日常にバカンスを!

お台場に住むakkiitaner(アッキーターナー)のまったりな日常とぼやきっぷり、っぷり。

8月13日、ゴールデン・ベイへ

2007年08月19日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強
ブジッバでの滞在を決めたとき、
もちろん娘のサマーキャンプの滞在先に近いことは第一だったが、
当てずっぽというか、地図もろくに持ってないので
ネットでホテル情報を探っていく内に
ココがいいかな、と何となく決めていった。

ガイドブックに掲載されるほど、メジャーな所ではないので、
きっと辺鄙で不便なところだろう!
とある意味覚悟していた。

ところが、何という幸運な誤算だろう。

マルタ島で最も美しい浜辺の一つと言われている
ゴールデンベイまでバスで20分。
とてもアクセスがいいことを後になって知った。

であるから、
娘が帰ってきたら、絶対2人でゴールデン・ベイに行こうと決めていた。
娘は足を打撲して痛そうにしているが、
泳ぐときは痛くないので、提案に乗っかってくれた。

夕暮れ時に砂が金色に輝くことがあることから
ついたというゴールデン・ベイは
夕暮れを待たなくても充分金色に輝いていた。

お昼過ぎについたので、既に浜辺は人でいっぱい。

デッキチェア2つとアンブレラを借りることにした。
6.5マルタリラなり。(約2600円)

チェアは穴が空いているし、アンブレラはコマーシャルが入っていて
あんまりおしゃれではないが、まあ、横たわれて日影になるのなら
よしとしよう、と諦めた。

さて、海もかなりの遠浅で安心度満点。
特に子連れにはありがたい。
朝、ブジッバで調達したボールで娘と海の中でのバレーを試みたが、
全然続かない。なんせ、風がふくので、まっすぐに飛んでくれないのだ。

で、諦めて、ボールの上にお腹を載せてどれくらい
バランスを取っていられるか、を競うことにした。
海上でのバランスボール状態だ。
これが腹筋に聞く感じでなかなかよかった。

浜辺はそんなに広くないが、赤みがかった岩肌に囲まれて
本当にきれい。
そこからコゾ島へのツアーや、コミノ島のルーラグーンへのツアーも出ていた。
ゴールデン・ベイとブルー・ラグーンを両方同じ日に楽しむのは
かなりスペシャルな一日となるかも。

でも、もういっちゃったもんね!
とゴールデン・ベイでゆっくりを決め込んだ。

娘もECマルタでブルーラグーンは行ったという。
「ブルー・ラグーンは平戸(長崎)の海よりきれいだった」と
娘が言ったので、
そうか、ニューヨーカーのおばあちゃんがブルー・ラグーンで
「こんなきれいな海日本にないでしょ」
と言ってきたとき、
つい大人げもなく、
「あるもん」みたいな張り合いをしてしまっとことを
密かに反省した。

ビーチで飲むビールは美味しく、
気持ちよくほほをなでる風と塩の香りに遠浅のきれいな海。
娘の楽しそうな顔。ああ、なんて幸せ・・・。

う、でも、何か足りないものがある、
夫だ。パパだ。

いつか、夫も一緒に来られる日がくることをマジに祈る私であった。
あるいは、私がお留守番で、パパが娘とマルタにいて、
ああ、妻がここにいたらなあ、と思ってくれるとしたら、
それもいいかも。

最悪なのは夫が妻のいない間に、ここぞ、とばかり
普段やれないことをしていることだろう。
例えば、美味しい焼き肉レストランに行く、とか。

そう、私の夫は妻と娘が旅行に出かけると、
必ず、特別お高級な焼き肉レストランに行くのであった。

待ってましたとばかり・・・・、いや、あまりの寂しさに
打ち勝つために。




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-------友達になるって!

2007年08月19日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強
娘は日本から持ってきた「スパイ・ガール」という本を
また読み始める。
デッキ・チェアに横たわり、
アンプレラが作る影の中で。

私はこっくりこっくりと眠っては起き、
顔の向きを変え、また寝入っていた。

すると突然の思わぬ訪問者が。
カワイイ声で娘に何やら言っていたようだった。

私は睡魔と闘っていて、ほとんど頭は働かない。
でも、娘の声ははっきりと聞こえた。
「ママ、この子と遊んできていい?
友達になろう、ていってきたから」と。

もちろん、「いいわよ」と答えて、また目を閉じた。
時々娘が帰ってきて、
「ママ、うちらのホテルなんて名前」とか
「このボールであそんでくるね、いい?」とかいっては
また、新しくできた友達のところへと戻っていく。

その都度情報もちゃんとくれるのは嬉しいが、答えるのは辛い。
つまり常に起こされたことになる。

最終的にそのカワイイ新しい娘の友達は
私のところにも来て、
そのお母様も来て、ついに住所を交換し合った。

マルタ島に住む人で、弁護士をしているというお母さんは
来年は「うちに泊まって英語学校に行けば」とか気楽に誘って下さる。
一人娘を持つ親はやはり一人娘を持つ親の気持ちがわかる。
お互いに遊ばせてくれたお礼をいいあった。

兄弟でもいれば、と思うのは子どもは子どもと遊びたがる、という事実を
いたいほど知っているからだ。

小さい新しいお友達は7歳で娘より3歳年下。
カワイイ声で、
「来年はうちに泊まれるよ」などと娘に言っている。
娘は英語を学んできたはずだが、反応しない。
「こたえてあげて、英語で」と言うと、
「イエス」とだけ話す。
なんだかこの夏の成果が不安になってきた。

もちろん、即成果を期待するのはせっかちすぎるのもわかっているが。
そんな私の気持ちを察してか、
新しいお友達のお母様が
「娘さんはとてもいい子ね。
うちの子がおしゃべりだからきっと話しているうちに
英語をもっとしゃべれるようになるわよ」と慰めてくれた。

マルタではマルタ語の他に英語もしっかり習うのだそうだ。
「娘も最低でも週3回は英語の授業があるのよ」というと
「それじゃ、足りないわね」とあっさりと言われた。

私は2人の子どもの写真を撮った。
娘が今日買ったばかりのボールを新しいお友達にあげると、
そのお友達も気に入って遊んでいたはずの
砂場セットをくれた。

さあて、夕方4時になって私たちは帰ることに。
新しい友人たちはまだ残っているという。

私たちが借りてあったデッキチェア2つとアンブレラを
そのまま彼女たちに使ってもらうことにした。

友情の証として・・・。
でへ、なーんて。

弁護士をしているというお母さんはデッキチェアの上に
エルメスの大きな鞄をドンとおいて、
デッキ代を払いたい、と申し出てきたが、
丁寧にお断りした。

単純にゆっくりと娘との時間を過ごしてもらいたくて
申し出ただけなのだから。
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8月12日、セント・ジュリアンへ

2007年08月19日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強
ほぼ、食い気に任せて今日は娘とセント・ジュリアンに行くことに。
というのはそこには日本食を食べられるレストランが最低でも2つあると
思いこんでいたからだ。

さて、でも泳ぐのも大切。
私は人前で着替えるのがはばかれるので、水着を下に着て出かけ、
娘は水着を持って出た。

さて、セント・ジュリアンのスピノーラ湾には
ハリウッドスターも訪れるらしい眺めのいいレストランがある。
そして泳げる場所もちゃんとある。

というか偶然見つけた。
(実はもっとスリーマよりの海で泳ぐつもりでいたが)
きれいな湾は穏やかに輝いて、
ついつい泳いでみたくなった。
そこは地元の人も楽しむ場らしく、
本の小さな砂浜しかないささやかな場所は
子どもが2,3人水の中で楽しんでいる。

人でごったがえす芋あらいのような状況にならないのが、
マルタのいいところだ。
(ところがあとで、セント・ジョージ湾沿いの浜辺は
若者でごった返しているのを知ったが)

娘も「ここなら鮫がこないよね」と妙なことを言って
泳ぐのを楽しんでいる。
海底に自分の影がうつる。
本当にきれいな水の中で、
手をあげると、海底のもう一人の自分も手をあげる。

気持ちよく浮くことができた。

ブルーラグーンで出会った、キャップをかぶって
泳ぐニューヨーカーのおばあちゃんの真似をして、
いや、参考にして、
いつのまにか、サングラスをして泳ぐ変な人になっていた。

だって、目の下のしわ、これ以上増やしたくないもん。


ところで、こういった地元民の集う場所は
ささやかすぎてシャワーすらない。
でも、なぜか泳いだあとすぐにシャワーを浴びなくても
気にならないのは水がきれいだから?
私が繊細じゃないってこと?

どっち?
どっち?

写真はスピノーラ湾の道路側に浮いていた船と
主人様に付きそう犬。

泳いだのはずっと奥の防波堤の先。
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-------マルタで日本食

2007年08月19日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強
娘のために「かあさんは夜なべーをして、
ラーメンを捜して回ったぁ」
なんて歌もなければ、そんなことも実際なく、
ヒルトンホテルを目指していたとき、偶然それを発見した。

階段になっている細い抜け道のはしっこに
ひたひたと風に揺れる
「sushi」「noodle」と書かれた旗を。
おおー日本食屋さんかあ、と感動したが、
いわゆる今風のバーの風情でカフェにもなっている。

なーんだ、と思ったが
娘がラーメン好きなので一度連れて行ってあげよう!
と母は娘が帰ってきたら、まず、ラーメンを食べに
連れて行ってあげようと思っていたのだ。

で、実現させた。

もちろん、期待に胸ふくまらせて娘は
chikin ramenと書かれてあった料理を頼む。
ふつう、メニューにそう書かれてあれば、
「チキン・ラーメン」が出てくるはずだ。

ふつう、はね。
ところがここはマルタ。地中海の真ん中。
飛行機で乗り換えて約15時間の地。
ああ、聖ヨハネ騎士団(貴族たち)が闊歩したところ。

やはり、文化は西から東へと伝播するものなのか。
東から西、となると何かが複雑に絡み合うものなのか。

実に前置きが長いが。
そう、ご想像の通り。期待はずれなものが出されたのだ。

しかし、あなたの想像もせいぜいここまででしょ。
まさか、そのラーメンにそばの麺が使われていることなど、
まさっか、想像できまい。

でも、ここまでならへえーですむよね。
その汁の中に、生のセロリとチャンサイまでが入っていると、
それは、もう気が遠くなり、めまいのする感じだろう。

幸いなことにめまいをするような繊細な娘ではなく、
お寿司のために出された醤油をスープに入れ始めた。
「何やってんの?」と私が怒ると、
「だって、臭いがイヤなんだもん」という。

どれどれ、と試食すると。
「オー・マイ・ゴット」

私が頼んだお寿司と交換してあげた。
むろん、私もそば麺でベトナムのフォーのつゆのような臭いで
でも実は醤油味なラーメンはきつい。

ひたすら具のチキンを食べまくった。
そのチキンの味はすこぶる美味しかった。
でも、ベトナム料理のような味。

さて、ウエイターのお兄さんが、自信がありげに
「どう、料理は」と聞いてきたので、
「あのね、これ、日本のラーメンと全然ちがうよ。
私たち日本からきたからいうのだけどね。
でも、チキンは美味しいね」
と答えておいた。
だから、正直、お勧めできない。
パーチャビルにある「Hugo」というレストラン・バー(カフェ)で
日本のラーメンを期待するのはやめよう。

ただ、写真のお寿司は「hot tuna maki」だが、
これはまあまあいける。

ホットなわけで、辛いが。
娘は鷹の爪を全部とって食べていた。
お代わりするほどの気に入りようだった。

さて、パーチャビルは若者の集う町。
店のすぐ前に巨大なディスコがあるので
夜中にぎわうのだろう。

若者な(自称でも、気分だけでも)あなたなら、
マルタで(安全に)ディスコに興じた後、
よいざましに辛いマグロ巻きといくのもいいかもしれない!

深夜バスが(期間限定のようだが)
ブジッバまで走っている。
もちろん私はディスコは体験しなかったが、

娘はECマルタで体験したようだ。

といっても宿泊したホテルのプールサイドで
夜みんなで踊ったという。

マルタではディスコはすこぶる健全な様子で
(ただ、中国人と間違われイヤな思いをした留学生がいるようだが)
ブジッバでも外から中が見える踊れるバーがあった。

そうそうブジッバには、社交ダンスもできる
野外ボールルームのようなバーもあって、
それを見学しているだけの人たちもいた。

驚いたのはカラオケもけっこうあったことだ。
音痴な声が通りに響いていて、ほんとうに開けっぴろげ。

とにっかく大人も子どもも夜遅くまで楽しんでいる。
大人といっても若いのからお年寄りまでのオールエイジという感じだ。

緩むにはもってこいの場所である。
何が嬉しいかといえば、安全性は高い、ということ。
もちろん、海外では注意を怠ってはいけないが・・・。

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-------セント・ジュリアンで調達物質は?

2007年08月19日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強
海外に行ってわざわざ重い本を買ってしまうやつ。
しかも、英語なので読む可能性ないのに・・・。

そういうアホなやつは時々いる。
それは、私。

しかし、そんなアホぶりが遺伝するなんて、信じられない。
娘がセント・ジュリアンというかセント・ジョージベイ近くの
ショッピングセンターで本屋を見つけ、
「ママ~、ハリー・ポッターの最新版ありますか、て英語でどう聞くの」と
聞いてきたときには、はあーと呆然となった。
まさか、買いたいわけじゃあるまいなあ、と思ったら。

しっかりそういう時は英語も通じて、手にハリー・ポッターの
分厚い本を既に袋から出して、ニマニマしながら戻ってきた。
相当嬉しそうだが、
一応、私が水をさす。
「英語の本買っても意味ないじゃん」
でも娘は
「日本語に訳す人が訳すのが遅くて、日本での発売は来年になっちゃうんだもん」という。
でも、翻訳本を待った方が自分で訳して読むより、早く読めるはずだが、
そういうことはうまく考えられないらしい。

でも、母が(私が)
「ああ、私のPCに翻訳機能があるからそれ使ってみたら」とアドバイス。

早速その晩、娘が翻訳機能を使って訳している。
それによると、最初の文がこういうことになる。

「2人の男性は、(彼、それ)らが、我慢した一秒間のわずかな、月明かりのlaneで非常にまだ、お互いの胸に向けられた魔法の杖が、それから、お互いをrecoginisingするという状態で、数ヤード離れていて、どこからともなく現れました」とへんてこりんな文が画面に表示された。

いやあ、翻訳家はだてに翻訳家として生計を立てているのではないのである。

PCの翻訳ソフトの頭脳をはるかに超えた人間による名文の
「ハリー・ポッターの第7巻」を私は期待して待っていたい。
本来娘こそそうするべきであるが・・・。

娘いわく、
「誰が最後に死んじゃうのか、早く知りたい」のだそうだ。
だったら、最後の方だけ訳せば、という母に
「最初から読まないとつまんないじゃん」という。

娘が本気で英語を訳しながら(翻訳ソフトで)読むつもりで
いることに、不思議なたくましさを感じてしまった。(ちなみに607ページある)

さて、写真はその本屋の前での娘の写真。
お洋服も帽子もすべてがマルタで買った物。
洋服の総額(帽子含む)2000円くらいで、本代が4000円くらい。

何かがおかしい、と思うのは私だけ?
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