日常にバカンスを!

お台場に住むakkiitaner(アッキーターナー)のまったりな日常とぼやきっぷり、っぷり。

---何でこうなるの、幸運編

2007年08月31日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強


失敗とはなんぞや?
間違い、てどんなこと?

そういう問いかけに、私はこう答えたい。

失敗は幸運の元、
間違いは幸運の種。

本当に私があの時あの道を正しく進んでいったなら、
私はバーゼルについてこんな美味しいお寿司にはありつけなかった。
ついてから1時間も経たないうちに。(写真上)

いやはや、人生は旅のようで、旅は人生のようで・・・・。
前振りが長すぎ?

そう、フライブルグから本の30分でバーゼルに着いた。
つまりドイツからスイスに国境を越えたのだ。
スイスこそ本当に安心して旅が出来る場所、と信じていた私は
自信を持って
「トラム乗り場はこっちの出口ね」と娘を誘導した。

そして、何の不安もなくエレベータで地上に降りようとしたとき、
そのエレベータにステキな東洋人のご婦人が乗っていた。
横には背の高い外人がいて、ご夫婦なのはすぐ察しがついた。

東洋人の母・娘が大きな荷物を引きずって乗り込んできたのが
チャーミングだったのか、変すぎたのか、
背の高い外人のおじさんが、
「コンバンワ」と声をかけてきたのだ。
えー、日本語上手、と思った瞬間、
確立90%に近い予想で、「あの、日本人の方ですか?」と
女性の方にとっさに聞いてしまったのだ。

この軽薄さがたまらない、自分でも。

さて、その女性は「そうですよ」という。
「ここは駐車場のエレベータよ」とすぐ付け加えてくれたのだ。
「え、そうなんですか、トラムのある出口じゃないんですか」
というと、「それなら私たちが今から行こうとしている方面だから
一緒に行きましょう」と言ってくれたのだ。

なんだか、この旅では優しい人ばかりに出会う。
ストレンジャー母子としては、
道を教えてくれる人は皆、天使に見える。

反対の出口へ進む道中は決して短くない。
バーゼルが都会であることはすぐ分かった。

さて、いろいろ話しながら歩くうちに、
なんだか、楽しげな雰囲気になっていった。
さて、ホテルへは6番に乗ってホテルに行くことは調べてあった(今度は)ので、
そのことを話すと、
どうやら、6番のトラムは駅前から出ていないので、
なにやらどこかで乗り換えなければならないと、教えてくれた。

「分かりました、じゃ、いっそのことタクシーで行っちゃいます」と
タクシーが乗り場に止まっているのが見えたので、
そう言って別れようとすると、
女性は「夫が一緒に日本食を食べに行きませんか?といっているけれど、
どうしますか?」と聞いてきた。
電車の中で節約をかねてパンを食べたばかりじゃん、とんでもない!と思い
丁寧にお断りしようとした瞬間、
娘が横で「行きたい、食べに行きたい!」と言い出した。

「夫が食べてからでよければ、車で送ってあげるよ、と言っているし」
とひと押しもあり、当然、その魅惑的な提案には抵抗できず、
本当にレストランへと赴くことに。

いやあ、旅っていいですねえ。
と思うのはこんな瞬間でもあるが、パンを食べなきゃよかった、と
思ったのも事実だ。

さて、「じゃ、私はパンをかじったばかりなので、
飲むのを中心でおつまみといきましょうかねえ」などと、
のたもうていた。
初対面の人に飲んべえさん、であることをあっさりばらしてしまうなんて、
わ、わたしってどうかしている!
しまった、と思ったが、遅かった。
「わたしは飲めないのよ」とおくさん。

「あ、いえいえ、じゃ、飲みに入るのはやめて、ちゃんと食べます」
と言ってしまった(そっちのが失敗だったかも)。

で、武士ではないが、武士に2言はない、ので
上の写真のようなお寿司を食べたのだ。
確か、「江戸っ子寿司」だったかな。
写真ではわかりづらいけれど、エビ天が入っていて、
天むすの親戚のような巻物が美味しかった。
衣もさくさくしててね。



(写真は店内の様子)

娘は「卵とじうどん」という。
「えー、なんでそんなものを」と思ったが、値段を見ると
お寿司より4ユーロくらい安い。
そうか、親孝行な娘、と思いなおして、
「分かった、うどんでいいのね」と了解した。

でも、待てよ、卵とじうどんが17ユーロ、う、
それって、うどんのぶんざいで3千円弱するのね、
えー、と考え直す。
「うどんより、寿司のがいいんじゃない、せっかくだから
ママの財布気にしなくてもいいのよ」と言うと、
「うどんが食べたいんだもん」という。

で、私はビールを頼み、我が家はざっと42ユーロ、なり、ということろ。
ただ、ここはユーロじゃなくて、スイスフランを使うんだった、と気づく。
なーんだ、あのうどん約1700円なんじゃん、とほっとした。
【注:1ユーロ=約160円、のつもりで計算。1スイスフラン=約100円の計算】

フランの手持ちがなかったので、
「すいません、フランを今、持ってないので、
カードで払わせて下さい。
そちらの分をフランをいただけるとこちらも助かります」
と申し出た。
すると、
「夫が全部払いたい、といっているから、
ここはこちらにごちそうさせて」という。

あ、あ、あ、ありえない。
こんな、話。
かなり、抵抗して払おうとすると、
「スイスではことばの裏などかく必要ないのよ。
本当に、できること、したいことしか申し出たりしないから」
と諭された。

日本に帰ってからお礼に何か送ろうと思って住所を聞いたら、
「なんかお礼するとか、そんな風に思うこともないのよ」と
教えくれない。
「あ、じゃ、お礼はしませんけど、お手紙くらいは書かせて下さい」と
言って、ようやく住所をいただけた。

しかも、ことば通り、車で送って下さり、
本当に助かったばかりでなく、身に余る幸運がこの身にふりかかっていることは
確実に理解できた。

メルキュール・ヨーロッパ(ホテル)に着くと、
奥さんの方から
「週末は予定があってバーゼルの町をご案内できなくて残念だわ、
でも、もしよろしければ月曜、うちに遊びにいらして、
テラスがとっも気持ちいいのよ」と申し出があった。

「そちらのご予定もおありでしょうから、
週明けに電話するわね、ホテルに」と
ホテルの電話番号と部屋の番号を控えて、去っていった。

なんて幸せな出会いだろう、
本当に本当に、親切から言ってくれているのが、
雰囲気で分かる。

ご夫婦には3人の娘さんがいるという。
その娘さんは全員、それぞれ独立して(未婚だが)いて
一緒には住んでいないとか。
子どもが好きでたまらない様子で、
どうやら娘を気に入ってもらえたようだ。

子連れ旅行でなければありえない。この幸運は・・・。
だって、誰が40過ぎのおばさんにここまで優しくしてくれようか。

奥さんは食事中もこう言っていた。
「今のうちに子どもとはべたべたしておきなさいね。
あっという間に巣立ってしまうから。私なんか、子どもの肌の感触やら
笑顔やら、こどものことなら些細なことでも全部覚えているのよ」と。

ありがとよ、娘。
本当に、遠慮ない子どもらしいその態度が、ご夫婦の心を捕らえたようだった。
寿司を食べず、うどんを食べたところも
二人の心をぐっとわしづかみしたのかも・・・。

よーく分からないが、”この幸運”に感謝だけは忘れなかった。

娘は「パパみたいないい人(オジサンをさしていた)が
他にもいるんだね、パパ以上にいい人かも」などと、無邪気に喜んでいた。

夫が聞いたら、嬉しいだろうか悔しいだろうか、とふと考えた。








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8月16日、闇夜で?だったけど、ステキなホテル!

2007年08月31日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強
昨日は一瞬どうなることやら、と不安だったが。
ホテルの部屋は娘のお気に入りとなった。



朝食をとるために階段を下りてみて、
おー、昨晩お兄ちゃん、こんな階段を
右手に私の大きなスーツケース、
左てに娘の小さなスーツケースを持って、一気にでも
本当に頑張って運んでくれたんだ・・。

と改めて感謝した。
この階段を(写真上)ぐるりぐるりと両手で荷物を持って
運んでくれたなんて、超人ハルクのような人だったのね。
体力もすごい!

娘が「昨日のお兄さん、すごかったよね。こんな大変な階段を
2つのスーツケースを同時に運んじゃったんだもの」と言ってきた。
母が感謝の気持ちでいっぱいになっているのが
娘にも伝わったのかなあ。

チップも受け取ってくれなかったので、
お金のためにしたのではなく、本当に親切心からの行為だったのだ。

これで、娘は一生、ドイツ人をいい人のいる国、とインプットすることに
なるのだろう。

旅人をもてなすのは、
私をもてなしたのと同じことだ、
というようなことを(小さき者にしたことは私にしたことと同じ、とも)
イエス・キリストの言葉として聖書は伝えているが、
見返りのないことを親切心だけでできる青年がいることに
ドイツという国のすごさを思い知った。



ささやかでカワイイ、ホテルのエントランス。
左にはレストランのテラスがある。

しかし、こんなひっそりとあるホテル、
夜の闇の中では見つけられなかったのもムリからぬことだった。

明るい内にホテルはチェックインすべし!
マルタからフランクフルトへの航空便をもうひとつ早いものに
設定すべきだったと、大反省!

でも、もし、早い便で来ていたら、
あのハンサムで親切な黒人青年には会えなかった・・・・。

そうだ何もかも、これでいいのだ!
うん、うん、と昨夜無事に着けた幸運をかみしめる私。

そう偶然は何もない。

私と娘はハイデルベルグで人々の優しさ触れ、
優しさの大切さを知るために、ここまでやってきたのだろう。


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---聖霊教会を目指せ!

2007年08月31日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強


さて、昼食もしっかり食べたし・・・・。
どこかに出かけたいのだが、娘は全く出る気配がない。
理由は3つ考えられた、
①ホテルの部屋の内装が明るくてカワイイので居心地がいい
②足をしっかり治しておきたい(打撲は刺激をさけるのが一番)
③久々にコンピュータで遊びたい

ということだろう。

といっても10歳の子どもを一人にして出かけられない。

「じゃ、ママはコンピュータでブログでも書いているね」
と言って、ホテルの人にワイヤレスLANを使えるかどうかを
問い合わせてみた。

すると、「担当の人が来るまでしばらく待って」と言われ・・・、
1時間は待たされ・・・。

ようやく、担当の人がログインのためのパスワード等を持って
部屋に来てくれた。


マルタ島ではワイヤレスLANを試してみたが、常に接続不能で終わった。
でも、ドイツでなら、と淡い期待を抱いたのだ。
夫によれば、ワイヤレスでもインターネットができる可能性も5%くらいは
あるかもしれない、ということ。
そのわずかな可能性にかけてみたのだ。

よく言うじゃん、「可能性がある限り、闘う」て映画の中のヒーローがさ。
でも、もちろん私はヒーローではなかった。
駄目だった。残念!
使えなかったのだから、
インターネット使用料も取られないし、
節約にはなったぞ。よかった!
そう無理やり思い直し、気分を変えた。

仕方なく、娘がはまっている「ワード捜し」を始めた。
デスクから離れ、ベッドに横たわって・・・。
娘は随分前からベットに横たわり、
「ワード捜し」を始めて、うんうんうなったり、
「やった! ママ、また見つかった、すごい」などと一人で盛り上がっている。
スドクよりは簡単。でも、結構、手間どった。

時計を見ると既に4時だった。

さて、少しはやはり町を見に行きたい。
「ママ、出かけたいんだけど、どうする?」
と聞くと、
「ママ、一人で出かけていいよ、でも、その間コンピュータ、やっててもいい?」
という返事。なるほど、と思いながら
「いいわよ、もちろん」と答える。
インターネットができないのだから、変なサイトにアクセスするのでは云々と
心配する必要もない。安心して許可できる。
「じゃ、3時間だけお留守番できる?」
と聞くと、「できるよ」という。
ママだと分かる暗号を決め、ママ以外の人を絶対部屋に入れないことを約束させ、
私はホテルを後にした。

アメリカだったら子どもだけをホテルの部屋に残すのは犯罪である。

ヨーロッパではまだ、そんなことを聞かないので、その分安全なのだろう。
ドイツに住んでいた友人も「ドイツは安全だよ」と言っていたが・・・。
もちろん、絶対安全な場所など世界中どこを捜してもないだろう。

さて、ホテル前にあるトラムの停留所につく。(3分もかからない)
困ったことに販売機で切符を買おうともたもたしていたら、
トラムがきてしまい、仕方なく運転手さんから買うことにする。
「切符買いたいんだけど」といいながら、乗車した。
すると、
「切符は売れないから、切符なしで乗っていいよ」
などと言ってきたので、びっくりした。
狐につまままれたような気分だったが、そんなありがたいことはないので、
椅子に座って、無銭乗車を決め込んだ。

どうも、ここが一番賑やかそうだ!
大きな広場に出たので、
町の中心に違いないとふんで、トラムを降りた。

運転手さんが「本当は切符代を払うのが正しいからね、
僕だからいらない、て言って乗せてあげたんだよ」と
話しかけてきてくれた。それも、トラムの中から通りに降りた私に。
「ありがとう」と私は心からお礼した。

ドイツ人は四角張って融通が利かない人たち、とばかり思っていたので
このおおらかさに出会った時、本当にびっくりしたし、嬉しかった。
先入観でものごとを決めつけてはいけないことを改めて思い知った。

ただ、その後注意して見ていたら、
ほとんどの人が切符を持たずに乗車している、ということに
気がついたりもしたのだが。
乗車したら切符を黄色い刻印機に差し入れて
刻印をしなければいけないのに、刻印している人がほとんどいない、
という状況だった。

「聖霊教会」だけは見ておきたい!
そう思っていたら、教会に続いているハウプト通りという
メイン通りを偶然に見つけられた。ラッキー!
簡単だ、明らかにその通りが一番賑わっていて
歩行者しか歩けないような旧市街地のたたずまいだったのだから。

写真は聖霊教会。
シンプルな内装でマリア像やら何像やら銅像が置かれていなければ、
そこは大抵プロテスタントの教会だ。
プロテスタントは偶像礼拝をしてはならない、という
聖書のみことばに忠実だから・・・ね。
どうやら、聖霊教会はプロテスタントのようだった。

帰国後、資料で確認すると、当たり!(プロテスタント) であった。

さて、下の写真は斬新な教会のステンドグラス。
現代アートのようだ。

何世紀もの歴史を重ねてきたいかにも古めかしい教会に
斬新なアートを取り入れる。
そんな非凡で柔軟な感性に出会えたことに感動し、
ひたすらステンドグラスを仰ぎ見ていた。

そして、
”このステンドグラス、
あとどのくらいの年月をこの教会と共に過ごしていくのだろう”
とふと考えたりもした。



















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---あの有名な橋を渡る

2007年08月31日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強


ネッカー川にたどり着く。
おお、川沿いの町並みも美しい!(上)
川の水は・・・、おお、濁流ちゃんね。

川や山など一切ない、マルタ島にずっといたせいか、
緑あふれる川沿いの景色を目にして、懐かしさがこみ上げる。



アルテ・ブリュッケ(オールド・ブリッジ)には門がついていた。
その門には塔が2本左右についていて、昔読んだおとぎ話の世界。
橋自体は1788年に完成されたというから、
同じように古そうだ。おや、妙なものを見つけた。(写真上)
と橋の脇に目をやる。
有名なオブジェなのか、観光客がきてはその前で記念写真を撮っている。

実に、これを猿だと分かるまでに時間がかかった。
そう、帰国してガイドブックを見るまで・・・・。

石でできていて、いかにも頑丈そうな橋を渡る。
観光のメッカなのか、たった10分そこそこの間に
2つの日本人団体とすれ違った。

きっと、ツアーの人たちは気づかないと思うけれど、
この団体ツアーが一斉に不揃いではあるが
列を作って歩く様は異様に目立つ。
地味な色合いの洋服の人が20人以上束になって、
明るい色調の洋服を着た人の中を歩いていくのだ。

陽と陰、善と悪でいったら、役回りは確実に陰か悪だなあ、と
ふと日本人の無表情な団体を目にして、感じてしまった。
だから、海外に行ったら、日本では着るのにはばかれるような、
派手で明るい洋服を着てみるのはいかがだろうか!

どこの国でも団体ツアーするものだし、
ツアーが悪いはずもない。
(私は個人旅行のが好きだけれど)

ただ、ヨーロピアンな色あいに身を包んで
ジャパニーズ・ファッションも今やハイセンスであることを
示してほしい。
いかにも高そうな洋服で歩くのは危険度が増すので
素材のよしあしは関係なく、安物でいいから明るめの色を選ぼう。
地味が信条のファッションなら、せめて小物で明るい色を
さし色に身につけて、歩いてみようね。

と、どうでもいいようなことなのだけれども、思ってしまった。

さて、石橋も渡ったことだし、
娘も心配だから、ホテルに戻ろう。

帰りは、来た時と反対方向のトラムに乗ればいいんだし、と。
ビスマルク広場にUターン。
といってもメインのハウプト通りではなく、適当に小道を通って、ね。

地元民のためのカワイイお店が見られるので、
住んでいるような感覚で歩ける、
メイン通りからはずれた小道の散策は本当に楽しかった。

その道もメイン通りとほぼ平行に走っているので、迷うことはない。

ただ、ホテルと反対方向のトラムに乗ってしまったのは、
我ながらドジで笑えた。(来たときと同じトラムに乗っていた)

もちろん、引き返すには単純に反対方向のトラムに乗ればいいだけだ。
と自分で自分を慰めて、通りを渡って反対方向のトラムを待った。
このことは娘には内緒にしておこう、と決めた。

なのに、ホテルに帰ってすぐ、
「ごめんね、ママ、反対方向のトラムに乗っちゃって、
 20分はそれで遅くなっちゃった!」
と謝っていた。

たった、3時間弱の散策だったが、
町の美しさを知るには、充分だった。






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---ホテルのテラスで夕食

2007年08月31日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強


さて、お腹がすいた。
昨日は夜遅くなってしまったが、
今日は適正な時刻、7時に席につく。

昨晩もテラスで気持ちよく食事をしたが、
今晩も同じく、テラスに出ることにした。

ホテルの名前にレストランがついているだけあって
本当に美味しかったので、迷わずまたホテルのレストランにした。
まあ、娘の足が心配で動けないというのもあったが。

ドイツという国で美味しいイタリアンに出会うとは
嬉しい誤算だ。
オッソブッコとか、ビールにウインナー、
といったイメージだったが、
なかなかレストランもバラエティ豊かである。
今日は有名な「アルテ・ブリュッケ」(古い橋)前の
シュタイン路地に寿司バーを見つけたしね。



さて、お昼は英語のメニューがなかったが、
ディナーには英語のメニューがあった。
ドイツ語のメニューだと全くのお手上げだが、
英語なら想像できる。

この差は大きい。

さて、映水はカルパッチョ、にとびついた。
去年、パリで1回だけお洒落なカフェ・レストランに行ったのだが、
そこで肉好きな娘に私が勧めたのがカルパッチョだった。
だって、前菜だから安いのよね。
それが本当に美味しかったので、以来娘はメニューに
カルパッチョを見つけると
(トマトスパゲッテイがあっても)
カルパッチョを頼むようになった。


私は昨晩出されたサラダを気に入ってしまい
同じものを頼んだ。
そう、多少、ダイエットにも気を遣っているわけね。
ただ、チキンサラダなので、しっかり良質なタンパク質を摂取できる。
娘にもサラダとチキンは栄養的に必要なので、
2皿をシェアーすることにした。

といってもカルパッチョをあっという間に
3分の2まで食べてしまった娘に
「待った!」とストップをかけなければならなかったが。

え、メインデッシュがない、て。
娘との食事に限っては間違ってもメインまでは到達できない。
マルタ島のようにメインデッシュにたっぷり
付け合わせで野菜が付いていれば
メインディッシュだけでもいいのだけれど・・・。
野菜をとることを優先させ、サラダを頼むと
大抵それがどーんと大きいので、それだけでお腹がいっぱいになる。

美味しいドイツパンもついてくるしね。

そしてワインも忘れず、頼んで。
セプンアップも頼んで。

料金はしめて17ユーロくらいだった。
今、ユーロが高いので
円に換算するとそんなに安い感じではないが、
高いわけではない。

風や緑がそよぎ、ろうそくの明かりが揺れる。
なんて幸せ!
このホテルは正解だった、と心の底から満足した。
もちろん、娘も
「このカルパッチョ、今までで一番おいしい」などと
感動していた。



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---ハイデルベルグの夕暮れ

2007年08月31日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強
暮れゆく町の景色をパチリ。
ホテルの部屋から路面電車(トラム)の走る道路をのぞむ。

カーブしていくかんじがとっても好きだった。

娘はこの景色を見られただけで充分! と、
一日ホテルの部屋で過ごした。
打撲した足をいたわってのことであるが、
それほどに痛い、ということでもあり、心配だ。
私が外出した約3時間の間は、コンピュータに入れてあった
メキカンという漢字学習ソフトを楽しんだようだ。

メキカンを始めると
その集中力はすさまじく、
おお、楽しいことならがんばれるのねえ、
と呆れてしまうほどだ。
私の経験からして、勉強が楽しいわけはないが、
時代の流れというか、便利さには勝てないというか、
学習ソフト(CD-ROM)はゲーム感覚で楽しくできるので、
利用価値は大いにあると思う。

私も英語の学習ソフトはコンピュータに入れてある。
例えば、「英語は絶対勉強しないで」とか。
ネーミングがいいよね、
そのせいか、ほとんどやったことがない。

さて、ヨーロッパの鉄道旅行をお考えの方、
あるいはいつか行ってみたい、と願望をお持ちの方には
DBが出している「ヨーロッパ鉄道電子時刻表」
というCD-ROMをお勧めする。
http://www.tmo.co.jp/

今回それをPCにダウンロードしてきたが、本当に便利。

日にちと時間、発着駅、必要があれば経由駅を入れると
あらゆる情報が画面に表示される。
乗り換え回数、かかる時間、ドイツの列車だったら料金までも分かる。

まだまだ私は使い切れていないが、主要駅の構内も表示されたりと、
本当にスグレモノだ。

今回、DBのオフィスで列車の情報をプリントアウトして
もらったが、3ユーロもかかることを知っていたら、
頼まなかった。

ホテルに帰ってコンピュータを開ければ調べられるのだから。
でも、おかげでフライブルグという町に立ち寄る決心が着いた。

乗り降り自由なユーレイルパスを持っているんだもの
よさそうな町で途中下車をしてみたかったのだ。
もちろん、スーツケースを預ける場所が駅にあることも確認済み。

確認しても、本当にそうかなあ、と
ちょいと疑ってしまうのは、悪い癖? 生きる知恵?
とにかく、海外旅行では複数の人に聞いて確認を常にしていく。

ただ、DBのトラベルオフィスの人が
間違った情報を出すなんてありえない。

実は、自分の英語力に自信がないのであった。





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