コレが娘にバレエ(本格的なプロの)
を見せる以外の、
パリで果たしたかったもうひとつの目的。
何の変哲もない胴像。
でも、よーくみるとすっごく変!
頭の上の顔がありません。
さて、胸の前で手で持っています。
この人はサン・ドニというお方。
パリでの最初の司教だった人なのです。
サクレークールで斬首されて(殉教)、
その落ちた首を拾い、パリ郊外の
今のサン・ドニ市まで天使に導かれて
歩いたというのです。
サン・ドニ市で命つきたのですが、
途中、この銅像の立つ泉で顔を洗ったとされています。
泉があるなら、そこの清い水に触れてみたい、と
思ったのですが水は枯れていました。
銅像のある場所に、遊具がおいてあり、
子供たちが楽しそうに遊んでいました。
ちなみに娘もここでひと遊びして、
すっきりした様子です。
他にも西洋人の観光客が
銅像をしげしげと見ては、ガイドブックと
照らしあわせていましたよ。
住むならこのあたりだな、とはっきり思いました。
この銅像のある界隈が一番
優雅な通りかと思います。
聖なる香りは成熟した感性を呼ぶのか、
エリック・サティの邸宅が近くにあったり、
と憧れのモンマルトルが、
まさにこの界隈だと言えます。(私にとって)
●Square S. Buisson
私たちはAvenue Junotから広場に入った。
通り抜けるように反対側から階段を下りて
お屋敷街といわれる、
rue Saint-Vincentへと向かった。
ちなみにエリック・サティの邸宅は
rue Cortotにあります。