日常にバカンスを!

お台場に住むakkiitaner(アッキーターナー)のまったりな日常とぼやきっぷり、っぷり。

バトルが耐えないが、ご機嫌ショッピング!エクサン プロヴァンスにて。

2011年03月25日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強
よーく、娘が「ムカつく」と言ってのける。
そんなにムカついてばかりいるのも
短気だからかしらん、と思うにつけ
いつかかッとなって殺されたらどうしよう、
と不安になることもあるくらいだ。

娘が優しいと、
「あれ、調子くるう~」とズルっときてしまうほど。
この旅行では幸いなことに、
調子が狂うこともなく、
ワガママーでだらしないいつもの娘が全開だ。

これは母親から見ての見解であるから、
相当感情的なものゆえ、
実は根は優しい子だとは思う。
が、14歳というのは、
魔物が心に住んでいるらしい

わたしが風邪気味で、仮眠を取ろうとすると、
「せっかくの旅行だから、
外に出たい」
と朝からツアーに出て帰って来たばかりなのに、
いってくる。
「あなたこそツアー中、頭が痛いって
言っていたから、
休んだ方がいいんじゃない。」と言えば、
「もう治った」とコロコロ
体調まで変わるのだ。

まあ、わたしも反抗期の娘には負けていない。
かなりビッチに応酬する。
「勉強もしないは、優しくないわじゃ、
人間のクズね」なんて言えちゃう。
言い訳じみているが、
罵倒出来る相手は娘だけだ。
つまり、一般的には
温厚な部類に属していると見られてきた。
が、今やビッチ!
母親としては、たとえ旅行とはいえ、
どっかで勉強もさせねばならず、
「勉強したら、出かけてあげる」
などと駆け引きすらしてしまう。

母娘旅行の黄金期は娘が10歳のとき、
あとはぎりぎり小学生のうちまでが、
親としてやり易い。
中学3年になる前の春休みに
娘と2人の旅行なんて、
"どうかしてるぜ"て感じ。
ああ、パパがいてくれたら、
と思ってしまう。

今日、3月24日はエクス(エクサン プロヴァンス)
の町探索に費やした。
もちろん喧嘩しながら。
グラネ美術館でジャコメッティの絵画に
新鮮な感動を持てたことが唯一の救いだ。


娘には100ユーロお小遣いとして渡してあるが、
初日と今日の町めぐりで
残るは10ユーロとなってしまったようだ。
Pinkieという妙に安い
娘好みの洋服のお店を見つけ、そこが
セールをしていたのと、
お土産の数が尋常ではないからなんだけど。

綺麗なダイヤモンドブルーの地中海を
見ることより、"そっちかい"
とがっかりするほどショッピングが好きだ。

不安になって、
「昨日のツアー楽しかった…、
どこがよかった。」と聞くと、
「どこもよかった」と素っ気ない。

フランスで最も美しい村のひとつ、
ゴルドに行きながら、
この薄い反応。

反抗期の娘には期待するなかれ、だ。
あすも教会で祈らずしてはやっていけないかも。
魔物よ、あの優しくて明朗なむすめを返して、と。
コメント
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