日常にバカンスを!

お台場に住むakkiitaner(アッキーターナー)のまったりな日常とぼやきっぷり、っぷり。

私立の大学付属高校の平常点。

2012年12月20日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強
学校の成績に平常点というのがあるのをご存知だろうか?


私は愛知県の県立高校卒だが、
通信簿はあくまでも単純かつ明確にテストの点が全てであった。
まじめであろうと、おっちょこちょいであろうと、授業中静かであろうとうるさかろうとテストの点イコール成績表だった。備考欄に「授業中落ち着きがありません」て書かれる時はあってもね。

つまり、私の学生人生の中で平常点というのは無かったのに等しい。

が、娘の通う青山学院では平常点というのがあり、娘はそれがからっきし悪く、つまり授業中うるさいのを直さずテストの点自体がもっと下がってしまうと進級は出来ても大学への内部進学は危うくなるかも、なのだそうだ。警告というやつで、親切な先生に心から感謝する。

青学では、テストの点が学年トップだとしても、先生が平常点を悪く付ければ7か8になってしまうということだ。
これは残念だけど、授業中騒いでてトップを取れる実力があるなら受験してもっとランクが上な慶応とか早稲田とか受けるという選択も可能だろう。

ところが、娘はテストの点がイマイチで、授業中うるさいと、赤点ギリギリ手前の成績になってしまい、これは本当に命取りなのである。しかも、受験してランクが上の他大学に受かる可能性はゼロとまではいかなくても、限りなく可能性は低い。

さて、そこでそんなテストの点がイマイチな我が娘は呼び出しをくらってしまったのであるが、実に授業中のおしゃべりがひどく、かなり点を引かれているとのことだった。赤点は家庭科のひとつだけ、なんだけどね。






授業を妨害する娘への先生からの逆襲!おー、なんと恐ろしい~。いや、愛のムチ?

ちなみに主人に、「麻布学園には平常点て、あった?」と聞いたら「あるわっきゃないだろ」とのことで、体格の悪い生徒がフリにならないように体育だけには平常点があったそうだ。まあ、うーんと昔のことで、今は分からないわけだけど?

平常点というのは先生の主観なので、なんだか聞いててモヤモヤとしてしまうのだが、もし、青山学院大学に上がりたいなら娘の口を塞がせるしかない。しかも、娘の声は妙に響くのだそうだ。家庭科の先生のみならず、担任の先生もそうおっしゃった!

赤点は家庭科一つだったものの・・・!(くどいか、ひとつひとつ、て!)その家庭科も授業中うるさいことへの見せしめ赤点、というところらしい。テストの点はその手前ではあるものの、赤点をつけるほどではなかったとのことだった。(ひとつを強調するのは赤点が3つからが進級不可だったはずだからだ?)

ここで疑問。
授業中、スマホをいじって校則違反をしている生徒は見つからない限り平常点は引かれない。このような不公平が生じることが予想される、のではないか?

ま、どっちみちうるさいのはダメだけどね。

青山学院における平常点とやらが、宿題を提出していないかどうか、ということくらいのものと思っていたので、本日面談で先生から「授業中のおしゃべり減点」を指摘されて寝耳に水、であった。先生にとってはおしゃべりでうるさい生徒は害でしかなく(確かに!)、授業中に居眠りしてくれてた方がマシでありがたいそうだ。

授業をおしゃべりで楽しくしてくれる明るい生徒、あるいはおしゃべりさせてしまうほど退屈な授業とは思ってくれないわけなのだ💦😅

私は娘を青山学院に初等部から入れたことを、時折後悔してきたが、これにはアッパーブロウのごとく吹っ飛ばされた感がある。(もちろん、良かったと思ったこともある。) 要領よく生きること、先生に好かれること、そりゃ大切だけど。これからの世の中はますます結果が全てという厳しい競争時代へと加速するだろうことを思うと、何だかふに落ちない。テストの点という結果オンリーで先生の主観など入る余地はなくしてもらいたいな。本当はね。もちろん、校則違反はダメだけど。

それに、だ。娘の友人が「授業中静かにしていれば、テストで失敗しても赤点まではつかないよ」と娘にアドバイスしていたのを聞いて、要するに我が娘は要領が悪いわけね?と気づかされてしまったのだ。

しかし、何のためのテストなのか?
塾に通って頑張っている娘が、おしゃべりのために、友達より評価点が悪いわけで。オー、ノー‼ まあ、家庭科用のクラスは塾にはないが、、、

これはきっといい教訓になる。
「郷に入っては郷に従え」
それがどんなに不条理に思えても、この現実に対応していく他はないのである。実力主義とはほど遠い青学の美しき、キリスト教主義教育に脱帽!

かくも優しい、平常点というおバカさんへの救済処置は、我が娘には逆に作用する。

実力がなくても救ってくれるなら、要領よく生きた方が利口というものだ。
もちろん、ベストなのは実力も付け、要領もよくなることなのだが。

今日は52年間の人生の中で、
三番目くらいにショックな日であった。私立の校風は入ってみて分かる。
偏差値では測れない。肝に命じたまえ~。

郷に入っては郷に従え!
おしゃべりにはご注意あれ~、我が娘よ。
でもなんだか、「思いっきり勉強して他大学に出ちゃえば」、て言いたい衝動にかられてしまう。

少なくとも私だったら奮起して、
出ることを考えるだろうな~?

全ては娘が決めることなので、どうなるにせよ、更なる成長を祈るしかないのであるが。




親の私の方が娘よりショックを受けていることは明白だ。先生に嫌われても、逞しく生きていけよ~、我が娘。いや、嫌われたわけではない、愛のムチ、愛のムチ。愛よね、きっとキリスト教主義教育なんだし😣

親っになるって、気苦労が絶えないということなのね。

コメント
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