![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/db/ac511a944809180ab18937cf1725bc10.jpg)
ピガールでバスを下り、カフェ「ラ・フルミ」
の角を左に折れ、
坂道を進んでいくと
アベス通りに出ました。
広場が見えたら、そこがアベス駅。
アール・デコ調のメトロの入り口は
さっきのピガールよりこじんまりして見えました。
遠くからでも目立っていたのが
写真の赤い建物。
煉瓦色の教会を初めて見たぞ!
入り口のドアが開いていたので
娘と躊躇せぜ、すたすたと入る。
「やっぱり教会なんだ」と当たり前のことを確認した。
この教会はサンジャン教会というのだそうな。
世界で初めて鉄筋で作られた教会でーす。
入り口のファサードの飾りがアールデコしていて、
可愛かった。有名な陶板作家ビゴの作品とのこと。
1904年の完成、ということで、
この時代はアールデコが主流だったのでしょうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/7e/d492e3a4e7f24357b8ee62c56767fc58.jpg)
この写真のようにイエス様が目立つ教会に
出会うと、とっても嬉しい。
というのも大抵カソリックの教会は
マリア、マリア、マリア、マリアというかんじなのだ。
サクレー・クール寺院よりこちらの
サンジャン教会のが私好みだった。
さて、サンジャン教会には
2匹の魚が飾られた水盆?があった。
娘と「これって、あれだよね」
と目と目で合図しあう。
2匹の魚と5つのパンしかなかったのに
それを増やして5千人もの人々の口を満足させた、という
(マタイの福音書14章、マルコの福音書6章)
奇跡の話を思い出した。
私たちはこのイエス様の話を思い出して、
本当に心がほっかりとした。
魚が2匹で5千人が満たされたのだ!
現実には足りない、不足していると思うことでも
与えることで、むしろ増えていくのだ。
いい話である。