日常にバカンスを!

お台場に住むakkiitaner(アッキーターナー)のまったりな日常とぼやきっぷり、っぷり。

パリでマンマ・ミーア、フランスの底力

2011年03月26日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強
アバの「マンマ・ミーア」のリズムが
まだ心でビートを打っている。

何度見ても楽しいのがミュージカル「マンマ・ミーア」!
ニューヨークで感動し、
日本の四季の公演では感心し、
パリでは、脱帽!

パリ版だけは、微妙にセットが違っていた。
演出も細かいところでちょいちょい
オリジナルに手が加えられていた。
芸術性はパリ版が頭ひとつ高いかなあ。
別に専門家ではないので、
単なる印象でしかないが。

これでロンドン版を見て比べられたら、
どんなにいいでしょ。

ただ今日やっと気づいたんだけど、
劇団四季のはオケが入っていないよね。
あれ、入っていたのかなあ?


この程度の認識力しかない女に、
ミュージカルを語る権利はないか。

面白いのは、
娘とわたしとで、俳優への
評価が
全く違ったこと。
私がむすめソフィ役の女優さんを
カワイイと言えば
母親役のが絶対カワイイ、と
娘が言う。
ソフィのお友達については、
私がボブの女優さんが最高だったと言えば、
長い髪の女優さんの方が上手かった、
と娘が言う。

本当に喧嘩になってしまいそうだった。
娘は私の言ったことを
反射的に否定したいんかいな?
必死の体の否定の仕方に
娘からの敵意すら感じてしまう。

気のせいだろうけどね。
早く娘が何かこれだ、と打ち込めるものを
見つけるといいのに。

自分が何かに夢中になって、
一生懸命進んでいる時は己とは戦っても、
無意味に人とバトルなどしないはずだ。

時々勝つことだけをよし、とする人が
いるけど、
勝ち負けを気にする時点で、
本当には夢中になりきれてないんだろうね。
娘がちょいちょい
「ママよりは・・・・(テンテンテン)」
言ってくるのがどうも神経にさわるんである。

ってことは
私自身が今、
夢中になれることがなくて、
イライラ未消化に終わる毎日を送っている、
ということなんだよね。ヤバイ!
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地中海を目にして、娘の頭の中

2011年03月26日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強
エクスからマルセイユまでのバスの中でのこと。
「ああ、ドキドキする」
と殊勝な発言をする娘に、
よーやく、地中海の美しさに
気づいたか!
とニンマリしていたら、
なんのことはない、
日本時間
26日に分かるクラス替えの
ことだった。
旅行中
毎日、朝晩、
仲のいいお友達と
mixiやfacebookでやりとりしていて、
マメな娘に驚いていたが、
この旅行期間中、最大の関心ごとは、
クラス発表であるらしい。

地震以来、学校は閉鎖していたが、
ようやく26日に
呼びだしがあり、
通信簿、3年次の教科書等が配られるのだ。
「よっぽど成績表のがドキドキよ」
と精一杯の皮肉を投げかけてみたが、
心ここにあらず!
反応なし、と本当に、
ドゴマギ虫状態だ。

「今のクラスからはなれたくない、
みーんとまた一緒がいい」
と虚しい願望を繰り返す。

マルセイユで観光用のプチトレインに乗ると、
地中海ぞいの道を暫く走っていった。

美しい沿岸線と海の青さに
感動している私のよこで、
全く景色になど意に介していない娘。
「綺麗ねえ」というと、
「沖縄だってきれいだもん」
と唐突な内容を返してきた。
うんもー、と気分を害す私であったが、
なるほどーと多少娘の心の内が見えたような気がした。

娘の学校は、三年生の春に
沖縄に修学旅行に行く。
つまり、どんなお友達がクラスメイトになるかで、
修学旅行が楽しくなるかならないかが決まるのだ。

中学一年生の時は妙に気が強く、
いじめが得意な女の子とバトルの日々だったのが、
二年生になったらみーんないい子で、
本当に平和で楽しい日々に様変わりした。

また、気が強くていじめキャラの女の子が
クラスに1人でもいたら、修学旅行も台無しだろう。
地中海を目にしても気がかりを抱えて
イマイチの反応を取る娘に同情した。
私にはそういう嫌な経験がないからだ。

一般的には
私立に入れたがるのも、
公立ほど学校が荒れていないからだろう。
しかし、私立ならではの問題もある。
大学の付属校なので、
学年に苦手なお友達がいたら、
ずーっとその子がついてまわる。
その子の親御さんが学校に顔がきいて、
そのままそのお子さんが威張っていたりする。

私の通った公立の中学校でも、
市1番のお金持ちの家の子がいたが、
それが子供の世界に影響することはなかった。
時代なのか、東京ならではなのか、
娘が経験したことは、
子供には酷だったに違いない。

私は
「苦手な子とも、
誰とでも仲良くなれないとね」
と、強い語調であえて言って、
再びマルセイユの海に視線を戻した。

どうやらフランス時間の早朝に
友だちがクラス替えの情報を送ってくれることに
なっているようだ。インターネットを使ってね。

「明日早いから寝る」と
さっさと荷造りをして
9時前にはベッドに入ってしまった。

やればできるじゃん、と
早起きのために自ら寝てしまった娘に多少感動した。
明日はパリへの移動日で朝5時半にはチェックアウト、
娘が早起きしてくれるかどうかだけが心配だったが、
本当に妙なタイミングで不安が解消されてしまった。

そうだったっけな、
中学の頃って、
友だちが自分の世界であり、
自分の世界が、友だちとの関係で決まってしまうほど、
妙に繊細でそのくせ、自己チュー。
そんな時期だったような気がする。


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