社から仰ぐ妙義山。山が迫って見えた。


本社までの参道は階段が続く。しかし、道のりは長くなるが、緩やかな坂や階段のわき道もある。タロ(犬)も一緒だったので、登りの半分は、わき道を使った。楽だった。その分ご利益も半減するのかな? 帰りは妻がタロを抱き、階段を下った。

復路は暫く車で走り中之岳駐車場まで行った。妙義山の金洞山の山々(岩々)を見た。道の駅から見た白雲山よりも山が近く迫力があった。


中之岳駐車場から望む金洞山


案内標示版












帰り道の道路わきに、一本の木で紅葉のグラデーションになっているモミジを見つけた。
下仁田町に降り家路に入った。

明日のブログで今回紹介できなかった紅葉とは全く違った光景を見たので紹介します。

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今日はまだ外出中です(妙義山に行って来ました)。ブログ休みます。

2017-11-02 19:47:38 | 日記
妙義山に行って来ました。まだ、外出中です。明日以降に妙義山のレポートをしますのでよろしくお願いします。
写真を一点だけですが、アップします。


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再びレンガブロック敷き作業を行う

2017-11-01 20:08:37 | 日記
今日は朝から夕方まで息子の家のレンガ敷き作業を行った。
前回は仮作業だったので、中途半端だった。敷きなおすことにした。

午前中から作業開始だ。しかし、今まで購入したレンガ200個では足りないので、まず、敷くレンガの仕入れから始める。近くのホームセンターに行き、色違いのレンガ2種類、それぞれ100個ずつ計200個買った。400kgほどの重さだ。

ホームセンターで軽トラを借り、息子、妻と私の3人で200個を積んだ。それを息子宅に運び下した。ホームセンターまでは5分ぐらいの道のりなのだが、積み下ろしに時間が費やし2時間もかかった。


作業開始。ネコに砂を積ぶ。

休憩がてらの昼食を食べ終わるやるや否や、レンガ敷き作業の開始だ。
まず、ネコで砂を運び、平らにならした。そしてレンガ敷きだ。

前回敷いた仮敷きのレンガを取り外し、敷き直した。道路から家へのアプローチ部分は道路から高いので、傾斜をつけなければならなかった。大分手間取った。南から北に向かって80cmほど勾配をつけ、東に曲がり、再び勾配をつけなければならなかった。


アプローチから南の和室に面した庭までの敷設。最も困難だった場所だったが、無事終了した。


妻と息子が敷いた東側。


日が沈んだころに作業も終了。しかし、南側と東側が終わっただけだ。道路に面した玄関がある側と、駐車場がある東側を先に行った。北と西が残っている。


日が沈みかけている頃。近くの空き地に背の低い背高泡立ち草とススキが共生している。

これから寒くなる。今日も日が沈むと急に寒くなった。これからの時期、北側の作業はつらい。こんな思いが3人の脳裏によぎり、妻が「真冬になる前に終わらせないと・・・」と言った。私は「なに、寒くったって作業はできるさ」と負け惜しみ半分で言った。でも、もしかしたら北側の作業は来年になるかもしれないとの思いもよぎったのも事実だ。
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